iPhone ・Android共に続々と新モデルをリリースしていますが、不具合はどちらが多いのでしょうか。
特に乗り換えを検討している方は気になるところですよね。
そこでiPhoneとAndroidの不具合について徹底比較した結果を紹介します。
目次
- 1 Androidは不具合が多い!?その理由を解説
- 2 AndroidとiPhoneで起こっている不具合と対処方法
- 2.1 Androidの不具合①アプリが開かない
- 2.2 Androidの不具合②ソフトウエアのアップデートができない
- 2.3 Androidの不具合③アプリをンストールできない・更新できない
- 2.4 Androidの不具合④タッチパネルが反応しない・ボタンが反応しない
- 2.5 Androidの不具合⑤画面のフリーズ
- 2.6 Androidの不具合⑥充電に時間がかかる
- 2.7 iPhoneの不具合①iPhoneが起動しない
- 2.8 iPhoneの不具合②Bluetooth・Wi-Fiが接続できない
- 2.9 iPhoneの不具合③カメラが起動しない・FaceIDが機能しない
- 2.10 iPhoneの不具合④アプリが利用できない
- 2.11 iPhoneの不具合⑤電源が付かない
- 2.12 iPhoneの不具合⑥スクロールができない
- 3 iPhone・Androidの不具合をオンタイムで見つける方法
- 4 まとめ
Androidは不具合が多い!?その理由を解説
国内に限らず世界全体でみると、Andoroidの不具合の方が圧倒的に多く報告されています。なぜなら、世界的にはAndroidのシェア率の方が圧倒的に多いからです。母体数が多いため不具合も多く報告されているということですね。
国内ではAndroidとiPhoneはシェア率が変わらないため、不具合の報告もほぼ互角といったところです。
AndroidとiPhoneで起こっている不具合と対処方法
国内ではiPhoneもAndroidも不具合についての報告があります。
不具合も普段利用している分には特に困らない不具合から、すぐに直したい不具合までさまざまです。
AndroidやiPhoneでどのような不具合が報告されているか紹介します。
Androidの不具合①アプリが開かない
Androidの不具合の中でもよく報告されているのが「アプリが開かない」という不具合です。
アプリを利用しようとすると開いてもすぐに強制終了となってしまう、また起動自体できないこともあります。
2021年にはGoogleの不具合によって「繰り返し停止しています」と表示されるエラーがでて、アプリが開けないという状態になりました。
こうしたGoogleなどによる不具合もありますが、通常アプリが開かない場合はアプリ側の不具合がほとんどです。
ある程度時間をおいて開いてみると普通に開くことも多いので、アプリ側の修正を待った方がいいでしょう。
Androidの不具合②ソフトウエアのアップデートができない
ソフトウェアのアップデートができないという不具合も報告されています。
Androidにアップデートのお知らせがきた通常通りにアップデートしたのに、1日たっても同じ画面から動かない・・・というトラブルです。
このような状態が継続する場合、Androidのストレージ空き容量が不足している可能性があります。
写真や動画などをAndroid内にためているとストレージ量が一杯になってしまうため、SDカードやパソコンに移動し、不要なアプリの削除も行いましょう。
またキャリアによっては機種によって新しいアップデートに対応していない場合もあります。
データを少なくしてもソフトのアップデートができない場合は、バージョンアップの情報など確認してみるといいでしょう。
Androidの不具合③アプリをンストールできない・更新できない
Androidでアプリをインストールや更新する場合、Googleplayでダウンロード・インストールして利用することになります。
しかしダウンロードのところで先に進まないトラブルも報告されています。
「ダウンロードを保留しています」というメッセージが表示され、その先に進まないというトラブルです。
これもソフトウェアのアップデートができない理由と同じく、ストレージの空き容量が不足していることが考えられます。
写真や不要なデータ、アプリを削除しストレージ量を増やして空き容量を確保しましょう。
