iPhoneでオーディオを楽しむなら、良質なスピーカーは欠かせません。そこで今回は、有名オーディオ機器メーカーのBOSEとJBLの製品を比較したレポートをお届けします。
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目次
そもそも、BOSEとJBLってどんなメーカーなの?
では、本題に入る前に、今回取り上げる2つのメーカーの生い立ちについて、簡単に触れておきましょう。
学者が理想のスピーカーを作るべく創業したBOSE
BOSEの誕生は1964年、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授を務めていたアマー・G・ボーズ博士によって設立されました。
創業のきっかけは、その少し前。まだ彼がMITの大学院生だった頃のことです。
当時、ボーズ青年はメーカーのカタログスペックを吟味した上で、最高と思えるスピーカーを購入しました。
しかし、そこから響く音が、実際の演奏とあまりにもかけ離れている事に衝撃を受けます。
以来、「限りなく生演奏に近い音を出力する」ことを目標に、スピーカーの研究・開発が始まり、今に至るという訳です。
もっと美しい家庭用スピーカーを~JBLの思い
JBL社は1946年、天才エンジニア ジェームス・B・ランシング氏により設立されました。
氏はそれまで、20年近くにわたって劇場用スピーカーの開発に携わってきたのですが、その世界で数々の実績を残した後、「もっと美しい家庭用スピーカーを作りたい」ということを理由に独立、今に至るJBL社が誕生したのです。
その後も彼と仲間たちは優秀な製品を次々と市場に発表し、いつしかJBLはスピーカーメーカーとして一流のブランドを築くことに成功しました。
こうして見てみると、どちらもエンジニアの思いを形にすべく起業されている、とても良く似た企業ですね。
では、次項からいよいよ、BOSEとJBLのスピーカーを比べてみましょう。
今回は価格帯別の三本勝負です。
低価格帯部門
JBL CHARGE2+ Bluetoothスピーカー:15,462円
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全8色から選べる、JBLのBluetoothスピーカーです。
特色はIPX5の防水機能を有していること。これにより、お風呂場や台所でも安心して使うことが出来ます。
連続再生は約12時間とたっぷり。
さらに、大容量バッテリーを活かし、スマートフォンを充電できるモバイルバッテリー機能も搭載しています。
水仕事をされる時や、アウトドアにもお勧めの商品です。
Bose SoundLink Color Bluetoothスピーカー
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全5色のカラーから好きなものを選べる、BOSEのBluetoothスピーカーです。
防水機能なし、連続再生時間も約8時間と、JBLのCHARGE2+には劣りますが、その分さまざまなジャンルの音楽に満遍なく対応できるフラットさを備えています。
余計な機能は要らないので、とにかく音を重視したい。
幅広いジャンルの音楽を聴くので、特性に偏りのない製品が良い。
そんな方にお勧めです。
ミドルレンジ部門
JBL PULSE2 マルチカラーLED搭載Bluetoothスピーカー
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JBLのミドルレンジ帯のBluetoothスピーカーです。
特色は筒型のボディとその中に仕込まれたLED。
スマートフォン側からLEDを雰囲気に合わせて選べるので、パーティなどのムードづくりにも最適です。(勿論、消灯することもできます。)
また、本機を2台繋げるとステレオスピーカーとして使えるようになるので、拡張性という点でも興味深い機種です。
防水機能はIPX5、連続再生時間は約10時間で、お風呂や台所でも安心して使うことができるでしょう。
Bose SoundLink Mini II Bluetoothスピーカー
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連続再生時間10時間、8台のスマートフォンとマルチペアリングが可能な高機能タイプです。
この機種の特徴は、やはりコンパクトなボディにステレオスピーカーを搭載していること。
細々とした機能面ではJBLのものに敵いませんが、その分、本来の「音」周りの機能で勝負している印象です。
スピーカー出力そのものは公開されていませんが、Web上のレビューによると10畳ほどの部屋でも問題なく対応できるそうなので、特段心配する必要はないでしょう。
高価格帯部門
JBL XTREME ワイヤレススピーカー
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一風変わった形をした、3色から選べる多機能スピーカーです。
スピーカーの構成を工夫し、より迫力のあるサウンドを楽しめるようになっています。
防水機能はIPX5。連続再生時間はたっぷり約15時間で、もちろんモバイルバッテリー機能も搭載しています。
アウトドアなどで音楽を聴きたいという方にお勧めの機種です。
Bose SoundLink III Bluetoothスピーカー
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重量1.37kgと、かなり重めの機種。
特徴は、薄型メインドライバー4機にパッシブラジエーターを2機搭載して、大音量と整った音質を実現していること。
また、別売りのカーチャージャーを利用すれば、車内で充電しながら使用することもできる。
家でも、車内でも、どっしり据え置きで使えるデザインと性能をもった製品だ。
あまり持ち歩かないが、とにかく音質を重視したいという方にお勧めだ。
私のイチオシは
私のイチオシはBose SoundLink Mini II Bluetoothスピーカー!
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私はこのBOSE SoundLink Miniを使用しているのですが、こんなにコンパクトなのに、まるで生演奏のライブ空間のような音質と重低音にはビックリしました!
旅行先のホテルや車内空間にも毎回お供させていますが、非常に持ち運びにも便利で最高です。
値段だけを見ると高く感じますが、物は価格以上の満足感ですので、購入して絶対に後悔することはありません。
まとめ:自分の使い方に合わせて選ぶのが一番
いかがでしたか?今回はスピーカーメーカーの二大巨頭、JBLとBOSEの製品について取り上げました。
これだけあると中々迷ってしまうと思いますが、あとは自分の使う環境を想定して、それに必要な機能や音質などの要素を天秤に掛けて選ぶだけです。
また、時間が許せば、実機を展示しているお店で視聴してみるのも良いですよ。
それでは!