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iPhoneが熱いのは危険?原因と対処法を詳しく解説します

2022年9月26日

iPhoneを使用しているときに、熱いと感じたことはありますか。実は、iPhoneが熱い状態は様々な危険が隠されています。

今回はiPhoneが熱い時の原因と対処法について解説していきます。iPhoneが熱いと感じる人は、是非参考にしてみてください。

iPhoneが熱い!原因はなに?

iPhoneが熱い時の、原因とは一体何なのでしょうか。

iPhoneが熱い原因は、充電しながら使用している・直射日光、高温多湿の環境で使用している・バッテリーが劣化している・ストレージを圧迫している・CPUに負荷がかかりすぎている・iOSのアップデートをしたといった原因があります。

それぞれの原因を紹介していきます。

【原因①】充電しながら使用している

まず原因は、充電しながら使用しているということです。

充電しながら使用すると、iPhoneが熱い原因となってしまいます。なぜ熱くなるのかというと、充電しながら使用することで、熱を逃がすことができないからです。

特に日常的に充電しながら使用すると、熱によりバッテリーが劣化してしまうので注意が必要です。

【原因②】直射日光、高温多湿の環境で使用している

続いての原因は、直射日光、高温多湿の環境で使用しているということです。

直射日光や高温多湿の環境で使用すると、iPhoneが熱い原因となってしまいます。なぜ熱くなるのかというと、本体が直接高温な環境にさらされることで、さらに熱くなってしまうからです。

特に夏場の屋外での使用などは気温も高く直射日光も当たりやすいため、なるべく日陰や屋内での使用を心がけましょう。

【原因③】バッテリーが劣化している

続いての原因は、バッテリーが劣化しているということです。

バッテリーが劣化すると、iPhoneが熱い原因となってしまいます。なぜ熱くなるのかというと、バッテリーが劣化することで、少しの負荷でも熱を持ってしまうからです。

バッテリーの劣化具合はiPhoneの設定→バッテリー→バッテリーの状態からチェックすることができます。最大容量が80%以下であればバッテリーの交換や買い替えをおすすめします。

【原因④】ストレージを圧迫している

続いての原因は、ストレージを圧迫しているということです。

ストレージを圧迫していると、iPhoneが熱い原因となってしまいます。なぜ熱くなるのかというと、ストレージが圧迫していることで、CPUに負荷がかかりすぎるからです。

特に最近ではiPhoneのカメラの画質がよくなったり、グラフィックに凝ったゲームの登場により、ストレージを圧迫してしまう要因となってしまっています。使わないデータであれば、削除をおすすめします。

【原因⑤】CPUに負荷がかかりすぎている

続いての原因は、CPUに負荷がかかりすぎているということです。

CPUに負荷がかかりすぎていると、iPhoneが熱い原因となってしまいます。なぜ熱くなるのかというと、スマホや携帯ゲーム機では冷却ファンを装備していないため、熱がこもりやすくなっているのです。

iPhoneのストレージを圧迫していなかったとしても、グラフィックに凝ったゲームやオンラインゲームなど、CPUに負荷がかかりやすいといえます。

【原因⑥】iOSのアップデートをした

続いての原因は、iOSのアップデートをしたということです。

iOSのアップデートをすると、iPhoneが熱い原因となってしまいます。なぜ熱くなるのかというと、最新のiOSにすることで古い機種が無理して対応しようとした結果、負荷がかかり熱くなるのです。

iOSは年々さまざまな機能をアップデートしており、最新機種もどんどん性能が良くなっています。たとえiOSが対応している機種だったとしても、古い端末の場合は買い替えをおすすめします。

iPhoneが熱い時に放置するととどうなる?

iPhoneが熱い時に、なにも対処せずに放置するとどうなるのでしょうか。

iPhoneが熱い時に放置すると、本体の電源が落ちる・アプリが落ちる・バッテリーが更に劣化する・iPhoneが発火、爆発といったことが起こります。

それぞれ解説していきます。

本体の電源が落ちる

まずは、本体の電源が落ちる可能性があります。

iPhoneが熱いときに放置すると、本体の電源が落ちる可能性があります。なぜ本体の電源が落ちるかというと、熱くなりすぎることで、故障を防ぐために強制的に電源を落とされるからです。