Androidの不具合④タッチパネルが反応しない・ボタンが反応しない
Androidを操作しようとタッチパネルをタップしても反応しない、また本体のボタンが反応しないという不具合もあります。
文字を打とうと思っても打てない、画面がブラックになって全く反応しないなどのトラブルです。
タッチパネルが反応しない場合は、「近接センサー」という部分の不具合が考えられます。
近接センサーというのは、例えば通話をするときなど今まで表示されていた画面がなくなりますよね。
本隊にものや何かが近づくと画面を暗くする機能が近接センサーです。
タッチパネルが反応しない場合はディスプレイの保護フィルムが原因となっていることもあるため、保護フィルムをはがしてタップしてみましょう。
電源や音量調節を行うボタンが反応しない不具合は、ボタン部分がめり込み反応できなくなっているなど物理的な問題もありますし、ボタンの反応が鈍くなっていることもあります。
物理的な問題の場合はキャリア・メーカーへ修理に出しましょう。
ボタンの反応がおかしい時にはスマホの再起動で解決するかもしれません。
Androidの不具合⑤画面のフリーズ
パソコンでも画面がフリーズして全く動かなくなるエラーがありますが、Androidでもそうしたフリーズの不具合が報告されています。
Android以外、iPhoneでもフリーズの不具合はよくあるトラブルです。
画面がフリーズする要因はメモリ容量・ストレージ容量の不足がほとんどといわれています。
アプリやデータなどがたまっているとメモリ容量が不足することもあるため、使用していないアプリや見ない動画などは本体から削除しましょう。
Androidの不具合⑥充電に時間がかかる
充電に時間がかかる場合は、充電ケーブルのトラブルかバッテリーの劣化が考えられます。
充電ケーブルをまげて利用していると外側破断線していなくても内部で断線していることもありますし、本体の差込口に埃などがたまっていることで充電できないこともあるようです。
ケーブルの状態を確認し断線しているようであれば、別のケーブルで充電できるかチェックします。
充電ケーブルに異常がない場合は、バッテリーの劣化が考えられます。
キャリア・メーカーに確認しバッテリーを交換しましょう。
iPhoneの不具合①iPhoneが起動しない
iPhoneが再起動を繰り返す、もしくはリンゴマークが表示されてフリーズ状態に案っているなどの不具合が報告されています。
いわゆる「リンゴループ」といわれる不具合です。
こうした状態になった場合、強制的に電源を切り立ち上げ直すことで解決することもあります。
解決しない場合は、パソコンがあればiTunesで復元作業を行う必要があるかもしれません。
iPhoneのiTunesを利用した復元方法(パソコンが必要)
- iPhoneをパソコンと接続する
- パソコン側のiTunesを起動
- 接続しているiPhoneを選び「iPhoneを復元する」をクリック
iPhoneの不具合②Bluetooth・Wi-Fiが接続できない
現在ではiPhoneでもAndroidでもBluetoothもWi-Fiもなくてはならない機能となっています。
ただこうした通信機能についても接続が頻繁に切れるといった不具合があるようです。
Bluetoothの不具合解消法
Bluetoothを一度切りiPhoneを再起動してみても解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。
- デバイスの登録解除から再接続する方法
設定からBluetoothを選択
接続がきれるデバイスを選択
情報アイコンをタップ
このデバイスの登録を解除を選択
再接続する - iPhoneの設定をリセットする方法
設定から一般を選択
リセットからすべての設定をリセットを選択 - ネットワーク関連の設定のみリセットする方法
設定から一般を選択コードを入力
ネットワーク設定をリセットから関連している設定をリセット
Wi-Fiの不具合解消法
Wi-Fiをいったんオフにして少し時間をおいてからオンにしても解決しない場合は、以下の方法を試してみましょう。
- ネットワーク関連の設定のみリセットする方法
設定から一般を選択
リセットからパスコードを入力
ネットワーク設定をリセットから関連している設定をリセット
iPhoneの不具合③カメラが起動しない・FaceIDが機能しない
