実際にポケットWiFiをどのように使うかも、ポケットWiFiえらびで重要な観点です。
インターネットや大容量通信をバリバリ使いたいのか、メールを送ったり軽くネットサーフィンをする程度なのか、ここではそういった使い方に応じた選び方をご紹介します。
ネットをたくさん使いたい人はWiMAXのギガ放題がおすすめ
WiMAXのギガ放題プランはWiMAX取り扱い各社プロバイダーに共通のプランです。通信制限条件は3日で10GB以上の通信量なので、制限はあるものの実質無制限のような感覚で利用できます。
仮に超えてしまったとしても翌日の18:00~翌々日2:00までの間が1Mbpsに通信制限されるだけで、1MbpsであればYouTubeも標準画質で視聴することができます(翌々日6:00まで伸びる可能性あり)。
ただし、今回おすすめしているW06端末を利用するとハイスピードモードという867Mbpsの高速通信が利用できますが、LTE回線を併用した「ハイスピートプラスエリアモード」という特別高速モードがあります。
この特別高速モードには1ヶ月で7GBという通信制限条件があり、これを超えてしまうと128Kbpsまで約1ヶ月間制限され、平常通りに使えるのがメールぐらいにまで落とされるので要注意です。
ネットはそこそこ使うけど、エリアが心配ならLTE
地方や住んでいる地域が都市部ではなく山間部や海岸付近などの場合は、WiMAXだと対象エリア外の可能性があります、そんな時はLTEのポケットWiFiがおすすめです。
WiMAXの電波は基本的に直進しかしないため、山などに囲まれていたりするとうまく電波を使えないことがあります。これに対してLTEはスマホの電波が届く場所であれば使えます。
通信速度はWiMAXのハイスピードモード867Mbpsよりは劣る150Mbpsほどですが、それでも動画の視聴やメール送受信、テキストファイルのやり取りなど、在宅勤務をする人でも支障なく使えるほどです。
仕事でしか使わないという限定的な用途を考えている人にはおおすすめできるポケットWiFiです。
目次
料金の安さで選ぶ
「端末性能」「使い方」も大事ですが、どうしても意識してしまうのが「料金」ですよね。「料金」を基準に選ぶ際のポイントをここでご紹介します。
月額料金と契約期間を確認
「料金」に関するチェックポイントとして。月額料金と契約期間はまず確認しましょう。「月々いくらの支払いを何ヶ月続けるのか、その結果いくら支払うことになるのか」は必ず試算しておきましょう。
契約期間に定められた更新月以外で解約してしまうと違約金もかかるので、契約を考える際は試算した合計金額を支払うことを念頭においておきましょう。
キャッシュバックや割引キャンペーンを確認
また月額料金と契約期間以外にも、キャッシュバックキャンペーンやその他割引キャンペーンが存在します。
キャッシュバックであれば受け取り金額とその条件を確認し、自分にその手続きができるかどうかも考えましょう。
例えばGMOとくとくBBのキャッシュバックは約11ヶ月後に口座登録メールが届き、このメールを1ヶ月以内に返さないとキャッシュバックは無効になります。こういった手続きを予定通りにこなせるかを考えましょう。
また、割引キャンペーンに関しては、「どこの時点で安くしたいのか」を考えましょう。
- 月々安くしたい人であれば「月額料金割引」
- トータル料金を安くしたい人であれば「キャッシュバック付きプラン」
- 違約金がネックでなかなか乗り換えられない人であれば「違約金サポート」「乗り換えサポート」
- お金はないけど急いでネットを導入したい人であれば「契約初月無料」や「1〜2ヶ月目無料」
キャッシュバックの金額の大きさに目がひかれがちですが、自分が今どういう状況で、どんなふうにお金を払っていきたいのか、冷静にお金のかけ方を考えましょう。
通信速度で選ぶ
次は通信速度で選ぶ方法です。
ポケットWi-Fiにはそれぞれ通信速度がありますが、通信速度が遅いと契約した時のメリットが少なくなってしまいます。
そして、通信速度には「上り」と「下り」の2つがあり
作業内容 | |
---|---|
