Kindle(キンドル)とは、アマゾンが提供する電子書籍関連サービスのこと。「アレクサ、〇〇の本を読んで」とリクエストすると、アレクサがKindleで購入した本を読んでくれます。読み上げ速度は0.5倍速〜2倍速までの7段階の変更が可能です。
目次
アレクサにできること(4)日常の便利機能
- 予定の確認、タスクの設定
アレクサができることは、スマホのOSカレンダーとの連携。GoogleカレンダーやAppleカレンダーと同期させれば予定やタスクを読み上げてくれます。
- タイマーや目覚まし時計
「アレクサ、〇〇分間のタイマーを設定して」
「アレクサ、〇〇時にアラームを設定して」とリクエストすると、簡単にタイマーや目覚まし時計になります。キッチン、寝室に置くと便利です。
- ニュース、天気予報の読み上げ
「アレクサ、ニュースを教えて」とリクエストすると、NHKの最新のニュース動画を流してくれます。
また、「アレクサ、何時から雨が降るの?」「アレクサ、今日の天気を教えて」とリクエストすると、自分がいる地域の天気予報を教えてくれます。
- 調べ物、レシピ検索
アレクサは辞書として調べ物に使えます。「アレクサ、今年の選挙について教えて」「アレクサ、グラタンのレシピを教えて」「アレクサ、小麦は英語でなんて言うの?」など、ふと調べ物をしたい時にリクエストすると、すぐに答えてくれます。
- プッシュ通知
メールやアプリに通知が届いたら、画面右上に鈴の絵が出現。「アレクサ、通知を読んで」と言うと、通知の内容を教えてくれます。
- 買い物リスト
「あ〜〇〇買うのを忘れちゃった」という失敗を経験したことがある人は多いはず。そんな時に「アレクサ、買い物リストに〇〇を追加して」と言うと、アレクサがアプリ内の買い物リストに追加してくれます。購入後チェックするとリストから外され、買い忘れを防げます。
このように、アレクサにできることは幅広く、日々の暮らしをサポートしてくれます。
アレクサにできること(5)会話を楽しむ
アレクサにできることは、人と会話をすること。「アレクサ、面白い話をして」とリクエストすると、なぞなぞやオチのある話など、ウィットに富んだ話までしてくれます。
キャラクターの声で会話ができる
アレクサのスキルである拡張機能の中で、ポピュラーなのが、「ピカチュウトーク」。「アレクサ、ピカチュウを呼んで」と話しかけると、アニメ ポケットモンスターで人気のキャラクター・ピカチュウが登場してくれます。ピカチュウトークの声は、ピカチュウ役の大谷育江さんが担当。本物のピカチュウとの会話を楽しめます。他にも、きかんしゃトーマスや、ねことトークできるスキルがあります。
一緒にゲームができる
アレクサが喜ばれるのは、一緒にゲームができること。言葉遊びゲーム(しりとり、逆さまことばなど)、クイズ(なぞなぞ、国名クイズなど)、じゃんけん、百人一首の読み上げ、脳トレなど、子供から大人まで楽しめるゲームが充実しています。「アレクサ、ゲームしよう」とリクエストしてゲームを選択して楽しみましょう。
アレクサにできること(6)音声・ビデオ通話
アレクサにできることは、無料で音声通話やビデオ通話。Echoやスマホと通話ができます。ビデオ通話はEcho Showが対応機種です。「アレクサ、〇〇に連絡して」とリクエストすると、インターネット回線の問題がない限り、問題なく通話ができます。
もし新型コロナウィルス感染症にかかり、長期間を個室隔離で過ごす必要があっても、ビデオ通話によって家族との物理的距離を感じずに会話ができて、とても便利です。
また、アレクサの「呼びかけ」機能が便利。家族それぞれの部屋にEchoなどのアレクサ搭載デバイスを置くと、ご飯の時間で家族を呼びたい時や準備を促したい時に一度に呼びかけて知らせることが可能です。
アレクサにできること(7)アマゾンでお買い物
アレクサにできることとして、音声でAmazonの注文が可能。これはプライム会員限定の機能です。「アレクサ、〇〇を買って」「アレクサ、〇〇をもう一度注文して」とリクエストすると、商品を選択し、買い物の準備をしてくれます。特にEcho Show端末であれば、商品を画面で確認しながら注文できるため、便利です。