さらに熱くなることで、電源が入らなくなったり画面が動かなくなったりする場合があります。

アプリが落ちる

続いて、アプリが落ちる可能性があります。

iPhoneが熱いときに放置すると、アプリが落ちる可能性があります。なぜアプリが落ちるかというと、iPhoneに負荷がかかりすぎて熱い状態になっており、耐えきれなくなった結果強制的にアプリを落とされるからです。

アプリが強制的に落ちることで、データが消えるなどの危険があります。オンラインゲームの場合、オンラインから切断されてしまうということもあります。

バッテリーが更に劣化する

続いて、バッテリーが更に劣化する可能性があります。

iPhoneが熱い時に放置すると、バッテリーが更に劣化する可能性があります。なぜバッテリーが更に劣化するかというと、バッテリーは熱に弱いので、放置をすることでどんどん劣化するからです。

バッテリーが劣化することで、充電できる容量が減ってしまいます。その結果、充電がすぐ減ってしまいます。

iPhoneが発火、爆発

続いて、iPhoneが発火、爆発する可能性があります。

iPhoneが熱い時に放置すると、iPhoneが発火、爆発する可能性があります。なぜ発火、爆発するかというと、熱に耐えきれなくなったiPhoneが発火、爆発してしまうからです。

発火、爆発するケースはめったにないですが、それでも可能性があることは知っておきましょう。特にバッテリーが膨らんできたら注意が必要です。

iPhoneが熱い時の対処法を解説

iPhoneが熱い時は、どうしたらいいのでしょうか。

iPhoneが熱い時の対処法は、充電中は使用を控える・iPhoneの電源をオフにする・ストレージのデータを減らす・キャッシュを削除する・アプリの自動更新をオフにする・ケースやカバーを変えるといった対処法があります。

それぞれの対処法を紹介していきます。

【対処法①】充電中は使用を控える

まず対処法は、充電中は使用を控えるということです。

充電中はどうしてもiPhoneは熱くなりがちです。それに加えiPhoneを使用すると、iPhoneが更に熱くなってしまいます。

充電中にiPhoneを使用することで、熱いだけでなくバッテリーの劣化が早まる可能性があります。なるべく使用していないときに充電するなどしましょう。

【対処法②】iPhoneの電源をオフにする

続いての対処法は、iPhoneの充電をオフにするということです。

iPhoneが熱い時、負荷がかかり過ぎている場合があります。そんなときはiPhoneの電源をオフにしてカバーを外し、涼しい環境で休ませてあげるといいでしょう。

冷やすとはいえ、冷蔵庫などで冷やすのは絶対にしてはいけません。急激に冷却することで、iPhoneの中で結露が発生して故障する可能性があります。

【対処法③】ストレージのデータを減らす

続いての対処法は、ストレージのデータを減らすということです。

iPhoneが熱い時、ストレージのデータが多すぎることも考えられます。そんなときは、ストレージのデータを減らしましょう。

ストレージのデータを減らすには、いらないアプリ・写真などを削除します。特に最近では写真の画質が良くなったり、ゲームのグラフィックが向上したりしており、ストレージを圧迫しやすくなっています。いらないデータは定期的に削除しましょう。

【対処法④】キャッシュを削除する

続いての対処法は、キャッシュを削除するということです。

キャッシュとはSafariなどのウェブページで使用され、閲覧したページを一時的に保存しておくことによって、次回同じページを見に来た時に素早く読み込むことができる機能です。

