iPhoneほど高額なスマホになると、いつまで使えるのか気になるところだと思います。
特に、発売から日数が経過していると余計にそう思うのではないでしょうか?
この記事では、iPhoneSE(第3世代)がいつまで使えるのかやスペックなどを紹介します。
いつまで使える?iPhoneSE(第3世代)
iPhoneSEはiPhoneのエントリーモデル(入門モデル)として人気の高い機種です。
現在販売されているのは、第3世代で、2022年に発売されて以降約2年経過しましたが、まだ最新バージョンは発売されずに現行で売れ続けています。
ただ、発売から2年が経過しているので、これから買おうと思っている人の中には、いつまで使えるのかが気になるポイントだと思います。
結論から言うと、同じiPhoneはいつまでも使えるわけではありません。
まずは、iPhoneSE(第3世代)がいつまで使えるのかの予測をさまざまなデータから行ってみたいと思います。
長く使うなら3年程度でバッテリー交換推奨
iPhoneSE(第3世代)に限らず同じiPhoneを使い続ける場合、3年程度でバッテリー交換を行うのがおすすめです。
バッテリー交換をせずにいつまでも使えるわけではないので注意しましょう。
80%以下になるまでは問題なく使えるように設計されていますが、80%を下回るとバッテリー交換を推奨されます。
人にもよりますが、大体3年程度で80%を下回るような人が多いので、2024年5月に購入したiPhoneSE(第3世代)なら2027年頃までは問題なく使えるといってもいいでしょう。
iOSのサポート期間は6年程度
iPhoneには、iOS(ソフトウェア)のサポート期間があります。
どのiPhoneでも同じiOSのサポート期間が定められているわけではありませんが、平均で6年程度はサポート期間が担保されています。
iPhoneSE(第3世代)が発売されたのは2022年3月なので、iOSのサポート期間といつまで使えるのかの期間を同じに考えるなら、2028年頃までは使えると言う予想が一般的です。
ただ、iOSのサポート期間が終了しても実際にはiPhoneが使えなくなるわけではありません。
いつまでという期限はありませんが、iOSのサポートが終了したら、機種変更をおすすめします。
iOSのサポート後も修理サポートは継続
iOSのサポート期間が終了しても修理サポートは継続されるので、サブ機などの活用方法としては使い続けられます。
iPhoneなどApple製品は販売終了日から5年間は修理サポートを利用できます。
iPhoneSE(第3世代)は現在も販売が続いているので、まだ5年以上は修理サポートを利用できるので、壊れるまで使いたいという方はまだまだ使うことが可能です。
※参考サイト:Apple Support
故障しなければiPhoneSE(第4世代)発売までは使える
iPhoneSEユーザーの中には、小型iPhoneを好んで使っている方も多くいます。
いつまで使えるのかという議論をすると、iPhoneSE(第4世代)が出るまで使い続けて、新しいのが出たら乗り換えという方も多いと思います。
iOSのサポート面・修理サポートの両面で見ても、故障しなければiPhoneSE(第4世代)が発売されるまでは問題なく使うことが可能です。
他モデルのiOSサポート期間
では、iPhoneSE(第3世代)以外のiPhoneのiOSサポート期間を見ていきましょう。
モデル名 | 発売日 | iOSサポート終了 |
iPhoneSE(第1世代) | 2016年3月 | 2021年9月 |
iPhoneSE(第2世代) | 2020年4月 | アップデート対応中 |
iPhone7 | 2016年9月 | 2023年9月 |
iPhone8 | 2017年9月 | 2023年9月 |
iPhoneX | 2017年11月 | 2023年9月 |
iPhoneXS | 2018年9月 | アップデート対応中 |
iPhoneXR | 2018年10月 | アップデート対応中 |
iPhone11 | 2019年9月 | アップデート対応中 |
iPhoneSEと発売から5年以上経過しているモデルのiOSサポート期間について表にまとめてみました。
2017年よりも前に発売されたiPhoneはすでにiOSのサポート期間は終了しています。
iPhoneXSやXR、11は今年のアップデートでiOSアップデートの対象外になることも考えられるので注意が必要です。
iPhoneSEに限らず、自分が使っているiPhoneがいつまで使えるのかの基準にしてみてください。
※参考サイト:Apple Support
iPhoneSE(第3世代)のスペックと特徴
では、iPhoneSE(第3世代)のスペックや特徴を見ていきましょう。
スペックからもiPhoneSE(第3世代)がいつまで使えるのかを検討してみてください。
スペック
発売日 | 2022年3月18日 |
---|---|
サイズ | 高さ 138.4mm 幅 67.3mm 厚さ 7.3mm |
重量 | 144g |
ディスプレイ | Retina HDディスプレイ (IPSテクノロジー搭載4.7インチワイドスクリーン) |
解像度 | 1,334 x 750ピクセル |
チップ | A15 Bionic |
メモリ | 3GB(公式非公開) |