iPhoneのカメラを利用しようとするとカメラ機能が立ち上がらず真っ暗のまま・・ということもあります。またFaceID(顔認証)が機能しないという不具合も報告されています。
カメラアプリの不具合は真っ暗になるほか、撮影するとぼやけて写るということもあるようです。
こうしたカメラアプリの不具合は一度カメラアプリを消し再起動してみましょう。
FaceIDがうまくいかない報告は、ソフトやOSのアップデート後に起こることが多いといわれています。
FaceIDで再度顔を登録すると解決するかもしれません。
iPhoneの不具合④アプリが利用できない
iPhoneでもAndroidでも何かする際にはアプリが必要となります。
アプリが利用できなくなったり、いきなり落ちたり・・といった不具合が報告されています。
また複数のアプリを同時に開いているときに固まってしまい、どのアプリも利用できなくなることもあるようです。
この場合、アプリをいったんオフにして再起動する、もしくはアプリを削除し再インストールして解決することもあります。
iPhoneの不具合⑤電源が付かない
iPhoneの電源が入らないという不具合にはいくつかの原因が考えられます。
現在のiPhoneはバッテリーが長持ちするため、充電することを忘れていて充電切れになることもあります。
充電していても電源が入らない場合、本体が故障しているかもしれません。
iPhoneを長く利用している場合はバッテリーが劣化して充電してもすぐに放電してしまうなどの症状も出てきます。
iPhoneの電源がつかない場合、まずは充電してみて充電できるかチェックしてください。
それでも画面が真っ黒の場合、強制的に再起動してみます。
これで真っ暗のままであれば修理を考慮しましょう。
電源は入るけれど起動中動かない場合は、リカバリモードでOSのアップデートをして解決することもあります。
リカバリモードによるOSアップデート
- iPhoneをパソコンに接続
- パソコンでiPhoneを選択
- リカバリモードの画面が出るまでボタンを押す
- コンピュータの画面に表示されたアップデートを選択する
※リカバリモードは機種によって異なるため以下を確認してください。
iPhoneやiPadTouchをアップデートまたは復元できない場合
iPhoneの不具合⑥スクロールができない
iPhoneの不具合にはスクロールができないという現象もあります。
タッチパネルを上下左右に動かして操作することが多いので、スクロールできないのは困りますね。
タッチ操作がスムーズにできないなどの不具合は本体の故障が考えられますので、iPhoneの修理を考える方が安心です。
携帯電話会社の各種サポートやiPhoneの保証等を利用して修理依頼しましょう。
iPhone・Androidの不具合をオンタイムで見つける方法
iPhoneやAndroidの不具合が自分のデバイスの問題ではなく、例えばOSのアップデートなどで起きている問題やインターネットの不具合から起きているかもしれない場合、それらの不具合をオンタイムで見つける方法があります。
今起きているトラブルが機械のトラブルなのかそうではないのか知りたい方は、以下の方法でチェックしてみてください。
「X」の検索窓
Xのアカウントを持っている方は検索窓を利用してトラブルが起きているかどうかチェックできます。
Yahoo!リアルタイム検索
Yahoo!リアルタイム検索は「X」に投稿されてたツイートを検索できるサービスです。
TwitterのアカウントやYahoo!にログインすることなく利用できます。
投稿日時が新しい順で表示されるので、不具合の情報をいち早くつかむことができるでしょう。
Downdetector
Downdetector(ダウンディクター)はインターネット上に起きているいろいろな不具合をリアルタイムで確認できます。
アカウント登録などもなく無料で利用できるので面倒がありません。
検索窓にアプリ・サイト名などを入力して障害が起きていれば「問題が発生しています」「問題があるかもしれません」と表示されます。
まとめ
iPhoneもAndroidも機械ですから、全く不具合がないということはありません。
利用していれば何かしらの不具合を感じることもあるでしょう。
自分で対応できることもありますし、故障した場合には修理店やメーカーに依頼する必要も出てきます。
iPhoneとAndroidのどちらに不具合が多いか?を考えるよりも、不具合への対処方法を理解しておくといいでしょう。