「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」という応答は着信拒否なのでしょうか。このアナウンスはドコモ等と異なるau独自のもので、コール音なしの時と同じく電話に出れなかった場合です。iPhoneで着信拒否した場合やその他のケースを解説します。
目次
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」は着信拒否ではない!
スマホから電話をした時に「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」、というアナウンスを聞いたことはないでしょうか。数回電話をかけてみても、同じメッセージが続くと着信拒否設定されたのかと気になります。
ですが「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の応答メッセージは、着信拒否された場合に流れるアナウンスではありません。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の応答メッセージが流れるのは、auのキャリアだけのものであり、それは「電話に出られない」場合のアナウンスなのです。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」とauで流れるアナウンスの意味は?
auのキャリアユーザーが、何らかの理由で電話に出れない場合に、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」という応答メッセージが流れるということがわかりました。
しかし電話電話に出られないというのは、どのような場面で「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」のアナウンスが流れることになっているのでしょう。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の応答メッセージがauで流れるケースについて、詳しく解説していきます。
呼び出したが電話に出なかった
まず考えられるのは、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」は、電話を呼び出したが結局電話に出なかった場合です。
auキャリアでは2018年3月13日までは、スマホで電話がつながらない場合には全て、「おかけになった電話をお呼びしましたがおつなぎできませんでした」のアナウンスしかありませんでした。
しかしこの仕組みですと、なぜ電話がつながらないのか理由がわかりません。
そこでauでは、電話がつながらない場合の状況に応じ4通りのアナウンスを用意し、電話を呼び出したが電話に出なかった場合「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」のアナウンスに設定しました。
au公式の記載によると「お出になりません」は着信拒否ではない
auでは着信拒否の設定をした場合「おかけになった電話番号への通話はお客さまのご希望によりお繋ぎできません」、という理由含みのアナウンスが流れます。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」が流れた場合は、電話を呼び出したが電話に出られなかった場合であり、それは着信拒否設定でないことをau公式サイトに明記されています。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の応答メッセージは、着信拒否された場合に流れるアナウンスではありませんので理解しておきましょう。
コール音なしの場合も同様
電話をした時にコール音がない場合もあります。これも着信拒否ではなく、電話を呼び出したが電話に出なかった場合であり、相手のスマホが電波の届きにくい場所にいるなどの可能性が大きいです。
高速移動をしているような場合でも、また高い場所、電波が過剰な駅や街中、真逆で地方などの電波微弱エリアでも発生するので、ある程度時間をあけて再度電話をかけてみると良いでしょう。
電波が十分繋がる場所にいても、端末が機内モードや電源OFFになっている場合には、コール音がないという現象が起こりますので覚えておきましょう。
ドコモ・ソフトバンクでの「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の意味
auでの「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」の応答メッセージは一律、「電話にでれないとき」とはっきりしました。
ではau以外のキャリアで、ドコモやソフトバンクで、同じように「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」というアナウンスは流れるのでしょうか。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」とは違う、着信拒否の場合の応答メッセージを細かくチェックしていきます。