上り速度 | インターネット上にファイルをアップロードする作業 例)メール送信・SNSやYouTubeなどに動画や画像ファイルをアップしたり書き込んだりする |
下り速度 | インターネット上からファイルをダウンロードする作業 例)メール受信・動画や音楽ファイルなどをダウンロードしたり、視聴したりする |
などの意味を示しています。
ただPCやスマホで作業をするときに使うのは「下り」になっています。
そのためポケットWi-Fiを選ぶ際には「下り」のスピードを確認するようにしましょう。
しかし、YouTuberなど最近ネットを使う職業が増えているため「上り」の通信速度に力を入れている事業者もかなりいます。
そのため「上り」と「下り」の両方で通信速度に長けている事業者が増えてきている現状があります。
それぞれの速度が標準以上であることが望ましいでしょう。
対応エリアを確認する
対応エリアに関して、まだWiMAXかLTEか決めていないという人は、以下の順番でエリアを確認しましょう。
- UQWiMAXの公式サイトでエリアを確認する
- サービスエリア確認画面にアクセス
- WiMAXのエリア対象外であればLTEのポケットWiFiを検討
基本的にLTEの方がWiMAXよりも対応エリアが広いので、まずはWiMAXの対象かどうかを確認して、「対象外であればLTE」という流れでエリアについては検討しましょう。
自分がよく使うエリアは利用可能なのか確認
主にWiAMXに関してですが、自分の生活圏がエリア内に収まっているかを確認しましょう。確認はエリアマップで確認することができます。
支払い方法で選ぶ
ポケット WiFiの支払い方法には大きく口座振替とクレジットカード決済の2通りあります。実は支払い方法によってお得なプランになるかどうかが決まってしまうのです。
クレジットカード&口座振替
支払い方法は基本的には口座振替とクレジットカード払いから選べます。ただしWiMAXに関してはクレジットカード払いでないとキャッシュバックを受けれなかったり、その他サポートキャンペーンを受けられません。
そのため口座振替かクレジットカード払いか、WiMAXのポケットWiFiに関して、お得なのは確実にクレジットカード払い一択です。
クレジットカードを持っていない場合は、カシモWiMAXであれば提携カード会社でのクレジットカード申し込みができます。
LTEに関してはNEXT mobileはクレジットカードでも口座振替でもどちらでも選ぶことができ(口座振替の場合は振替手数料が別途200円かかります)、一方のTHE WiFiはクレジットカード一択となっています。
違約金がいくらかかるのか確認する
違約金・解約金は多くのプロバイダーのプランで小さい文字で記されていることが多く、実際やめるときになって「えっ!?そんなにかかるの!?」と驚くことも。
きちんと更新月で解約すれば問題ないですが、もし転勤が多いという人や、1~2年の内に引っ越すかもしれないという方はBroad WiMAXや対応エリアの広いLTEがおすすめです。
違約金・解約金サポートならBroad WiMAX
Broad WiMAXはキャッシュバックがない代わりに月額料金と乗り換え金サポートで還元しているプロバイダーです。特に「乗り換えサポート」は最大19,000円を負担してくれるので、ほぼ無料でBroad WiAMXに乗り換えることができます。
また、Broad WiMAXから他社に乗り換える時も、指定のプロバイダーであれば契約解除料を無料にしてくれます。
>>もっと詳しくBroad WiAMXの違約金サポートが知りたいという人はこちら!
Broad WiMAXには違約金(解約金)を0円にできるサポートがある!?サポートの利用方法や解約方法を解説!
ポケットWiFiはレンタルもできる!
使った分だけ支払いたい、解約金や違約金などは払いたくないという人はレンタルという手段もあります。また、海外旅行先でだけ使いたいという人もレンタルがいいでしょう。
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