ポケットWiFi

ソフトバンクポケットWiFiのメリットデメリットと口コミ評判

2019年5月1日

ソフトバンク(SoftBank)のスマホとポケットWiFiの組み合わせは意外とデメリットが多い?!今回はソフトバンクのポケットWiFiと非キャリアモバイルWiFiを比較!どちらがお得でおすすめかを徹底検証しました。ユーザーの口コミ評判も参考に!

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ソフトバンク(Softbank)ポケットWiFiの口コミ評判

SoftbankポケットWiFi
ユーザー口コミ
通信速度が下がりにくい点が嬉しい!【30代男性】
機器代金は4万円超ですが、機器代金分は月額料金から割り引かれるため実質負担ゼロとなり、初期費用を出す抵抗感は少ないです。
電源は省電力設定機能があるため、充電しなくても9時間程度持ち、外出前にフル充電しておけば別途充電器を持ち歩く必要はありません。
通信スピードは、駅などの通信が混雑する環境であっても通信速度が下がりにくい点が嬉しいです
スマホとポケットWi-Fiのセットにて20GBの通信量があるため、月間の通信量は十分に間に合い、不便はありません。
「無制限で使い放題」と聞いていたのに...【30代男性】
個人的には、コスパが悪いと感じています。
スマホとの共有プラン「WiFiルータープラン」は、スマホとのデータ量が共有になるので、まともに使うならデータ量を一段上のプランで契約しなおさないといけないので、全く割安になっていません。
かといってポケットWiFi単体の「データし放題プラン」は、名前に反してデータ量が制限されていて、他社で言うところの無制限のサービスではないので注意しなければいけません。
20GBの「WiFiルータープラン」は、データ量が足りませんでした。【30代男性】
「WiFiルータープラン」を利用しています。
最初は、料金を安く抑えるために、スマホは20GBプランを選びましたが、これだと容量が足りなかったので、大きいデータプランに変更しました。
自分の場合だと仕事でもパソコンをするせいか、20GBプランだとデータ量が少し足りなかったです。
通信スピードは光回線に比べたら少し遅いような気もしますが、余程大きなデータをダウンロードするとき以外は大して気にならないです。

[icon image="finger1-b"]無制限ポケットWiFi人気ランキングと月額料金比較

ソフトバンクポケットWiFiとは?無制限ではない!

携帯電話キャリアで有名なソフトバンクは、ポケットWiFiサービスも提供していることをご存知でしょうか。
ここでは、ソフトバンクが提供するポケットWiFiについて、詳細に解説していきます。

ソフトバンクポケットWiFiの特徴

  1. 通信量の上限は月7GB
  2. 直近3日間の通信料1GBで24時間の速度制限あり
  3. 契約期間の縛りは2年

ソフトバンクとワイモバイルの違いとは?

ワイモバイルは、ソフトバンクがポケットWiFi部門を強化すべく買収した旧イー・モバイルのことです。

前提として、ソフトバンクポケットWiFiとワイモバイルは全く別のサービスです。

両社とも使用するネットワークが同じなので、通信エリア・速度ともに同じです。しかし、料金プラン・契約期間・通信速度の制限に関しては異なるので注意が必要です。

下記の記事では、ソフトバンクポケットWiFiとワイモバイルの違いを比較し、詳しく解説しています。

→ソフトバンクポケットWiFiとワイモバイルの違いを比較

ソフトバンクポケットWiFiの料金プラン

携帯電話の会社というイメージが強いSoftbankですが、ポケットWiFiサービスも用意しています。
SoftbankのポケットWiFi料金プランは、「スマ放題WiFiルータープラン」「データし放題プラン」の二つがあります。

スマ放題WiFiルータープラン

スマ放題WiFiルータープランは、利用しているSoftbankのスマホと組み合わせた料金プランとなります。
ポケットWiFiのルーターを子回線として契約することで、ポケットWiFiサービスを手軽に利用することができるプランです。

このプランを選択すると、スマホとポケットWiFiのデータ量を分け合うことになります。
データ量を分け合うことで、月額1900円でWiFiルーターを使用することができます。

ここで注意なのですが、この「WiFiルータープラン」は、データ量が増えるわけではないということです。

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月のデータ利用料は、スマホの契約プランで決められているデータ量となります。
例えば、「データ定額20GB」でスマホを利用している場合、スマホとポケットWiFiの両方を、データ量20GBまでに抑えなければいけなくなります
外出先でインターネットを利用するためにポケットWiFiを契約する方にとっては、月に20GBという制限は、すこし苦しいです。