ストレージ | 64GB・128GB・256GB |
リアカメラ | 12MP広角カメラ ƒ/1.8絞り値 ポートレートモード Deep Fusion スマートHDR 4 フォトグラフスタイル |
フロントカメラ | 7MPカメラ ƒ/2.2絞り値 ポートレートモード Deep Fusion スマートHDR 4 1080p HDビデオ撮影(25fpsまたは30fps) |
バッテリー | ビデオ再生:約15時間 オーディオ再生:最大50時間 |
通信 | 5G 4G LTE Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 NFC |
防沫性能・耐水性能・ 防塵性能 | IP67 |
生体認証 | Touch ID(ホームボタン) |
エントリーモデルですが、スペック自体は低いものではありません。
スペックが低いと「2、3年で使えなくなるのでは?」と心配になるかもしれませんが、そんなことはないので今からでも安心して購入できます。
※参考サイト:Apple iPhoneSE 第3世代 技術仕様
iPhoneの中で最も安い
iPhoneSE(第3世代)は、現在新品のiPhoneの中では最も安いiPhoneです。
円安の影響で62,800円と少し値上げされていますが、それでも他のiPhoneと比べると2万円以上安いので、初めてiPhoneを持つ方などにはおすすめです。
A15 Bionicチップ搭載で高速化
iPhoneSE(第3世代)は、A15 Bionicチップというチップを搭載しています。
iPhone13やiPhone14と同じチップを採用しており、非常にサクサクと動くiPhoneです。
5Gに対応
iPhoneSE(第3世代)では、iPhoneSEでは初めて5Gに対応しています。
iPhoneSE(第2世代)までは、5Gに対応していなかったので、通信速度も高速化されました。
12MPのシングルカメラ
iPhoneSE(第3世代)では、現行のiPhoneで唯一シングルカメラのiPhoneです。
ナンバリングのiPhoneはデュアルカメラ、Proシリーズではトリプルカメラを搭載しています。
iPhoneは毎年のようにカメラ性能が進化していますが、カメラを必要としていないユーザーにとってはiPhoneSEがおすすめです。
唯一のホームボタン型iPhone
iPhoneSE(第3世代)は、現行唯一のホームボタン型のiPhoneです。
デザイン的にはiPhone7や8と同じなので、古臭く感じるかもしれませんが、デザイン自体はいつまで使えるのかには関係ありません。
iPhoneSE(第4世代)で変更される?ウワサを調査
先述したとおり、iPhoneSEには根強いユーザーがいます。
以前からiPhoneSEの次世代機であるiPhoneSE(第4世代)のさまざまなウワサが流れています。
ここからは、iPhoneSE(第4世代)のウワサを見ていきましょう。
チップ・バッテリー・カメラ性能などのスペックは順当進化
iPhoneSE(第4世代)では、チップやバッテリー、カメラ性能などは順当に進化するとウワサされています。
iPhone15 Proシリーズで搭載されているA17 Proチップが搭載される可能性は低そうですが、A16 Bionicまでは搭載されると予想できます。
カメラはシングルカメラのまま性能だけアップされると言われているので、今のiPhoneSEを好んで使っている方も安心です。
フルスクリーンディスプレイに変更
iPhoneSE(第4世代)では、フルスクリーンディスプレイに変更されると言われています。
今まではベースがiPhone8でたが、iPhone12に変更され、そのフルスクリーンが採用されると言われています。
先日iPadでもホームボタン型のものが販売終了したことを考えると、iPhoneSEもホームボタンが廃止されることも信憑生が高いと言えるでしょう。
トップボタン型にTouch IDが搭載
iPhoneSE(第4世代)では、生体認証はTouch IDのままだと言われています。
iPad AirやiPad miniのように、トップボタンにTouch IDが搭載されるモデルになるという予想が最も多く見受けられます。
充電ポートはUSB-Cに変更
充電ポートは、iPhone15シリーズと同様にUSB-Cに変更されると予想されています。
ヨーロッパ圏のルールが変更になったことがきっかけになり、最新のナンバリングシリーズも充電ポートがUSB-Cに変更されました。
今更LightningポートのiPhoneが発売されるのは考えにくいので、iPhoneSE(第4世代)もUSB-Cになるでしょう。
まとめ
iPhoneSE(第3世代)がいつまで使えるのかの予想や、スペック・特徴、iPhoneSE(第4世代)のウワサを紹介してきました。
iPhoneSE(第3世代)は発売から2年経過しているので、今買ったところでいつまで使えるのかを不安に思う人もいるでしょう。
まだ2年なので、平均を考えるとまだ4年程度は使えると予想できます。
いつまで使えるのかを気にするよりも、今欲しいなと思っているなら、iOSのサポート期間が終了しても使うことは可能です。
2025年にはiPhoneSE(第4世代)が発売されると予想されていますが、まだまだ使えるiPhoneSE(第3世代)も検討してみてください。