大島てるは事故物件の共有サイトですが、地図を検索するにはどうしたらいいのでしょうか。
今回は大島てるの地図検索の使い方を解説していきます。やばい物件を見分ける方法も紹介するので、物件を借りる際や今住んでいる場合は是非参考にしてみてください。
目次
大島てるってなに?
では、そもそも大島てるとは一体なんなのでしょうか。
大島てるとはなんなのか、解説していきます。
事故物件の共有サイト
大島てるとは事故物件の共有サイトのことをいいます。
大島てるはユーザーが自由に事故物件情報を投稿できる仕組みで、いろんな事故物件情報が共有されています。
サイトは地図で事故物件の情報を掲載しているので、普段地図を使うように事故物件の情報をチェックすることができます。知りたい地名で検索したり建物名で検索することができます。
誰でも事故物件を投稿できる
大島てるは誰でも事故物件を投稿することができます。
大島てるは地図で事故物件情報をチェックすることができますが、例えば事故物件の情報を知っている場合、投稿することができます。
投稿する方法は、地図にある事故物件と思われる建物をタップし、「事故物件の新規作成」から情報を入力すれば完了です。投稿すると、見た人は事故物件情報を知ることができます。
しかし、誰でも投稿できるということもあり、デマ情報や噂程度の情報が紛れ込んでいる可能性もあります。事故物件の情報は本当に正しいのか、しっかり確認する必要があります。
大島てるの事故物件の検索方法
大島てるの事故物件の検索方法を紹介していきます。
- 大島てるのサイトにアクセス
- 知りたいエリアの住所を検索
- 炎のマークをタップ
といった手順で事故物件が検索可能になり、それぞれの手順を詳しく解説していきます。
【使い方①】大島てるのサイトにアクセス
まず使い方は、大島てるのサイトにアクセスしましょう。
大島てるのサイトはこちら
スマホでサイトにアクセスしている場合は、最初の画面で地図が出ません。「大島てる物件」をタップすると地図が表示されるので、そこから地図を開きましょう。
【使い方②】知りたいエリアの住所を検索
続いての使い方は、知りたいエリアの住所を検索しましょう。
「住所を指定して移動」の検索窓に地名や建物名を入力することで、知りたいエリアを検索することができます。
例えば、東京都新宿区の物件を調べたい場合は、「東京都新宿区」検索窓と入力します。すると、新宿区役所本庁舎にピンが刺さるので、そこから地図を操作して事故物件を探すことができます。
他にも「東京駅」や「スカイツリー」など、建物名を入力しても検索することができます。あまり有名な建物でない場合は、検索しても出てこない可能性があるので注意しましょう。
【使い方③】炎のマークをタップ
続いての使い方は、炎のマークをタップします。
炎のマークは事故物件情報が投稿されている場所ということです。炎のマークをタップすると、事故物件情報を確認することができます。
広い範囲で地図を見ている場合、近くにある炎がまとまって大きな炎で表示されることがあります。大きな炎の真下に事故物件がある訳ではないので、きちんと地図を拡大してからチェックしましょう。
大島てるに書いていることは本当なの?
大島てるには多くの事故物件情報が投稿されていますが、その情報は本当なのでしょうか。
自分の住んでいるところの近くに事故物件があったり、あるいは事故物件に住んでしまっていたということもあるかもしれませんが、本当に事故物件だったら怖いですよね。
ということで、大島てるに投稿されている事故物件の情報は本当なのか、その信憑性を探ってみます。
誰でも事故物件情報を投稿できるのでデマ情報もある
前提として、大島てるは誰でも事故物件情報を投稿することができます。
誰でも事故物件を投稿することができるので、当然ながらデマ情報もあるのが現状です。
実際に事故物件の投稿を見てみると、明らかに噂レベルの投稿だったり、「不動産営業マンからここは事故物件と聞いた」などという、信憑性に欠ける投稿も発見しました。
不動産営業マンは決めて欲しくない物件があった場合、事故物件でないのにわざと事故物件と説明する場合もあるので、不動産営業マンから聞いたという情報はあまりあてにならないことも多いのです。
そのため、大島てるの事故物件情報は誰でも投稿できるということを覚えておき、その情報が本当に正しいのかしっかりと探る必要があります。
大家さんへの嫌がらせパターンも
また、大家さんへの嫌がらせパターンも少なからずあります。
大島てるは誰でも事故物件できるので、不動産の価値を下げてやろうとたくらんでいる同業者や、個人的に恨みを持っている人から、嫌がらせ目的で事故物件の情報を投稿する人も少なからずいます。
実際に大島てるに事実とは異なる情報を書き込まれて、不動産価値が下がってしまい困っている人もいます。
なので、大島てるの事故物件情報は誰でも投稿できるということを覚えておき、その情報が本当に正しいのかしっかりと探る必要があります。
事故物件などやばい物件を見分ける方法は?