ところがこのキャッシュが溜まりすぎることによって、ストレージを圧迫しiPhoneが熱い原因となってしまいます。

キャッシュを削除する方法は、設定→Safari→履歴とWebサイトデータを消去で削除できます。

【対処法⑤】アプリの自動更新をオフにする

続いての対処法は、アプリの自動更新をオフにするということです。

アプリの自動更新をオンにしていることで、使っていないアプリまで自動で更新され、負荷がかかってしまったりストレージを圧迫してしまう原因となってしまいます。

アプリの自動更新をオフにする方法は、設定→一般→Appのバックグラウンド更新→Appのバックグラウンド更新をオフでOKです。

【対処法⑥】ケースやカバーを変える

続いての対処法は、ケースやカバーを変えるということです。

iPhoneを使用している人はケースやカバーを使用しているという人も多いでしょうが、ものによっては熱がこもりやすくなってしまいます。

熱がこもりにくい素材のケースを選ぶか、ケース自体を付けないという方法もあります。どちらにせよケースがあることで熱はこもりやすくなるため、自分で判断しましょう。

絶対やめて!iPhoneが熱い時のダメな対処法

iPhoneが熱い時の対処法を紹介しましたが、絶対にやってはいけない対処法があります。

ダメな対処法は、そのまま使用する・急激に冷却するということです。

それぞれ解説していきます。

そのまま使用する

まずは、そのまま使用するということです。

そのまま使用することで、さまざまな危険があります。先ほども紹介したように、iPhoneが熱い時に放っておくと、本体の電源が落ちる・アプリが落ちる・バッテリーが更に劣化する・iPhoneが発火、爆発といったことが起こります。

こうしたことを防ぐためにも、iPhoneが熱いときは放ったりせずに対処法を試しましょう。

急激に冷却する

続いて、急激に冷却するということです。

iPhoneが熱いからといって冷蔵庫などで急激に冷却することで、iPhoneの中で結露が発生して故障する可能性があります。

iPhoneを冷やしたい場合はあくまでも涼しい部屋などで冷やしましょう。その際は電源を切っておくことをおすすめします。

iPhoneが熱いのを改善したいときは?

iPhoneが熱い時の対処法を紹介しましたが、これからiPhoneが熱くなるのを改善したい時はどうしたらよいのでしょうか。

iPhoneが熱いのを改善したい時は、iPhoneをリセットする・リカバリーモードにする・iPhoneを修理する・iPhoneを買い替えるといった方法があります。

それぞれ解説していきます。

iPhoneをリセットする

まずは、iPhoneをリセットするという方法です。

iPhoneがどうしても熱い場合は、iPhoneをリセットすると熱い原因であるデータ・設定がリセットされ、解決することがあります。

iPhoneをリセットする方法は、設定→一般→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去でOKです。リセットをするとデータが消えるので、バックアップを取っておくことをおすすめします。

リカバリーモードにする

続いて、リカバリーモードにするという方法です。

iPhoneをリセットをしても改善が見られない場合は、リカバリーモードをしてみましょう。リカバリーモードをすることで、強制的に初期化(工場出荷状態)にすることができます。

リカバリーモードにする方法は、iPhoneとPC(iTunes)を接続→強制再起動をする(音量を上げるボタンを押して放す→音量を下げるボタンを押して放す→電源ボタンを押さえたままにする)→Appleロゴが出ても押し続ける→リカバリーモードの画面が表示でOKです。

iPhoneを修理する

続いて、iPhoneを修理するという方法です。

どうしても改善が見込まれない場合は、iPhoneを修理するのも検討しておいた方がいいでしょう。例えばバッテリーの劣化がiPhoneが熱い原因の場合、バッテリーを新しいのに変えることで改善します。

iPhoneがどうしても熱いときは、iPhoneの設定をいじって解決できるような問題でない場合もあります。そんなときは、iPhoneの修理も検討してみてください。

iPhoneを買い替える

続いて、iPhoneを買い替えるという方法です。

iPhoneを修理するのを検討すると同時に、iPhoneの買い替えも検討しておきましょう。特に古い端末を使っていると、最新のOSやアプリに処理が間に合わず、熱くなってしまいます。

iPhoneは年々スペックが向上しているため、最新機種に買い替えるというのもおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

iPhoneが熱い原因は、充電しながら使用している・直射日光、高温多湿の環境で使用している・バッテリーが劣化している・ストレージを圧迫している・CPUに負荷がかかりすぎている・iOSのアップデートをしたといった原因があります。

iPhoneが熱い時の対処法は、充電中は使用を控える・iPhoneの電源をオフにする・ストレージのデータを減らす・キャッシュを削除する・アプリの自動更新をオフにする・ケースやカバーを変えるといった対処法があります。

iPhoneが熱い時は放置をせずに、ここで紹介した対処法を試してみてください。