スマホやタブレットの操作するためのタッチペンが自作できることをご存知ですか?
しかも作り方は簡単で、材料はアルミホイルと鉛筆、それとテープだけ。それだけで自作タッチペンが作れちゃうんです。
自作なので長さや太さ、ペン先の硬さなども自由自在です。ぜひこれを見て自分だけのタッチペンを作ってください!
目次
アルミホイルを使ったタッチペンの作り方をご紹介!
iPhoneやiPadなどで使用するガジェット用のタッチペンは、純正品はとても高価です。
簡単な方法で、安くつくれて、そのうえ好きなようにアレンジできる自分だけのタッチペンの作成方法を解説します。
材料は100均でも買えるアルミホイルだけ。スマホは、アルミを棒状に丸めた物でも操作をすることができるのです。
タッチペンの仕組みと、アルミホイル、スポンジや綿棒などの材料を使った自作タッチペンの作り方なども解説します。
スマホ用タッチペンで画面が操作できる仕組み
アルミホイルでスマホなどの操作ができる理由は、「人体の微量な電流」にあります。
通常スマホやタブレットのスクリーンは「静電容量式」というタイプが採用されていて、これはiPhoneやiPadも同様です。
静電容量式のタッチスクリーンを操作するのに必要なのが、人間の身体に流れている微弱な電流なのです。アルミホイルを通じてスマホの画面に電流を伝え、それによって操作が可能になります。
タッチペンを自作するメリット
タッチペンを自作できるようになると、お金の節約になります。
また、タッチペンを忘れてきたときにも、即席で作れるようになるので、忘れたり紛失したときの代用品としても有効です。
また、自作だと長さや色を自分の好みに作ることができるので、愛着も湧くかもしれません。
タッチペンの自作は簡単!
「タッチペンを自作」なんて大変そう、と思うかもしれません。
しかし、タッチペンは思ったより簡単に自作できます。材料はアルミホイルと芯になる鉛筆や割り箸、それからテープだけです。
静電式のタッチスクリーンを操作するのに必要なのは「微量の電流」なので、アルミホイルさえあれば自作できてしまうのです。
アルミホイルを使ったタッチペンの自作
アルミホイルを使ったタッチペンを作るのに必要な材料!(作業時間5~10分)
- アルミホイル(用意した鉛筆ぐらいの長さの方がやりやすい)
- 粘着テープ(スコッチテープ等)
- 鉛筆(新品がおススメです)
- カッター
用意した鉛筆の長さと同じくらいのアルミホイル、粘着テープ、鉛筆が必要になります。鉛筆を削るための鋭いカッター等も用意してください。※先端を削って角度をつけるので、鉛筆でなくても木製の代用品があると良いでしょう。
1カッターを使って鉛筆の先端を平角に削る
- 削った斜面に少なくとも4ミリぐらいの面積があるように気を付けてください(鉛筆やシャーペンの頭についてる消しゴムの大きさぐらいが参考になります)※これ以上小さくなると、静電式のタッチスクリーンの多くは反応しなくなります。
- 先端の形は少し角度が無いとタッチしても反応しずらくなります。斜面がないと画面に向かって垂直に持って使うので、まっすぐな形より少し角度がある方が使いやすいです。カッターで削る時は充分に注意して、体とは反対方向へ刃を動かすように意識しましょう。
2アルミホイルで鉛筆を巻きます
- アルミホイルで巻く長さは2、3周ぐらいが丁度良いと思います。 鉛筆の両端が見えないようにきれいに包んでいきましょう。キャップなどがついてるものはフタをしたまま巻いてください。
- 平角(先端のこと)に削った面をシワなく巻く 凹凸があると快適に使う事が出来ません。他にも、表面が平らでない場合タッチペンとして機能しないこともありますので注意が必要です!
3鉛筆の真ん中をテープで止めます
アルミホイルで巻いた鉛筆の真ん中をテープで止めて固定します。きちんと止めておかないと使用しているときに剥がれてしまうことがあるので、セロハンテープなど面積のせまいテープで止める時には多めに巻くなどしてテープがとれてしまわないように気を付けてください。
4鉛筆の先端にテープを巻く
アルミホイルで巻いた鉛筆の先端部分もテープで止めます。アルミホイルによって画面に傷ができないように保護の役目をしてくれます。*テープを貼りすぎると画面の反応が悪くなることがあるので、貼りすぎないように注意です。
5実際に自作したタッチペンを使ってみる
スマホの画面をタッチしてみて、反応が悪かったり反応しない場合はアルミを伸ばして、斜面部分の面積がより平らになるように調整してみてください。*表面積が少なくとも太ペン程度のサイズであることも大切です!手順を守っていないと画面が認識してくれないこともあります。
スポンジを使用してスマホ用タッチペンの自作
スポンジを使ってタッチペンを自作することもできます。必要な材料は以下です。
- スポンジ
- プラスチック製のボールペン
スポンジは網が付いてるものや、たわしタイプの硬い材質のものは使えません。柔らかくて清潔なスポンジを用意してください。
また、ボールペンは筒と中身が分解できるタイプのものを用意してください。
1ペンの幅に合わせてスポンジを切り取っていく。
正確に測る必要はありません💡ペンをスポンジに押しあてて、印をつけて切り取ったり、大体の目測で切っても大丈夫でしょう。ただし、ボールペンの筒より小さくしないように気を付けつけてください。(スポンジが抜けやすくなります!)
2スポンジの側方(例:スコッチブライトなど)目が粗い箇所があれば切り取る。
スポンジの片方の面の目が粗くなっている部分があれば、その部分を切り取ってしまうか、もぎ取ってしまいましょう。研磨性の素材はどれも、画面に傷をつけてしまう原因になります。つくる時は、スポンジの部分だけを使いましょう!
3スポンジを洗って乾かす
スポンジには洗剤成分が加えられている製品もあるんです。ぬるま湯を少量はった食器などで、優しく揉み洗いをして、軽く絞って乾かしていきます。(キッチンペーパーなどで水分をとると早く乾きますよ♪)
4ボールペンの先を取り外し、中身を抜く
ボールペンの先を取り外して、中身のインク芯(バネ式であればバネも含む)を取り出します。このとき残る空の筒を使います。*手で簡単に外せるかと思いますが、難しい場合は先細のペンチを使って外してみましょう。
5ペンの筒の端からスポンジを押し込む
スポンジをつまみ、筒の中に押し込みます。(小さくつまみながら押し込んでいくイメージで行っていくと良いでしょう)注意として、スポンジは中に完全に入れないようにしてください。
6筒の先からスポンジが5ミリほどでるようにする
筒の先端からスポンジが5ミリほど出ている状態にします。*指先でつぶすような感じで繊維を壊していきます。
7タッチペンを使ってみる
作り終わったら、必ず使えるかどうか実際に画面でチェックしてください💡スポンジの面を下にして、筒の部分は手で持ちます。反対の向きに使ってしまうと、電磁カレントが伝わらないため反応しませんので注意です。