さらに、スマホの「データ定額20GB ギガモンスター」は、月額8,980円と非常に高く、これに1,900円がプラスされるので、月々のスマホ・ポケットWiFi料金が1万円を超えることになります。

料金プランスマートフォン(親回線)ポケットWiFi(子回線)
データ容量5GBデータ容量20GB601HW
501HW
303ZT
304HW
301HW
203Z
基本料
(2年契約時)
2,700円
通話定額基本料
(2年契約未加入時:
4,200円)

1,400円/月
スマ放題 WiFiルータープラン(高速)
(2年契約未加入時:2,900円)

1,400円/月
スマ放題 WiFiルータープラン
(2年契約未加入時:2,900円)
データ定額
サービス
5,000円/月
データ定額5GB
6,000円/月
データ低額20GB
--
データシェアプラス
月額使用料
--500円
インターネット
接続サービス
300円ウェブ使用料- 
月額利用料
(2年契約時)
8,000円/月9,000円/月1,900円/月1,900円/月

データし放題プラン

こちらのプランは、ポケットWiFiのみの契約時に選択できる料金プランです。
対応機種の違いによって、「4G/LTEデータし放題フラット」「4Gデータし放題フラット+」の2種類があります。

このプランは、名前に「し放題」とついているため、まるで月額通信量が無制限でポケットWiFiを利用できそうなイメージですが、そうではありません
月7GBの速度制限があるので、注意しましょう。

WiFiを利用して、7GBを超えてしまうと、請求月末まで通信速度が「128Kbps」と低速化してしまいます

「4G/LTEデータし放題フラット」「4Gデータし放題フラット+」ともに、料金体系は以下のようになっています。

基本使用料
(2年契約時)
4,196円/月
(2年契約未加入時:5,196円/月)
↓Pocket WiFi 特別キャンペーン適用時
3,696円/月
4Gデータ通信基本料500円/月
(特別キャンペーンが適用なら永年無料)

[icon image="arrow1-b"]auポケットWifiとソフトバンクワイ(y)モバイルは無制限?

ソフトバンクポケットWiFiで利用できる機種

SoftbankのポケットWiFiで利用できる機種として、「601WH」と「501WH」の2種類を特徴を解説します。

601HW

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601HW 
通信速度4G LTE:下り最大350Mbps/上り最大37.5Mbps
4G:下り最大612Mbps/上り最大13Mbps
使用時間連続待受時間:約850時間
連続通信時間:約8.5時間
サイズ・重さ幅109.9×高さ65.1×暑さ15.5mm/約135g

SoftbankのポケットWiFiで利用できる「601HW」は、下り最大速度(理論値)が612Mbpsまで出ます。
また、「省電力設定」にすることで、約8.5時間まで連続通信することが可能です。
電源を入れて約5秒で高速起動するため、イライラすることなく、すぐにWiFiの使用を始めることができます。

501HW

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501HW  
通信速度4G LTE:下り最大187.5Mbps/上り最大37.5Mbps
4G:下り最大165Mbps/上り最大10Mbps
使用時間約10時間のWiFi連続通信
約9時間のフルセグ視聴
約11時間のワンセグ視聴
サイズ・重さ幅104×高さ60×暑さ18.2mm/約150g

「501WH」は、ワンセグ・フルセグ対応のテレビチューナー機能を搭載しており、スマホやタブレットでテレビ視聴を楽しむことができます。
複数の異なる周波数帯の電波を束ねることで、大量のデータ通信が可能となっています。
通常のWiFi使用であれば、約10時間の連続通信が可能なので、外出先でも問題なく使用できます。

SoftbankのポケットWiFiが安くない&お得とは言えない理由

ここまで、ソフトバンクのポケットWiFiについて、その料金プランや利用できる専用端末について説明してきました。
これまでの説明からもわかるかもしれませんが、ソフトバンクのポケットWiFiは決して「お得」と言える料金体系ではありません。

SoftbankポケットWiFiのデメリットについて、まとめていきます。

[deco_bg image="chalkboard" width=""]

[icon image="star"]SoftbankポケットWiFiのデメリット

[icon image="point1-1-b"]「WiFiルータープラン」では月のデータ量が増えない

[icon image="point1-2-b"]「データし放題プラン」は実質使い放題ではない

[icon image="point1-3-b"]回線はソフトバンク4G・LTEのみ

[icon image="point1-4-b"]端末料金がかかる[/deco_bg]

