iPadのケースは、本体を保護するだけでなく、見た目も重要です。
さまざまなメーカーから、iPadケースやカバーが発売されています。中にはおしゃれでかわいいケースもあります。
iPadのおしゃれなおすすめケースの中から、軽量(軽い)タイプ、キーボード付きタイプ、ブランドものなど人気のものを比較しました。
純正以外のサードパーティ製も含め、口コミが多い製品をランキング掲載しています。
iPadケースを使うメリット
iPadのケースを使う目的はさまざまです。
- 傷や衝撃から本体を守る
- スタンドなどの機能性がある
- 見た目が変わる
持ち運ぶ際の画面などの保護以外にも、多くのメリットがあります。
傷や衝撃から本体を守る
まずは純粋なケースとしての役割です。iPadは軽くで持ち運びやすい反面、落としたり踏んづけたりしてしまう可能性もあります。
多少の衝撃にはビクともしないのがApple製品のウリですが、それにしても限度はあります。特に液晶ディスプレイは強い衝撃を受けると、割れたりヒビが入ったりしてしまうでしょう。
画面の保護用にもケースの利用は有効です。
機能と見た目
本体や画面の保護以外にもケースには役立ちます。
iPadのケースが持つ機能には以下のようなものがあります。
- スタンドとして使える(動画を見るときなど)
- オートスリープ機能(カバーを閉じると自動でロック)
- キーボード内蔵型など
また、見た目もケース選びの大きなウェイトを占めるポイントです。おしゃれなケースを使うと、持ち歩くのが楽しくなりそうです。
iPadの種類とサイズについて
iPadには「Pro」や「Air」など、多数のモデルと種類があります。
モデルによってサイズが異なるので、ケースを選ぶ際には自分が使っている機種のモデルとサイズを知っておく必要があります。
現在発売中のiPadの種類とサイズ
iPadは現在、4種類と5つのサイズで販売されています。
2024年5月現在、時点で販売されているiPadの機種とサイズは次のとおりです。
- iPad(第10世代)
- iPad Pro (第4世代)11インチと12.9インチ
- iPad Air(第5世代)
- iPad mini(第6世代)
AirやProがついていないモデルは「無印iPad」などと呼ばれることもあります。
ちなみに今年2024年秋に、iPadの新製品(Proやminiなどの新世代モデル)が発表される予定です。
サイズ一覧表
下の表は、現在の最新モデルのiPadの種類と世代、画面サイズなどをまとめたものです。
種類 | 世代(最新モデル) | 画面サイズ(インチ数) | 発売年 |
---|---|---|---|
iPad(無印) | 第10世代 | 10.9インチ | 2022年 |
iPad Air | 第5世代 | 10.9インチ | 2022年 |
iPad Pro | 第4世代 | 11インチ | 2022年 |
iPad Pro | 第6世代 | 12.9インチ | 2022年 |
iPad mini | 第6世代 | 8.3インチ | 2021年 |
選ぶときの注意点:サイズが同じでも使えないケースがある
iPadのケースを選ぶときは、画面のインチ数以外に「世代」にも注目する必要があります。
なぜなら、画面サイズが同じでも、世代によって厚みが違う機種があるからです。
厚みが違うと、画面サイズが同じでもケースが合わず使えません。
例えば、「iPad Air 3」と「iPad Air 4」はどちらも10.5インチですが、「Air 4」の方が厚みが0.5mm薄くなっています。
そのため、Air 3用のケースをAir 4に装着しようとしてもうまく収まりません。また、カメラ穴やボタンの位置などが合わない可能性があります。
モデルと型番の調べ方
iPadの世代は、モデル番号(型番)から判別可能です。モデル番号は、2つの方法で確認できます。まずは「情報」から調べる方法です。
設定アプリを開き、「一般」→「情報」とタップすると、「機種名」の欄に第◯世代と記載してあります。
モデル番号「MK○○○○」(赤丸で囲まれた部分)をタップすると、4桁の型式(A○○○○)を確認できます。どちらからでも判別可能です。
もう一つが、iPadの本体裏面から確認する方法です。
iPad を裏返して背面のAppleのリンゴマークの下あたりに、小さな文字で「Model A◯◯◯◯」という形式で記載されています。◯の部分に数字が入っています。
iPadケースの選び方
iPadケースは、Appleオリジナル(いわゆる純正品)以外にも、多くのメーカーから販売されています。
専門店やネットショップを見ると、実に多くの種類を見つけることができるでしょう。
iPadケースを選ぶとき、ポイントをまとめると次のようになります。
- サイズと世代
- 用途・機能
- 見た目(素材や柄)
- 価格
サイズと世代が合えば、あとの選択は自由です。好みにあったケースを見つけましょう。
素材
ケースの素材は見た目や手触り・機能性・耐衝撃性を重視するのであれば必須項目でしょう。
今では多くのケース素材があり、ここで紹介するもの以外に、ジーンズ素材や本革素材なんてものもあります。
軽さを重視するならポリウレタン
ポリウレタン製のケースは iPad ケースのなかでも一番軽量で、値段も手ごろなので手に入れやすいです。
またカラーも豊富なので、気分によって着せ替えるという使い方も出来ます。
耐久性や見た目重視ならレザー
レザーはシンプルなデザインで、使う場所を選びません。特にビジネスシーンにオススメです。
また耐久性も高く水や汚れに強いのも特徴です。値段は少々高くなります。
衝撃から iPad を守ってくれるポリカーボネート
ポリカーボネートのケースは、耐衝撃性が高く、透明のものが多いです。
一般的なガラスの250倍の強度があり、衝撃から iPad を守ってくれます。実は、自動車や航空機のパーツに使用されている素材でもあります。
装着方法
スライド式
スライド式の iPad ケースは、着脱のしやすさが特徴です。 iPad をケースにスライドさせて入れれば装着完了!
