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【2024年】iPhone迷惑メールフォルダの役割。自動振り分けについて

迷惑メールに困らされた経験は、誰でも一度や二度ならずはあると思います。

iPhoneには「迷惑メール」というフォルダがあります。これを活用すれば、メールフォルダからスパムを選んで削除して、という余計な手間を減らせるかもしれません。

今回は迷惑メールフォルダの役割や、迷惑メールへの対策方法をご紹介します。

iPhoneの「迷惑メールフォルダ」とは?

iPhoneの「迷惑メールフォルダ」は、迷惑メールを受信トレイから隔離するためのフォルダです。

iPhone標準の「メール」アプリは、複数のメールアドレスを利用できるもので、同一アプリで複数のメールアドレスをまとめて管理できるサービスです。「マルチアカウント・メーラー」とも呼びます。

iCloudメールには「自動迷惑メールフィルタリング」機能があり、迷惑メールと判定されたメールは自動的にフォルダに振り分けられます。

どこにあるフォルダ?

mms

iPhoneのメール(上記のアイコンのアプリ)を開くと、受信トレイの下に「迷惑メール」フォルダがあると思います。

振り分けされた迷惑メールは、このフォルダに格納され、一定期間が経過すると削除されます。

迷惑メールのフォルダを開かなければ、一切を目にすることなく消去されているメールもあるでしょう。

iPhoneの迷惑メールフォルダの機能

「迷惑メールフォルダ」に入ったメールは、一定期間が経過すると自動的に削除されます。通常のサイクルは「30日間」です。

迷惑メールはフォルダに入れられ、30日後には自動的に消去されます。これによって知らない間にフォルダにメールが溜まっている状態が起こらないようになっているのです。

迷惑メールフォルダに振り分けられる条件

iPhone標準の「メール」アプリでは、複数のメールアドレスをまとめて管理できます。

それぞれのアドレス宛に受信する迷惑メールへは、個々のメールサービス(GmailやYahooメールなど)の設定や条件に基づいて振り分けが行われます。

設定を変えたいときは各メールサービスで行いましょう。

迷惑メールは 30 日で削除される

迷惑メールフォルダに収められたメールは、 30 日経過した時点で全て削除されるサイクルになっています。

届いたことさえ知らずに、いつのまにか迷惑メールが削除されているのは便利です。

しかし、友だちや仕事など、確認したかったメールなのに、勝手に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまっている場合も時々あるので注意が必要です。定期的にフォルダ内をチェックしておきましょう。

手動で移動するとアドレスを学習

iPhoneのメールには、受信したメールを迷惑メールボックスに手動で移動することで、アドレスを学習させる機能があります。

迷惑メールに移動したメールの送信元アドレスは迷惑アドレスとして、以降は同じアドレスから受信したメールは自動的に迷惑メールフォルダに移動してくれます。

ですから、届いた迷惑メールは削除せずに、「迷惑メール」に移動させると、今後に届くメールを自動で振り分けてくれるので便利です。

迷惑メールが大量に届く時の対処法【iPhone】

迷惑メールは、メールアドレスを使っている期間が長くなるほど増えていくものです。

大量の迷惑メールによって、重要なメールが埋もれて見落としてしまうようなことは避けたいものです。

ネットショッピングサイトや宅配サービスを装ったメールなど、最近は手口も巧妙化しています。

大量の迷惑メールが届いて困っている場合には、対策をしておきましょう。

iCloudメールには「自動判別機能」がある

AppleがiCloud利用者に無料で提供している「iCloudメール 」には、迷惑メールを自動的に判別し、分類してくれる機能があります。

受信したメールを分析し、迷惑メールと判断されるものは「迷惑メールフォルダ」に自動的に振り分けられます。

迷惑メールかどうかの判断は、AIやアルゴリズムが行いますが、判定の精度はそれほど高くはないようです。

メールアドレスの変更は不可

「○○@icloud.com」というのがiCloudのメールアドレスです。iCloudのメールアドレスは変更できません。

ただ、Apple IDのログインに必要なメールアドレスをiCloudメールから他のメールアドレスに変更することは何度でも可能です。

iCloudメールの「メールエイリアス」を使う

「メールエイリアス」とは、メールアドレスに紐付けられた、追加メールアドレスのことです。

メールエイリアスを使用すると、1つのアカウントで複数のメールアドレスを利用することが可能になります。メインアドレスを公開せずに、メールを送受信することができます。

メインのアドレスは、連絡を取り合う友達や家族との連絡のみに利用したり、オンライン登録や商品の購入などには「メールエイリアス」を使うといったように、分けて利用すれば迷惑メールの送り主がわかりやすくなります。

迷惑メールが多すぎる場合はメールエイリアスを活用するのも一つの手です。

キャリアメール

キャリアメールには、迷惑メールをフォルダ分けする機能はありません。そのため、迷惑メール対策は各キャリアのサーバーにログインして行う必要があります。

ドメイン指定を利用する

特定のメールアドレスの受信拒否ができる「ドメイン指定」に迷惑メールのアドレスを登録すれば、登録したアドレスのメールは届かなくなります。

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