Apple社の元・CDO(最高デザイン責任者)のジョナサン・アイブ氏が、5月21日発売の新型iMacのデザインに関与していたと判明しました。
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Appleデバイスのカリスマデザイナーが新型iMacのデザインに関与!
ジョナサン・アイブ氏は、Apple創業者スティーブ・ジョブズ氏の頼れる右腕として、最高デザイン責任者の要職を2019年まで続けた「カリスマデザイナー」です。
アイブ氏はすでにApple社を退職していたにも関わらず、この5月21日発売の、M1チップ搭載新型iMacのデザインに関与していたことがテックカルチャーメディア「ワイアード」から伝えられました。
ジョナサン・アイブ氏は2019年独立!Apple社の各デバイスのデザイン総監督を歴任した!
ジョナサン・アイブは2019年にAppleを退社し、Appleを顧客の1つとする独立したデザイン会社「LoveFrom社」を設立しています。
アイブ氏はAppleに在職中、iPhone、iPad、iPod、MacBook、iMacなど、Appleの各デバイスを圧倒的な革命と斬新さで不動のデザインへと位置付けをしたデザイン総監督でした。
アイブ氏在職中か退職後かについては触れず!
Apple社はワイアードに対し、アイブ氏が実際に新型iMacのデザインを手がけたことを認めましたが、アイブ氏がApple社を去った後に、彼の会社「LoveFrom社」として協力したのかどうかについては、肯定も否定もしませんでした。
アイブ氏は米国で最も影響力のある「英国人」!英国の叙勲経験も!
ジョナサン・アイブ氏は、Apple社での活躍から「アメリカで最も影響力のあるイギリス人」と称されることがあります。デザインの世界では数々の賞を受賞し、イギリスでは「大英国勲章」をも叙勲した経歴の持ち主です。
LoveFrom社を立ち上げた現在も、Apple社とは協調関係にあるとされていましたので、新型iMacの美的センスにアイブ氏の関与があることをうれしく思うAppleファンは多いことでしょう。
まとめ
アイブ氏がまだ在職中にデザインに携わったかどうかを明確にしないエッセンスは、他にもあるという指摘も見られます。それは多くのハードウェア設計には、非常に長いプロセスが必要なのだというメッセージです。
その意味からも、この新型iMacの新しいデザインに「アイブの指紋」が付いていても不思議ではないのかもしれない、という暗喩です。筐体が大幅に薄くなり、鮮やかな7色のカラーバリエーションを揃えた新型iMacはそう語っているようにも見えます。
source:MacRumors