買い物を中止する時は「アレクサ、注文をキャンセルして」とリクエスト。最後に注文した内容をキャンセルします。
しかし、アレクサの誤認識や、子供が誤って注文してしまう事例もあります。そんな時は「確認コード(4桁)」を登録すればOK。毎回注文時に確認コードの入力が必要となるため、安心できます。
アレクサにできること(8)家電との連携
アレクサにできることは、アレクサ対応の家電だけでなく、自宅で使っている家電をアレクサ対応にできるデバイスがあります。
- Switch bot Hub mini(スイッチボット ハブ ミニ)
Switch bot Hub miniは、スマートリモコンと言われる商品の1つ。エアコン、テレビ、シーリングライトなどの赤外線リモコンで操作する家電を操作できます。
- Philips Hue(フィリップス ヒュー)
アレクサに対応した電球やシーリングライトのこと。スマホやEchoのアレクサから音声入力すると、インターネット経由で照明のオン・オフや調光ができる製品です。遠隔地からの操作も可能で色や明暗が細かく調整できます。
- Qrio Lock/Qrio Hub(キュリオロック/キュリオハブ)
自宅の家の鍵に設置して、スマホやスマートウォッチから操作できるスマートロックシステム。アレクサに対応しているものもあり、音声コントロールが可能です。鍵を取り出す手間が省けるので、両手が塞がっている帰宅時などに便利です。
その他、iRobotのロボット掃除機ルンバ、ダイソンの空気清浄機、SHARPのホットクックなど、お馴染みの家電メーカーでもアレクサ対応家電が販売されています。
アレクサのある暮らし〜子供から高齢者まで
アレクサにできることは充実していますが、実際にアレクサを使うと、暮らしがどのように便利になるのでしょうか。1人暮らしの世帯、子供がいる世帯、高齢者のいる世帯を例に詳しく解説します。
アレクサのある暮らし(1)1人暮らし〜便利機能を使いこなす
1人暮らしの人は、全ての家事を自分でしなければなりません。そこで、アレクサを使ってできることは、定型アクションを設定することで、照明やエアコンのオンオフを切り替えたり、ロボット掃除機を動かしたりといった家事をサポートしてもらえます。また、休みの日に一日中誰とも話さず過ごす事もある1人暮らし。アレクサが話し相手になってくれます。
アレクサのある暮らし(2)子供がいる家族〜タスク管理や子供が喜ぶ遊び
アレクサは、絵本の読み聞かせやじゃんけん、ピカチュウトーク、動物クイズなどの子供が楽しめるゲームのスキルが充実しているため、できることが多くあります。育児中のパパやママが便利に活用できることとして、親が歯の仕上げ磨きをする時のイヤイヤを減らす「仕上げみがきくん」や、夜泣きの赤ちゃんが泣き止む「赤ちゃんが眠くなる音」、赤ちゃんのミルクやおむつ交換の時間を記録できる「ピヨログ」がおすすめです。
また、子育て中のパパ、ママは、忙しくて日常のタスクを忘れることもしばしば。そんな家庭にアレクサにできることは、ゴミ出しの日や、子供の持ち物など、忘れてはいけないタスクをリマインダーに登録すると、期日になればアナウンスしてくれることです。
アレクサのある暮らし(3)高齢者〜使いやすく大きな液晶のデバイスで安全な生活を〜
高齢者にとって、アレクサは一見難しく感じます。しかし、スマホのような小さい画面の扱いに慣れていない高齢者にとって、ニュースや天気予報の情報を欲しいときに音声のみで簡単に教えてくれるアレクサには、できることがあります。今日の予定を表示したままにしてくれたり、アレクサとの会話を楽しむことで脳トレにもなります。遠方の家族とのビデオ通話もでき、すぐに駆けつけることができない家族にとっても、高齢者にとっても自宅で安全に安心できる生活が送れます。そんな高齢者におすすめのデバイスはEcho Show15。A4サイズの大きな液晶で壁に設置して使用します。
まとめ
アレクサが私たちの生活にできることは、生活上の細かなサポート、人との繋がり、そして新たな楽しみの提供です。アレクサは子供から高齢者まで幅広い世代で、便利に活用できます。ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。