大島てるを見て、自分の住んでいる物件やこれから物件を契約しようとしている人など、本当に事故物件なのか気になるという人もいるでしょう。
事故物件などのやばい物件を見分ける方法は、物件の情報欄に告知事項ありの記載・近隣の物件と比べて家賃が安い・マンション名やアパート名が変わっている・不自然なリフォーム・近隣の口コミや事故物件紹介サイトでチェックといった方法があります。
それぞれの方法を、解説していきます。
物件の情報欄に告知事項ありの記載
まずは、物件の情報欄に告知事項ありの記載があるということです。
SUUMOやアットホームで物件を見ていると、下の欄に「告知事項あり」の記載がある場合があります。「告知事項あり」の場合は、自殺・事故死・他殺の可能性があります。
とはいえ、自殺・事故死・他殺があったとしても、「告知事項あり」の記載がされていない場合もあります。その可能性も考慮して、実際に物件を案内してくれる不動産屋に事故物件の確認をしっかりしましょう。
近隣の物件と比べて家賃が安い
続いて、近隣の物件と比べても家賃が安いということです。
明らかに安そうな物件であれば気にしなくて大丈夫ですが、近隣の似たような物件と比べて明らかに家賃が安い場合は要注意です。
近隣の似たような物件と比べて、明らかに家賃が安いのはなにかしら原因がある可能性があります。似たような物件に比べて家賃が安いとお得だと思ってしまいますが、必ず契約する前に不動産屋に事故物件の確認をしっかりしましょう。
マンション名やアパート名が変わっている
続いて、マンション名やアパート名が変わっているということです。
なぜマンション名やアパート名が変わっていると気を付けないといけないかというと、実際に事件や事故があった場合、ニュースなどでマンション名やアパート名が広く知られてしまうからです。
事件や事故があったマンションやアパートに住みたくないという人が多いので、マンション名・アパート名を変えることで事件や事故が起こったことを分かりにくくするという方法はよくされています。
そのため、マンション名・アパート名が変わっている場合は不動産屋に事故物件の確認をしっかりとしましょう。
不自然なリフォーム
続いて、不自然なリフォームがあるということです。
例えば床や畳が他の部屋と比べて新しいと感じたり、他の部屋は古いのにお風呂場だけ新しくなっていたりしていた場合、事故物件の可能性が考えられます。
全体的にリフォームされていたらリニューアルの可能性がありますが、不自然に1部屋だけリフォームされていたりお風呂場だけリフォームされていた場合は、事故物件を疑った方がいいでしょう。
インターネットで部屋の画像を見ても分からない場合もあるため、実際に内見をして不自然なリフォームはないかチェックしましょう。不自然なリフォームがある場合は、不動産屋に事故物件の確認をしっかりとしましょう。
近隣の口コミや事故物件紹介サイトでチェック
続いて、近隣の口コミや事故物件紹介サイトでチェックするということです。
まず、事件や事故があった場合は、近隣の人が意外とよく知っているケースもあります。特に昔から住んでいる人の場合、ネットには載っていないような事件や事故を知っている場合もあるので、近隣の口コミは要注意です。
また、大島てるのような事故物件紹介サイトで事故物件なのか探るというのも、いい方法です。信憑性に欠ける情報もありますが、もちろん本当の情報であることもあります。
なので、近隣の口コミや事故物件紹介サイトも要注意です。
告知されないで事故物件に住んでしまった場合はどうする?
事故物件と告知されないまま住んでしまって、後から実は事故物件だったと判明するケースもあります。
では、告知されないで事故物件に住んでしまった場合はどうすればいいのでしょうか。解説していきます。
契約の解除・損害賠償請求ができる
事故物件と告知されないで事故物件に住んでしまった場合は、契約不適合責任により、契約の解除・損害賠償請求ができます。
事故物件については、いままでは不動産によって事故物件の告知は個別に判断されていましたが、令和3年5月20日から事故物件の取り扱いのガイドラインが発表され、国民の声によって決められます。
今後はガイドラインに沿って、事故物件の告知をするかを決められるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
大島てるの地図検索の使い方の手順は、大島てるのサイトにアクセス→知りたいエリアの住所を検索→炎のマークをタップといった手順になります。
事故物件などのやばい物件を見分ける方法は、物件の情報欄に告知事項ありの記載・近隣の物件と比べて家賃が安い・マンション名やアパート名が変わっている・不自然なリフォーム・近隣の口コミや事故物件紹介サイトでチェックといった方法があります。
大島てるは事故物件を見分けるのに便利なサイトですが、誰でも投稿できるということもあり、デマ情報や噂程度の情報が紛れ込んでいる可能性もあります。事故物件の情報は本当に正しいのか、しっかり確認する必要があります。