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『ARM』CPUって何?特徴は?CPUの主な製品を紹介!

ARMアーキテクチャを活用した、CPUの主な製品を紹介します。生活のあらゆる場面で、密接に関わってくるものばかりです。

①スマホ用のCortex-A

「Cortex-A」は、スマホ用にに開発されたCPUコアです。ARMベースのCPUコアの中では、最も性能が高いとされるシリーズです。

近年は、「big.LITTLE」というラインナップで開発しています。これは、用途・特性の異なるCPUコアをSoCに搭載する、ヘテロジニアスマルチコアに適したラインナップです。

例えば、ある製品は、Cortex-A75などの高性能なCPUコア、および、Cortex-A55と呼ばれる省電力性と小型化に特化したCPUコアの2つから構成されています。

②自動車などRTOS用のCortex-R

「Cortex-R」は、画像認識や温度感知などの瞬時のレスポンスが求められる機能に特化したCPUコアです。

CPUの処理機能としては「Cortex-A」と比較すると劣ります。しかし、「Cortex-R」にとって重要なのはリアルタイム性と瞬時のレスポンスです。

特に日本市場では、自動車メーカー向けの積極的な展開が見られます。

③家電など組み込み用のCortex-M

「Cortex-M」は、省電力性が高いCPUコアです。ここまで紹介した「Cortex」シリーズの中では、他と比較して性能は低い方になります。

しかしそのぶん互換性は良く、組み込み向けの製品のなかで活躍しているようです。

④その他(サーバ用、スパコン用)

スーパーコンピューターにも、ARMベースのCPUが採用されています。

富岳という日本のコンピューターは、コンピューターの性能ランキングであるTOP500で一位になりました。

ARMベースのCPUが一位になったのは、これが初めてです。

「ARM」CPUはMacで採用

「ARM」CPUがMacシリーズでも採用されました。詳細について見ていきましょう。

iphoneにはARMアーキテクチャが採用されている!

iPhoneには、ARMアーキテクチャが採用されています。Apple社社開発ではない、ARM「CPU」搭載のチップを使用しているのです。

ARMアーキテクチャをベースに、描画用のGPU、メモリ機能を加えたものを搭載しています。

上でも触れた通り、iPhone以外でも、市場に出回っているスマートフォンのほとんどは、「ARM」CPUが採用されています。

新Mac用のAppleSilicon M1にも採用!

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