OutlookはWindowsによるフリーメールソフトです。設定もIDとパスワードだけで簡単にでき、直感的な操作に向いた快適なデザインをしています。
Outlookに特徴的な機能としては、重要なトピックについて複数人にメールの一斉送信ができる「メンション機能」や、メールで受信した飛行機やホテルの予約を反映させる「スケジュール管理機能」があります。
大量の発注メールや問い合わせメールの対応などの必要がなければ、ビジネスシーンでも十分満足の使い心地です。
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eM Client
eMClientはあまり有名ではありませんが、便利な機能が多数搭載された有料のメールソフトです。メールを添付ファイルから探す機能があるため、ダウンロードしていない資料を逆引きする際に役に立ちます。
一般的に、メールソフトでは複数のアカウントを設定したら動作が重くなりがちという問題がありがちです。その点、eMClientは複数のアカウントを設定しても動作は問題なくスムーズというのが、大きなメリットになります。
有料ですが、いきなり買わなくても大丈夫です。30日間は無料で体験できるので、操作性を確認したい場合は、体験版を使ってみましょう。
Sylpheed
オープンソースでマルチプラットフォーム、つまりどのPCでも快適に使えるのメーラーという点では、Thunderbirdに最も近いメールソフトです。Thunderbirdよりも動作が早いとの評判もあります。
実際についている機能としてはとてもシンプルで、初めての人でも説明なしに使いやすいようにデザインがされています。Gmail専用の設定があるため、Gmailのバックアップとしても役に立つでしょう。
SMCm
SMCmは、様々なPOPメールに対応しています。
本文のうち一部分をブックマークしたり、ヘッダーのみまたはボディのみ受信したりと、他にはないユニークな機能を兼ね備えているのが大きな特徴です。なかでも、グループ受信機能というのは、ユーザーから特に高い評価を得ています。いくつかの特定のメールアドレスをあらかじめグループとして、それらのみを受信する機能です。
無料のメールソフトですが、これらの機能にピンときた方にはおすすめします。
Mailbird
POP、IMAPに対応しているメールソフトです。
デザインはとてもスタイリッシュで、直感的に使いやすい工夫がされています。画面の右側にあるパネルからFacebookなどの各種SNS、Google関連のサービスを使うことができるのはMailbirdならではの特徴です。GmailやOutlookのようなメジャーなメールソフトとも連携でき、IDとパスワードのみでメールが受信できるようになります。
ちなみに、Mailbirdは海外製で日本語は非対応になっているのは注意点です。英語でも問題なく使えるという方には、SNSも使える便利なコミュニケーションツールとして活躍するでしょう。
ThunderbirdのようなメールソフトとWebメールの違い
Thunderbirdのようなメールサービスを探していると、メールソフトとWebメールという言葉に行き当たるかもしれません。
大きな違いはアプリをダウンロードする必要があるか、ないかになります。両者の違いと、メリット、デメリットについて確認しておきましょう。
メールソフト
メールソフト、別名メーラーとは、電子メールをPCでやり取りするときに利用されるソフトウェアです。今回紹介したThunderbirdは、メールソフトにあたります。
メールの初期設定さえ済ませてしまえば、基本的にそのPCでそのままずっと使うことができるのが大きな特徴です。
受信トレイの設定で複数アドレスの管理も可能
例えば一つのメールソフトで、複数のメールアカウントがある場合、受信トレイを設定しておけば複数のメール送受信ができます。
メールの量が多くなってきた場合は、受信したメールを受信トレイで作成できるフォルダやラベル機能での仕分をすることがおすすめです。
メールアカウントに付随するアドレス帳のインポート・エクスポート機能では、異なるメールソフト同士のデータを移し替えることも可能になります。
いくつも持っているメールソフトを一つにまとめたいと考えたり、機能面が優れた別のメールソフトを使い始めたりするときに便利です。
一見便利なことばかりですが、デメリットについても紹介します。メールソフトを使うデメリットとして考えられるのは、やはり今回のThunderbird78のような不具合が生じ得ることです。
アップデートした場合には、空メールを送受信するなどしてサーバーが対応しているかを確認するようにしましょう。