Safariのよく閲覧するサイトには、頻繁に閲覧するWebサイトが自動で表示されます。ブックマークに登録する手間がかからないので便利ですが、表示させたくないサイトが出てしまうことも。そこで今回は、よく閲覧するサイトを非表示・削除する方法を6つご紹介します。
目次
Safariのよく閲覧するサイトを非表示にする方法
SafariはMacやiPad、iPhoneに標準搭載されているWebブラウザ。ブックマーク機能とは別によく閲覧するサイトという機能があり、ユーザーがよくアクセスするWebサイトを自動で追加してくれるメリットがあります。
しかし、「よく閲覧するサイトの機能自体を表示させたくない」「よく閲覧するサイトが勝手に増えて困る」という声もあるでしょう。
そこで、ここではSafariのよく閲覧するサイトを非表示にする方法を3つご紹介します。よく閲覧するサイトを個別もしくは一括で削除したいという場合は、後述している「Safariのよく閲覧するサイトを削除する方法」をご覧ください。
スタートページから非表示にする
1つ目の方法は、Safariのスタートページの設定を変更して、よく閲覧するサイトを非表示にするというものです。
iPhoneやiPadの場合は、以下のやり方です。
- Safariアプリを開く
- 画面右下にある
をタップする
- 画面左下の「+」をタップしてスタートページを表示する
- 下にスクロールして「編集」をタップする
- よく閲覧するサイトのトグルをオフにして非表示にする
Macの場合は、以下のやり方です。
- Safariを開く
- 「command+T」キーを押してスタートページを表示する
- 画面右下の
(レンジスライダー)を選択する
- よく閲覧するサイトのチェックマークを外して非表示にする
これでSafariのよく閲覧するサイト自体の項目が非表示になります。よく閲覧するサイトを削除したのに復活するということもありません。
設定アプリから非表示にする
2つ目の方法は、設定アプリからよく閲覧するサイトを非表示にする方法です。iPhoneやiPadで操作できます。
非表示のやり方は以下の通り。
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「Safari」をタップする
- 「よく閲覧するサイト」のトグルをタップしてオフにする
これでOKです。Safariを開いて、よく閲覧するサイトが非表示になったか確認してみてください。
Safariをプライベートブラウズで利用する
3つ目は、Webサイトを閲覧する時にプライベートブラウズを利用して非表示にさせるの方法です。
プライベートブラウズでは、閲覧履歴やフォームへの入力情報がSafariに保存されません。検索履歴をもとに自動追加されるよく閲覧するサイトにおいても、非表示にすることができます。
iPhoneやiPadの手順はこちらです。
- Safariアプリを開く
- 画面右下にある
をタップする
- 「スタートページ」をタップする
- 「プライベート」をタップする
Macの手順はこちらです。
- Safariを開く
- 画面上部の「ファイル」メニューを開く
- 「新規プライベートウィンドウ」を選択する
Safariのよく閲覧するサイトを削除する方法
Safariのよく閲覧するサイトに表示されているWebサイトは、個別で削除したり、閲覧履歴を消去することで一括削除したりできます。
ただし一時的な削除なので、よく閲覧するサイトはSafariを利用し続けることで再び表示されます。今後、よく閲覧するサイトを一切表示させたくないという方は、前章を参考に非表示設定を行いましょう。
よく閲覧するサイトを削除したい場合は、以下3つの方法で操作を進めてみてください。
よく閲覧するサイト一覧から削除する
まずは、Safariのよく閲覧するサイト一覧から1つずつ削除する方法です。
iPhoneやiPadの手順は以下の通り。
- Safariアプリを開く
- 新規タブを開く
- 削除したいアイコンを長押しする
- 「削除」をタップする
Macの手順はこちらです。
- Safariを開き、よく閲覧するサイト一覧を表示させる
- 削除したいアイコンを右クリックする
- 「削除」を選択する
Macの場合は、よく閲覧するサイトのアイコンをSafariウィンドウの外へドロップすることでも削除可能です。
