Blueskyの登録を始めると最初にするのがユーザーハンドルやユーザーネームの登録です。
登録後にハンドルやネームが変更できるのかも気になるところです。
この記事では、Blueskyのユーザーハンドルやユーザーネームの変更方法などを紹介します。
目次
【Bluesky】ユーザーハンドルとユーザーネームの変更方法
まずは、Blueskyのユーザーハンドルとユーザーネームの変更方法を見ていきましょう。
Blueskyでは、ユーザーハンドルもユーザーネームも登録後に変更可能です。
また、ユーザーハンドルは、Blueskyで定められたもの以外にも独自ドメインに変更することも可能です。
ユーザーハンドルを変更する方法
ユーザーハンドルを変更する手順は以下のとおりです。
- 「設定」をタップ
- 「ハンドルを変更」をタップ
- 変更したいハンドル名を入力する
使用禁止文字を含まなければ簡単にユーザーハンドルを変更できます。
ユーザーハンドルを独自ドメインに変更する方法
自身でウェブサイトを運営している方はそのドメインをBlueskyのユーザーハンドルに変更できます。
取得していない場合は、取得後に変更しましょう。
- 「設定」をタップ
- 「ハンドルを変更」をタップ
- 「自分のドメインを持っています」をタップ
- 取得しているドメイン名を入力する
- ドメインとして利用したいサービスからコピーし「Host:」「Value:」を入力する
- 「セットアップ情報変更」をタップ
ユーザーネームの変更方法
ユーザーネームの変更手順は以下のとおりです。
- 「プロフィール」をタップ
- 「プロフィールを編集」をタップ
- 「表示名」をタップ
- 変更したいユーザーネームを入力して「変更を保存」をタップ
ユーザーネームの変更は非常に簡単です。
ユーザーネーム変更回数の制限もないので、定期的にユーザーネームを変更しても問題ありません。
【Bluesky】ユーザーハンドルが登録できない原因
ユーザーハンドルを登録する場合や変更する場合にエラーがでることがあります。
ここからは、ユーザーハンドルを登録できない原因と対処法を紹介します。
登録に使用不可の文字を使っている
Blueskyのユーザーハンドルには使用できない文字や記号があります。
「invalid characters in handle」というエラーが表示されるので、このエラーが出た場合は登録に使用できない文字が含まれていないかチェックしましょう。
使える文字・記号は以下のとおりです。
- ASCIIアルファベット
- 数字
- ハイフン
- ピリオド
Blueskyのユーザーハンドルにはアンダーバー使用できないので注意しましょう。
また、使用できない文字・記号だけでなく形式にも制限があります。
- ピリオドなしのユーザーハンドルは不可
- ハイフンは頭文字や終わりの文字で使えない
- 大文字と小文字は区別なし
- スペース・ヌルバイト・結合文字は不可
- ラベルも文字数は1から63文字
- ピリオドの連続は不可
- 全体の文字数はピリオドを含めて253文字まで
ユーザーハンドルに使用できない文字や記号だけでなく、設定できない形式で登録しようとするとエラーがでるので気をつけましょう。
ユーザーネームに関しては特にルールは設けられていませんが、攻撃的なものや道徳的に良くないユーザーネームはつけないようにしましょう。
※参考サイト:Bluesky
SMS認証の期限切れ
Blueskyのユーザーハンドルを登録するには必ずSMS認証が必要です。
SMSの認証コードには制限時間が設けられています。
「Could not verify code」というエラーはSMS認証コードのエラーです。
認証コードを発行して登録までに時間を空ける方は多くはないと思いますが、時間が空いてしまった場合はSMS認証エラーが出るので注意しましょう。
ちなみに、SMS認証エラーはSMSの認証コードを再発行すれば解決できるので、再発行の手続きを行いましょう。
すでに使われている
Blueskyのユーザーハンドルは、他の人がすでに使っていると登録できません。
「Reserved handle」というエラーが表示されたら、すでにユーザーハンドルが使われている状態です。
何か数字や記号を入れてみるなどして登録してみてください。
ちなみに、ユーザーネームは他の人と同じ名前でも利用できるので覚えておきましょう。
【Bluesky】ユーザーハンドルの登録方法
では、Blueskyのユーザーハンドルの登録手順も見ていきましょう。
- アプリのインストール
- 「新しいアカウントを作成」をタップする
- メールアドレス・パスワード・生年月日を入力する
- 電話番号を入力してSMS認証の「コードをリクエスト」をタップ
- SMSに届いた認証コードを入力する
- ユーザーハンドルを登録する
- その他初期設定を済ませる