[icon image="point1-1-b"]「WiFiルータープラン」では月のデータ量が増えない

スマホと兼用でポケットWiFiを利用したい人向けの料金プラン「WiFiルータープラン」では、ポケットWiFiを使っても、月の使用可能データ量が増えるわけではありません

前述している通り、もしスマホで「20GB」のプランを利用しているのであれば、スマホとポケットWiFiの両方を合わせて、月20GBのデータ量に抑えなければいけなくなります

また、この料金プランでは、月1,900円でポケットWiFiを使えることになっていますが、スマホと兼用のため、プランによっては、月額10,000円を超えてしまう可能性もあります

[icon image="point1-2-b"]「データし放題プラン」は実質使い放題ではない

前述している通り、「データし放題プラン」「4G/LTEデータし放題フラット」と「4Gデータし放題フラット+」は、実際には「月に7GB」の制限がかかっています。

そのため、ポケットWiFiを使って動画などを視聴する方にとっては、すぐに7GBを超えてしまい、データ量が十分ではありません

[icon image="point1-3-b"]回線はソフトバンク4G・LTEのみ

SoftbankのポケットWiFiということもあり、端末が利用する回線は、ソフトバンクの4G・LTE回線のみとなっています。

モバイルWiFiルーターで主流となっている「WiMAX回線」を利用することができない点に注意です。

[icon image="point1-4-b"]端末料金がかかる

SoftbankポケットWiFiの端末料金は、「月月割り」を利用すると、実質0円にすることができます。
ただし、ここで注意したいのが、「専用2年契約加入」となっており、2年縛りが適用されていることです。

契約してから2年目の更新月を向かえる前に解約をしてしまうと、契約解除料「10,260円」がかかってしまいます。

ソフトバンクポケットWiFiと他社のポケットWiFiを比較!

SoftbankのポケットWiFiと、大手プロバイダのポケットWiFi「Broad WiMAX」と「カシモWiMAX」を比較していきます。

料金プランで比較

各ポケットWiFiの「無制限プラン」の料金プランを比較していきます。
SoftbankのポケットWiFiに関しては「4G/LTEデータし放題フラット」、Broad WiMAXとカシモWiMAXは「ギガ放題プラン(最初の2カ月または3カ月)」を比較対象とします。

月額料金
SoftbankのポケットWiFi3,696円
Broad WiMAX【3ヶ月目まで】
2,726円
カシモWiMAX【3ヶ月目まで
1,380円

大手プロバイダのポケットWiFiは、契約してから約3カ月間は、非常に安い価格で利用することができます。

キャンペーンで比較

各ポケットWiFiの「キャンペーン」について比較します。

月額料金 
SoftbankのポケットWiFi【Pocket WiFi特別キャンペーン】
基本使用料および4Gデータ通信基本料が割引
4,196円/月→3,696円/月
Broad WiMAX①【Web割キャンペーン】
「月額最安ギガ放題プラン」を
「クレジットカード払い」で申し込み&「指定オプションサービスに初回加入」で初回費用を「18,857円」割引
②【全端末無料キャンペーン】
新規申込者は端末が無料
③【違約金負担乗り換えキャンペーン】
カシモWiMAX①【端末代金無料
②【月額料金の値引き】
最安級プランの場合、35,176円相当の割引

端末の種類で比較

利用できる専用端末の種類を比較します。

利用できる端末の種類 
SoftbankのポケットWiFi・601HW
・501WH
・303ZT
Broad WiMAX・WX04
・W05
カシモWiMAX・W05
・W04
・Triprouter

2年間の実質料金で比較

2年間の実質料金はどのくらいになるのでしょうか。
各月額料金から、割引額を割り引いた額で、2年間の実質料金を比較します。

2年間の実質料金  
SoftbankのポケットWiFi約88,700円
Broad WiMAX約80,500円
カシモWiMAX約77,000円

まとめ

ここまで、SoftbankポケットWiFiと、その他大手プロバイダのポケットWiFiについて解説してきました。
料金や回線の面から見ても、ソフトバンクのポケットWiFiはあまりコスパが良くないことが分かります。

そのため、プロバイダの中でも良心的なサービスを提供する「Broad WiMAX」と、業界最安の「カシモWiMAX」のどちらかを利用することをおすすめします。

専用端末は、「W05」が最も機能バランスが良く、おすすめです。