safariの閲覧履歴から個別/一括で削除する
Safariのよく閲覧するサイトは、ユーザーの閲覧履歴をもとに表示される仕組みです。そのため、閲覧履歴そのものを削除すれば、よく閲覧するサイトからもWebサイトのアイコンを消すことができます。
iPhoneやiPadの手順はこちらです。
- Safariアプリを開く
- 画面下部のブックマークアイコンをタップする
- 履歴タブをタップする
- 削除したいサイトを左にスワイプする
- 「削除」をタップする
閲覧履歴を一括で消去したい時は、履歴タブを表示させた後に画面右下の「消去」をタップしましょう。
また、Macの場合は、以下の手順で閲覧履歴を一括削除できます。
- Safariを開く
- 画面上部のメニューバーから「履歴」を選択する
- 「履歴とWebサイトデータを消去」を選択する
- 「消去の対象」を選択する
- 「すべての履歴」を選択する
- 「履歴を消去」を選択する
履歴の消去が完了すると、よく閲覧するサイト一覧の表示も消せるでしょう。
ただし、この操作では閲覧履歴やよく閲覧するサイト以外にも、検索履歴やダウンロードした項目なども削除されるので注意してください。
設定アプリから一括で削除する
iPhoneやiPadの場合、設定アプリからSafariの閲覧履歴を消去することで、よく閲覧するサイト一覧に自動追加されていたWebサイトが消せます。
手順はこちらです。
- ホーム画面から設定アプリを開く
- 「Safari」をタップする
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップする
- 「履歴とデータを消去」をタップする
Safariのよく閲覧するサイトが消えない時の対処法
次に、Safariのよく閲覧するサイトが消えない時の対処法を2つご紹介します。
よく閲覧するサイトのアイコンを長押しし過ぎない
Safariのよく閲覧するサイト一覧からWebサイトを削除する際、アイコンを押し過ぎている可能性があります。
端末によっては、アイコンを押し過ぎると3DTouchが機能してサイトのプレビュー画面が表示されます。これではよく閲覧するサイトからWebサイトが消えません。
軽く触れるようにアイコンを押してみてください。
SafariやiPhone本体を再起動する
Safariや使用している端末で一時的に不具合が生じている可能性があります。一度、アプリや端末を落として再起動してみてください。
なお、Safariや設定アプリから閲覧履歴を消去しても、よく閲覧するサイト一覧が削除されるまでタイムラグが生じるケースがあります。少し時間を置いてからSafariを起動してみましょう。
【補足】Safariのよく閲覧するサイトを表示する方法
最後に、補足としてSafariのよく閲覧するサイトを表示する方法をまとめました。
よく閲覧するサイトは、以下2つの方法で表示させることが可能です。よく閲覧するサイトを非表示にしたり削除したりする操作を行った時も、こちらの手順をもとに表示を確認してみてください。
新しいタブを開いて表示する
iPhoneやiPadの場合、まずはSafariアプリを開いて画面右下にあるアイコンをタップします。その後、画面左下に表示される「+」アイコンをタップしてください。これで、よく閲覧するサイト一覧が表示されるはずです。
Macの場合は、Safariが起動している最中に「Command+T」キーを押すと新規タブが開きます。これでよく閲覧するサイトを確認可能です。また、ファイルメニューから「新規タブ」を選択することも可能です。
検索フィールドから表示する
Safariでは、Webサイトを閲覧中に「検索フィールド」をタップすることで、スタートページを開けます。
ここでよく閲覧するサイトを確認することも可能です。
まとめ
Safariのよく閲覧するサイトに表示されているWebサイトを非表示・削除する方法を6つご紹介しました。iPhoneやiPad、Macごとに操作方法が違いますが、よく閲覧するサイトを非表示にしたり削除したりすること自体は簡単です。
よく閲覧するサイトに表示させたくないWebサイトのアイコンがあったら、今回ご紹介した6つの方法を試してみてくださいね。
もし「よく閲覧するサイトが表示されない」「よく閲覧するサイトが勝手に消えた」という時があっても、逆の操作を行うことで解決できますよ。