さて、先日のアップルイベントで新型のiPhone12が発表されました。iPhone12では新たにminiシリーズが加わり、SEよりも小さいその手頃な大きさから注目を集めそうです。この記事ではiPhone12の重さやサイズ、ディスプレイについて詳しく解説します。
目次
iPhone12の大きさと特徴は!?
最新のiPhone12の4つのサイズと、サイズごとの特徴!
iPhone 12 miniは軽くてコンパクトで持ちやすい!
iPhone12 miniは、今回の12の登場で初めて発表された"mini"のiPhoneです。サイズは131.5mm × 64.2mm × 7.4mmで、前回発表されたiPhone SEの138.4mm × 67.3mm × 7.3mmよりもコンパクトな大きさになっています。
画面サイズはホームボタンなしで5.4インチの新たに採用された有機EL Super Retina XDRディスプレイがいっぱいに広がっており、サイズはSEなどよりも小さいですが画面は大きくなっています。カメラは前機種のiPhone11と同様に1つから2つに増え、広角レンズと超広角レンズを搭載しており、より良い写真を撮ることができます。
iPhone 12の重さは133gで、従来のiPhone 8 (148g) と比較するとやや軽くなりました。ディスプレイのサイズと本体の大きさ・重さはminiに、性能はより高くきれいで高画質な仕上がりのiPhoneになっています。
iPhone 12 Pro Maxは過去最大のディスプレイ!
iPhone12 Pro Maxは、iPhone12シリーズの中で最もグレードの高いモデルです。無印版では2つのカメラがより高画質・高機能な3つのカメラに増えています。同様に3つのカメラを持つProと同じ中身ではなく、遠望撮影がより強化されている高性能なカメラです。また、文字通りMaxでビッグなiPhone史上過去最大の大きさのSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。
本体サイズは160.8×78.1×7.4mm で、前機種のiPhone11 Pro Maxは 158.0×77.8×8.1mm となっています。薄さを比較してみるとiPhone 12 Pro Maxの方が少し薄くなっていることがわかります。ディスプレイの大きさは画面いっぱいまで、6.5インチから6.7インチへと更に大型になっています。
重さは226gと、iPhone12 miniと比較すると倍ほどの重さとなりますが、その分バッテリーの大きさ(容量サイズ)も持ちが良くなっています。本格的な用途で使うデバイスをお探しの方は、iPhone12 Pro Maxがおすすめです。
iPhone 12とiPhone 12 Proは同じデザインに同じサイズ!
iPhone12とiPhone12 Proのディスプレイの大きさはともに6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイとなっています。iPhone11のディスプレイと比較すると大きさの変化はありませんが、画面サイズ1792×828ピクセルのiPhone11に対し、iPhone12とiPhone12 Proは2530×1170ピクセルの有機ELと画質面での性能が大幅に向上しています。
iPhone12とiPhone 12 ProにCPUやRAM容量などのスペックの差はありませんが、Proはカメラの性能が無印と比べて高いものとなっています。また、本体に使用されている材質などの違いから重さがiPhone 12が162g、Proが187gとなっています。
iPhone11の重さが194gなので、大幅な軽量化が実現されていますね。iPhone12 ProのサイズをiPhone 11 Proと比較すると、長さが少し長くなりました。一方厚みはやや薄くなっています。重さの違いはほぼありません。
iPhone12の各種類の大きさのまとめ
ここまでiPhone 12のサイズやディスプレイ性能、重さついてモデル別に解説しました。ここで機種ごとの情報を表に整理してみました。前述の通り、miniとPro Maxでは倍近くの重さとなっていることがわかります。薄さは全モデル7.4mmになっています。
iPhone 12mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max | |
ディスプレイ | 5.4インチ 有機EL | 6.1インチ 有機EL | 6.1インチ 有機EL | 6.7インチ 有機EL |
解像度 | 2340×1080px | 2532×1170px | 2532×1170px | 2788×1284px |
大きさ | 64.2×131.5×7.4mm | 71.5×146.7×7.4mm | 71.5×146.7×7.4mm | 78.1×160.8×7.4mm |
重さ | 133g | 162g | 187g | 226g |
過去のiPhoneシリーズとの大きさの比較!
iPhoneシリーズで販売数1位のiPhone8とのサイズ差は?
