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『Thunderbird』でメールが受信できない!?解決策はあるの?

Webメールとは、ブラウザ上でメールの送受信ができる機能です。代表的なものとして「Gmail」「Yahoo!メール」が挙げられます。

Webメールは、ブラウザ上でIDとパスワードを入力すれば利用でき、ソフトをインストールする必要がありません。そのため、インターネット環境さえあればどこでも利用できるというのが大きなメリットです。スマートフォンでキャリアメールの代わりに使われることも多いでしょう。

デメリットとして挙げられるのは、ストレージ容量が限られていることです。サービスによって決められたストレージ容量の上限に達すると、古いメールが自動的に削除されます。重要なメールが自動的に削除されるのを防ぐためにも、「保護」や「選択して一括削除」などの整理は定期的に行うようにしましょう。

有料メールソフトと無料メールソフトはどちらがいい

メールソフトにはOutlookのような無料ソフトと、NNのような有料ソフトがあります。費用面だけでない違いを、それぞれ下にまとめました。特に有料ソフトを検討している方は、参考にしてみてください。

機能面では

有料ソフトと無料ソフトの最も大きな違いとしては「機能性」が挙げられます。

有料のメールソフトは特に、ビジネス利用に適した便利な機能を備えていることが多いです。

大量のメールを複数人で一括管理できるように作られているため、企業への問い合わせや注文メールへの対応にむいています。

セキュリティ面では

もちろん、有料のほうが無料よりは強固なセキュリティ対策が行われています。ビジネスメールでは、多くの個人情報や企業秘密もやり取りするでしょう。その場合は、有料ソフトでの一段階上のセキュリティ保護が有効かもしれません。

もちろん、無料ソフトでもセキュリティ対策は行われているため、個人で利用する場合は無料でも特に問題はないと言えます。

広告について

無料のメールソフトでは、画面の隅の方に広告が表示されることが多いです。有料のメールソフトの場合は、表示されません。無料ソフトでは広告表示料で、アプリ製作者が収益を得ているためで、これはどうしても仕方がないでしょう。

些細な違いになりますが、より快適に使えるソフトを選ぶに越したことはありません。Outlookのようなシンプルで多くの人に支持される大手無料ソフトを選ぶか、有料ソフトを選べば広告が表示される問題は解決されます。しかし、無料ソフトでしかもユニークな機能が搭載されているものがどうしても良い、となった場合、多少の広告表示には目を瞑る必要も出てくるかもしれません。

まとめ

Thunderbird78でメールが受信できないのは、サーバーのTLSが対応していないことが主な原因でした。メールが受信できないことに対する解決策としては、TLSのバージョンを変更するか、サーバーのセキュリティ設定を変えることが挙げられます。どちらも簡単にできますが、前者は「動作保証対象外」であることを忘れてはいけません。自己責任で行ってもらうことになります。

Thunderbirdユーザーにおすすめな他のメールサービスとしては、WebメールとしてGmail、メールソフトとしてはOutlookやSylpheedなどの無料ソフト、eMClientといった有料ソフトまで様々です。

無料メールソフトと有料メールソフトの違いは、機能、セキュリティ、広告表示など様々な点にあります。もちろん、全てにおいて有料メールソフトの方が快適で機能も充実していることは間違いありません。個人使用なら無料のメールソフトやwebメールでも便利ですが、特に大量のメールに対応しなければならない企業であれば有料のメールソフトでの一括管理をおすすめします。