用途によって使い分けることが可能です。
はめ込み式
はめ込み式のケースなら、 iPad 本体をきっちりはめ込むので、滅多なことではカバーが外れません。また、画面の外側ギリギリまで露出するので、操作もしやすいのが特徴です。
オートスリープ機能
iPadには「オートスリープ」という機能が搭載されています。オートスリープ機能は、ケースのカバー開閉に連動してディスプレイをロックしたりロック解除したりする機能です。
仕組みはマグネットによるセンサーですが、いちいち電源ボタンを押さなく済むのでとても便利です。
iPadのオートスリープ機能は搭載されているケースとそうでないケースがあります。購入前に確認しましょう。
対応機種
これは意外と忘れがちなのですが、楽天やAmazonでポチる前に必ず『 iPad Air対応』なのかをしっかり確認しておきましょう。
iPad Airは機体の厚さや、マイクなどの部品の位置が異なるため対応機種を間違えると使用できない場合があります。
両方の機種に対応したものもあるので、製品概要欄からしっかり確認して購入してください。
ケースの重さ
iPad Airの最大の特徴はその軽さです。
ケースをつけることでこの軽さを活かすことができなくなってしまっては、元も子もありません。
ケースに機能性を求めるのもいいですが、持ち歩くときのことを考えて最軽量のものを選ぶといいでしょう。
ケースのせいで重くなると必ず iPad Airを使わなくなるか、ケースを買い換えます。
Apple純正のケースについて
iPad専用カバーは、Appleから多くの種類が販売されています。
いわゆる「Apple純正」のケースで、主な製品は「Smart Cover」と「Smart Folio」です。
他にも「iPad レザーケース」やキーボードとトラックパッド付きで、iPadをノートパソコンのように使える「Magic Keyboard」などもあります。
「Smart Folio」と「Smart Cover」の2種類
Apple純正ケースは現在「Smart Cover(スマートカバー)」と「Smart Folio(スマートフォリオ)」の2種類が発売されています。両者の違いは「保護範囲」にあります。
「Smart Cover」・・画面を簡易的に保護するカバーで、着脱が簡単で軽量なのが特徴です。
「Smart Folio」・・画面(全面)だけでなく背面全体を覆うカバーで、より保護力が強いのが特徴です。
スタンド機能とオートスリープ機能は、どちらのケースにも搭載されています。
純正ケースのメリット:フィット感と信頼性
Apple純正のiPadケースのメリットは、単にスタイリッシュなだけでなく、フィット感と信頼性です。
純正ケースは、iPad本体の形状に合わせて精密に設計されています。そのため本体とケースがぴったりとフィットして隙間がなく、ホコリや汚れからiPadを保護できます。
また、純正ケースはポリエチレンやポリウレタンなどの耐久性の高い素材を使用しています。長期間使用しても型崩れや破損が少ないのもメリットです。
純正ケースのデメリット:値段と種類の少なさ
iPadの純正ケースは、高品質で安心できる一方で、いくつかのデメリットも存在します。
まずが価格の高さです。Apple純正品は、サードパーティ製のケースと比べて価格が高い傾向があります。
特に、Magic Keyboardのような機能性が高いケースは、5万円近いものもあります。
また、サードパーティ製のケースと比べて種類が少ないことも純正ケースのデメリットです。
おしゃれで個性の強いケースを探している人には、サードパーティ製品のほうが選択肢の幅は広いでしょう。