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清掃品質の維持・向上を支援!清掃管理支援サービス「Cleancheck」を紹介

2021年5月20日

宿泊事業者や、レンタルスペースを運営している人にとって施設の清掃管理は大変です。一方で、大変でありながら手を抜くことはできない重要な部分でもあります。今回紹介する「Cleancheck」は清掃品質を維持・向上できる清掃管理支援サービスです。

https://cleancheck.jp

「Cleancheck」とは??

「Clean Check」 は、小規模の宿泊事業者や多人数によるレンタルスペース等を対象に、清掃品質の維持・向上を達成できるよう管理者および清掃担当者の業務負担を省力化することを目指した、清掃管理支援サービスです。チェックリスト作成、作業員管理、共有部 (複数回の清掃を行う箇所) 設定、複数施設管理、作業員向けアプリ、報告確認などの機能を備えています。中小規模の宿泊施設や、レンタルスペース、その他複数の清掃箇所を持つ施設の管理運営を行っている企業を対象としています。その他、定期清掃業務を請け負っている清掃事業者などにもおすすめです。

テストユーザーとして「Cleancheck」実際に利用したユーザーからは、以下のように評価されています。
1:清掃担当者の担当箇所の確認頻度を減らすことができ効率化を達成できた。
2:チェックリストのオンライン化により、ペーパーレス化を実現できた。
3:清掃員の報告を管理しやすくなった。

「Cleancheck」開発のきっかけ

2010年初頭からのコロナウイルス感染症拡大に伴い、宿泊業界においては、宿泊後清掃において消毒を行うことが徹底されると判断したことがきっかけとなったようです。

アメリカのCDC(米国疾病対策センター)は、早期より接触頻度の高い箇所への徹底した消毒の重要性を指摘しており、海外の大手ホテルチェーンは独自の衛生基準を策定し、対策に乗り出していました。清掃作業員の教育はもちろんのこと、管理責任者を定め、責任者による徹底したチェックなどを行うよう基準を定めています。

一部海外の国では、旅行業界を司る公的機関により衛生管理基準に基づき安全性を認証する動きも見られます。国内でも「やまなしグリーン・ゾーン認証制度」などの取組が注目されており、今後、各自治体等で採用されていくのではないかと予想されています。

このような流れが、今後、日本国内に広がっていくと考え、開発につながったそうです。

大手の事業者は、独自にシステムを作成することが可能ですが、中小規模の事業者では、独自にシステムを作成することはコストの関係で難しいと思います。このため、中小規模事業者様の衛生、清掃品質管理を支援することで、苦境に立つ宿泊事業者様やレンタルスペース事業者様の手助けになればという思いで開発が始まりました。

それまで開発途中であった、民泊等に向けた清掃管理アプリサービス「おそうじヘルプ」の考え方を応用し、中小事業者様がコストの負担を少なく、清掃品質の維持・向上を達成できることを目的としたオンラインサービスを提供することで、「新しい衛生基準」に則った衛生・清掃管理業務を省力化できるよう開発を行ったそうです。

「Cleancheck」のこれから

テストユーザーからは、以下のような要望が上がっています。

・予約管理システムとの連携
(各種予約システムのサプライヤーと協議を行っていきたいと考えております。)
・出勤スタッフの自動割当機能
(AI開発が必要となるため、難しい分野ではありますが、種菌予定機能などを実装した上で、清掃作業員各人の作業時間などを考慮した上で、自動的に仕事を割り当てすることができるよう、対応を図っていきたいと考えております。)
・企業様の支払い方法として、クレジットカードのみでなく、請求書払いへも対応を行う。
(日本の商習慣としまして、請求書払いのみで対応されている企業様が多いことから、無料期間終了後の必須機能として開発を進めています。)

そのほかにも、ユーザーの要望に沿って、UI(ユーザーインターフェース)、UX(ユーザーエクスペリエンス)を見直し、より使いやすいサービスとしていく予定だそうです。

まとめ

宿泊施設や、レンタルスペース清掃品質を維持・向上できる清掃管理支援サービス「Cleancheck」を紹介しました。これまで中小規模の事業者では難しかった清掃分野の効率化を可能にしてくれるサービスです。施設運営のかゆいところに手が届く支援だといえそうです。