皆さんは非通知でかかってくる中国語の電話の経験はありませんか。ネット上でも非通知でかかってくる中国語の電話が話題になっています。そこで今回は非通知でかかってくる中国語の電話について見ていきます。また非通知に出ない設定方法も見ていきます。
目次
非通知の中国語の電話は詐欺の可能性がある
まず大前提として非通知の中国語の電話は詐欺の可能性があります。
非通知の中国語の電話は基本的に詐欺の可能性があり、最初に非通知でかかってきて、次には通知された状態でかかってくることが多いです。
もしくは留守番電話に中国語のメッセージが入っていることもあります。そういった非通知の中国語の電話には、詐欺の可能性があるので出ないほうが賢明です。
使用されている番号だと思われてしまう
その非通知の電話に出てしまうと、使用されている番号だと思われてしまう危険性があります。電話に出るということは、その電話番号は使われているという証拠に他ならないからです。
それを相手に伝えてしまったということなので、これは危険な状態になっていることは想像できるでしょう。
非通知の中国語の電話に出てしまうと、以下のようなトラブルが起こりうることがあります。
不審なメッセージが届くようになる
まずは不審なメッセージが届くようになります。非通知の中国語の電話に出てしまい、不審に思ったときにはもう遅いということですね。
- 中国語で『中国大使館で重要な手紙を預かっている』と言ってきた
- 非通知着信に出たあと、不審なSMSが届くようになった
体験者は、上記のような不審なメッセージを受け取ったといいます。メッセージが送信されてくること自体はまだ大丈夫ですが、非通知の中国語の電話から実害を与えられる可能性も0ではありません。
そのため非通知の中国語の電話には出ないことを徹底する必要があります。
非通知の中国語の電話の留守電を聞いても大丈夫?
非通知でかかって来た電話で留守電にメッセージがあった場合、それを聞いても大丈夫なのでしょうか。端末の留守ボイスにせよキャリアの留守電にせよ、「通話状態」に一度はなってしまったということになります。
その意味では留守電に何かを残された時点で、この番号は使われていると相手には把握されています。大丈夫かという観点では、聞いても聞かなくも同じですが、確認だけしておいてその後に「用心」すべきです。
メッセージが中国語であったりした場合には、当面は見知らぬ番号からの着信には要注意すべきでしょう。
金銭が騙し取られる可能性がある
次に金銭が騙し取られる可能性があることです。
これは実例があるのでご紹介します。
9/10に国際電話を受けた女性が411万円を騙し取られる事件がありました
中国の大使館員を名乗る男女に「犯罪行為をした」と脅されそのまま411万円を振り込んでしまったそう。
また9/29に国際電話を受けた中国語を話す女性が、公安委員を名乗る人物に脅され250万円を騙し取られる事件もありました。
これはニュースで大々的に報じされたのでご存じの方も多いと思います。
他にも3,600万円を騙し取られたり、キャッシュカードから多額の現金が抜かれていたりなど様々な被害が勃発。
留学生が1,700万円を騙し取られる事件も起こっています。
このように事件に巻き込まれる可能性があるということは覚えておきましょう。
非通知の電話を拒否する設定をする
では非通知の電話を拒否する設定をしていきましょう。
中国語の非通知電話がかかってくることを未然に防いでおけばそもそも詐欺にかかることもありません。
非通知の電話を拒否する設定をしておけば電話自体がかかってこなくなるので必ずしておきましょう。
iPhoneの設定方法
まずはiPhoneの設定方法です。
iPhoneの設定方法は
- 設定アプリを開き「電話」→「不明な発信者を消音」をON
でOK。
これで非通知から電話がかかってきても画面に「非通知設定 不在着信」と表示されるようになります。
着信音もしませんし、電話アプリには不在着信を示す赤い丸マークが表示されています。
因みに電話の履歴には非通知電話は残ってしまいます。
非通知の詳細は「非通知設定」と表示されるだけです。
このiPhoneの設定方法をすると非通知の電話を切断してくれるようになります。
そのため中国語の非通知電話も全く着信されない状態になるんですね。