ここからは過去のiPhoneとiPhone12を比較していきます。まずはiPhone販売台数1位のiPhone8です。iPhone8の大きさは、67.3mm × 138.4mm × 7.3mm で、iPhone8 Plusの大きさは 78.1 mm × 158.4 mm × 7.5 mmです。iPhone12とiPhone8を比較すると、iPhone12では幅が数mm大きくなり、縦のサイズも8mm程度大きくなっていますね。
iPhone12 Pro MaxとiPhone8 Plusを比較すると、幅は78.1mmと両方同じですが、縦の大きさが数mm大きくなっていることがわかります。重さはiPhone8が148gで、iPhone12が162gと若干軽くなっています。iPhone8 Plusは202gで、iPhone12 Pro Maxは226gと少し重さが増えましたね。その分CPUやカメラなどの性能も大幅に向上していますね。
iPhone8よりも格段にディスプレイが大きく!
iPhone8と比べ、iPhone12とiPhone12 miniではディスプレイサイズが大きくなりました。iPhone8の画面サイズは4.7インチですが、一方のiPhone12は6.1インチ、iPhone12 miniは5.4インチとなっています。
iPhone12では、ホームボタンなしの本体いっぱいまで画面が広がるディスプレイが採用されています。このため従来のTouchIDは利用できませんが、FaceIDが利用可能です。
iPhone8シリーズで一番大きいサイズのiPhone8 Plusは5.5インチですが、iPhone12で一番大きいサイズのiPhone12 Pro MaxではこれまでのiPhoneシリーズで過去最大の6.7インチディスプレイを搭載しています。両方のサイズはほぼ同じですが、画面を本体いっぱいに広げたディスプレイを採用しているため大画面となりました。
一世代前のiPhone11とのサイズ差は?
iPhone12の販売開始により、前機種のiPhone11は値下げされました。それほど新機能を求めていないと言う方はiPhone11も検討されると思いますが、ここでは大きさや重さなどのサイズ面で両機種を比較していきます。
iPhone11の大きさは75.7 mm × 150.9 mm× 8.3 mmで、重さは194 gとなっています。iPhone12が162gなので、30g程度の軽量化が行われています。サイズはiPhone12より数mm大きいですが、実用上で感じる差はないでしょう。一方の薄さは1mm程度iPhone12の方が薄くなっています。画面サイズは同じ(6.1インチ)です。
iPhone11 Proは、大きさが71.4 mm ×144.0 mm × 8.1 mmで重さは188gでiPhone12 Proとほぼ同じです。Proと無印でサイズが同じなiPhone12とは違い、iPhone11 ProはiPhone11と比較すると縦横薄さすべて数mm小さくなっています。iPhone12 Proとの実用面で感じるほどの差はありません。
続いてiPhone11 Pro Maxです。サイズは77.8 mm × 158.0 mm × 8.1 mmで、iPhone12 Pro Maxとの差はほとんどありません。重さは226gで、iPhone12 Pro Maxと同じサイズです。iPhone12 Pro Maxでは画面サイズが6.5インチから6.7インチに拡大されました。
iPhone12 miniはiPhone SEよりさらにコンパクト!
今回新たにiPhoneシリーズに加わった"mini"のiPhone、iPhone12 miniは 64.2mm× 131.5mm ×7.4mm と、先日発売された4.7インチ iPhone SEの 67.3 mm × 138.4 mm × 7.3 mm よりもさらにコンパクトになっています。ディスプレイサイズは5.4インチとSEよりも大きいですが、これは本体いっぱいまで画面が広げられたためです。4.7インチよりさらに小さいiPhoneが欲しいと言った方にはおすすめです。
【まとめ】
今回は新しく発売されるiPhone12シリーズの大きさや画面サイズ、重量などについてまとめました。前機種との比較でもiPhone12が軽量化されより使いやすいサイズになったことがわかったと思います。みなさまのiPhone選びの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。