先述したとおり、ユーザーハンドルやユーザーネームは簡単に変更できます。
Blueskyの特徴
では、Blueskyの特徴も見ていきましょう。
分散型のSNS
Blueskyは、今までのSNSでは採用していなかった分散型を採用しています。
分散型のSNSとは、特定のサーバーに依存せずに運営するSNSで、BlueskyではATプロトコルを採用しています。
ATプロトコルでは、ユーザー情報をユーサー自身が管理する方式を採用しているので、Bluesky以外にもデータを移行できるのも特徴の1つです。
ユーザーハンドルを公開URLとして使える
Blueskyでは、ユーザーハンドルを公開URLとして使えるのも特徴の1つです。
公開URLとは、ウェブサイトを訪れるためのURLで、インターネット上に公開されているのが特徴です。
ディープフェイク対策でAI検出サービスを導入している
Blueskyでは、ディープフェイク対策のためにAI検出サービスを導入しています。
現在では、ディープフェイクはさまざまなSNSで問題になっています。
ディープフェイク動画を作成し、投稿することで社会的に大きな問題に発展することがありますが、Blueskyでは対策されているので安心してSNSを楽しめます。
フィードをオリジナルで構築できる
Blueskyでは、フィード(XなどのTL)をオリジナルにカスタム構築できるのも特徴の1つです。
「Following」「What’s Hot」がデフォルトで用意されていますが、「Japanese」や「Art」などのフィードも構築可能です。
ただ、フィードをカスタム構築するには、プログラミングの知識が必要なのですべてのユーザーが導入するのにはハードルが高いと言えます。
広告表示がない
Bleuskyでは、現時点では広告の表示がありません。
Xでも以前は広告表示がなかったのでゆくゆくは広告が表示される可能性は0ではありませんが、今は非常にフィードが見やすくなっています。
動画の投稿はできない
Blueskyでは、動画の投稿はできません。
今後のアップデートで動画投稿ができるようになる可能性はありますが、いつアップデートされるかはわかりません。
基本的にはテキストでコミュニケーションをするSNSなのでアップデートで機能が追加されないことも考えられるので覚えておきましょう。
Blueskyに関するよくある質問
では、Bleuskyに関するよくある質問を紹介します。
ユーザーハンドルとはなんですか?
ユーザーハンドルとは、「○○○○".bsky.social」のことを指します。
○の部分にはユーザー自身が設定した文字列が入ります。
一般的なSNSのアカウントのことをBlueskyではユーザーハンドルというので覚えておきましょう。
ユーザーハンドルとユーザーネームの違いはありますか?
ユーザーハンドルとユーザーネームは全く別ものです。
- ユーザーハンドル:○○○○.bsky.social
- ユーザーネーム:設定した名前(ニックネーム)
例えばユーザーハンドルをApple-Geek.Labo.bsky.socialに設定した場合、ユーザーネームとは紐づいていないのでまったく違うユーザーネームを設定できます。
ちなみに、ちいかわ作者のナガノさんは以下でBlueskyに登録しています。
- ユーザーハンドル:ngntrtr.bsky.social
- ユーザーネーム:ナガノ
ユーザーハンドルとユーザーネームは別物だということだけ簡単に理解しておきましょう。
削除したユーザーハンドルは復元できますか?
削除したユーザーハンドルは復元できません。
招待コード制を廃止したのでいつでも登録はできますが、削除してしまったらユーザー情報を残すことができません。
今後分散型のSNSが増えてきたら、フォロワーを含めて移行できるようになるので、完全に不要になった場合以外は削除せずに残しておきましょう。
いくつまでハンドルを作成できますか?
Blueskyでは、1つの電話番号で3つまでのユーザーハンドルを登録できます。
電話番号が複数あればその分多くのユーザーハンドルを運用できます。
ただ、1つしかない方は最大で3つまでなので理解しておきましょう。
まとめ
Blueskyのユーザーハンドルやユーザーネームの変更方法やユーザーハンドルを独自ドメインに変更する方法などを紹介してきました。
Blueskyは分散型のSNSなので、今までSNSではできなかった独自ドメインを使ったハンドルの設定やフィードの構築、移行などが可能です。
まだサービスが開始されて1年ちょっとのサービスなので、まだ使いにくい部分や、今までのサービスにあってBlueskyにはない機能に不満を感じる方もいると思います。
10年以上続くSNSと比べるのて物足りなさを感じるのは当然だと思います。
ただ、サービス開始当初の雰囲気を味わえるのは今だけです。
気になっている方はぜひBlueskyのユーザーハンドルを作ってみてください。