Apple社は、Apple Music公式サイトにおいて、来るWWDC21基調講演の直後に「スペシャルイベント」と銘打ち、「空間オーディオ」が紹介される見込みを示唆しました。
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Apple Musicのスペシャルイベント、WWDC21基調講演直後に開催!
Apple Musicに投稿されたビデオの中で、最初にTwitterで発見されたのは、Apple社が現地時間6月7日午後12時に開催する「スペシャルイベント」を予告していることでした。
これは、WWDC21の基調講演が始まってから2時間後のことです。
Apple Musicイベントでは「空間オーディオ」の紹介がメインテーマ!
現在、このイベントはWWDCの公式スケジュールに組まれていないようですが、Apple社が今月末に発売するとしているApple Musicの「空間オーディオ(Spatial Audio)」に関連するもののようです。
6月以後「ロスレス」と共に「空間オーディオ」が全てのApple Music加入者へ提供!
Apple社は、ドルビーアトモスを採用した「空間オーディオ」と、より高品質な「ロスレス」ストリーミング技術が、6月以降に全てのApple Music加入者に提供されることを発表しました。
Apple社はこの新機能を、ソーシャルメディアやApple Musicアプリ内で宣伝していますが、完全な専用のスペシャルイベントについてはこれまで公開されていませんでした。
音楽を「立体的」にする空間オーディオの可能性!
オーディオの世界では、長らく「原音再生」がベースとされてきました。1970年代では「ステレオ」による、左右の「位相」に重点を置き、スピーカー再生での音の「定位」が求められました。
その他ノイズを極限まで低減する技術と共に、「音場を豊か」にする手法が様々作り上げられます。このApple社による「空間オーディオ」は、さながら「音のVR」とも言うべき画期的な技術であり、Apple Music愛好者から歓迎されるでしょう。
まとめ
Apple社のWWDC21基調講演は6月7日午前10時(現地時間)に始まり、その4時間後の午後2時には新技術への詳細説明「State of the Union」が開催されます。
Apple社の音楽リソースが、新技術の「空間オーディオ」や「ロスレス」対応することで、豊饒なオーディオの世界が広がる期待感に満ちてくるようです。
source:MacRumors