iPhoneと接続して音楽を楽しめるAirPods。自動的にペアリングされるため愛用している人も多いのではないでしょうか。しかし、状況によってAirPodsがうまくペアリングできない時があります。今回はAirPodsが繋がらないときの対処法をご紹介します。
AirPodsが繋がらないときの対処法
AirPodsが繋がらないときの対処法を紹介していきます。
AirPodsが繋がらないと困った場合は、以下の対処法を試して下さい。それでは順番に解説していくので、一緒にみていきながら対応していきましょう。
【対処法1】Bluetoothをオンにする
まずは、Bluetoothをオンにしましょう。
iPhoneの場合は、
- 設定アプリを開く
- 「Bluetooth」をONに切り替える
でOKです。
すでに「Bluetooth」がONになっていても不具合でOFFと認識されている可能性がありますので、いったんOFFにしてからONに切り替えてみてください。
Macの場合は、
- Appleアイコンをクリック
- 「システム環境設定」→「Bluetooth」をクリック
- 「Bluetooth:オフ」と表示されている場合は「Bluetoothをオンにする」をクリック
でOKです。
【対処法2】ペアリングをし直す
次の繋がらないときの対処法は、ペアリングをし直す方法です。
iPhoneの場合は、
- 設定アプリを開く
- 「Bluetooth」→「自分のデバイス」→「AirPods」をタップ
- iアイコンをタップ
- 「このデバイスの登録を解除」をタップ
- 「デバイスの登録を解除」をタップ
- AirPodsをケースに入れて蓋をして15秒間待機する
- 蓋を開けてiPhoneの近くに置く
- iPhoneにポップアップ画面が表示されるので「接続」をタップ
でOKです。
Macの場合は、
- Appleアイコンをクリック
- 「システム環境設定」→「Bluetooth」をクリック
- 「AirPods」をクリックしバツアイコンをクリック
- 「削除」をクリック
- AirPodsをケースに入れて蓋をして15秒間待機する
- 蓋を開けてMacの近くに置く
- ポップアップ画面が表示されるので「接続」をタップ
でOKです。
【対処法3】音量とデバイス設定を確認する
次の繋がらないときの対処法は、音量とデバイス設定を確認する方法です。
iPhoneの場合は、
- AirPodsを装着する
- YouTubeなどで音楽を再生する
- コントロールセンターを開く
- 「オーディオ(ミュージック)」→「AirPods」をタップ
でOKです。
Macの場合は、
- AirPodsを装着する
- Appleアイコンをクリック
- 「システム環境設定」→「サウンド」をクリック
- 「出力」のタブを開く
- 「サウンドを出力する装置を選択」→「AirPods」をクリック
でOKです。
【対処法4】iPhoneを再起動する
次の繋がらないときの対処法は、iPhoneを再起動する方法です。
iPhoneになんらかの不具合が起きており、AirPodsとのペアリングに障害が出ている可能性があります。
一度、iPhoneを再起動して設定をリセットしてみてください。
【対処法5】AirPodsを充電する
次の繋がらないときの対処法は、AirPodsを充電する方法です。
繋がらない云々の前に、充電が0になっているとそもそもデバイスとして機能することはありません。
ちなみに、AirPodsではランプによってその充電状態を確認することができます。
- 赤色:充電中
- 緑色:充電完了
なるべくランプが緑色になるまで待機しておきましょう。
【対処法6】iОSをアップデートする
次の繋がらないときの対処法は、OSをアップデートする方法です。
AirPodsが対応しているOSには限界があり、そのバージョンよりも古いバージョンを使っているとうまく繋がないのです。
Appleが公開しているデータによると、
- iPhone:第一世代:iOS10.2以降、第二世代:iOS12.2以降
- Mac:第一世代:Sierra以降、第二世代:Mojave10.14.4以降
となっています。
これよりも古いバージョンを使っている場合は、アップデートしてください。
【対処法7】iPhoneの低電力モードをオフにする
次の繋がらないときの対処法は、iPhoneの低電力モードをオフにする方法です。
手順は、
- 設定アプリを開く
- 「設定」→「バッテリー」をタップ
- 「低電力モード」をOFFに変更する
でOKです。
【AirPodsが繋がらない?】リセット・初期化の方法は?
さて、ここまでの対処法で繋がらない不具合が解消されることが多いです。
しかし、それでも繋がらない不具合が解消されない場合はリセット・初期化を視野に入れなければなりません。
【AirPodsリセット①】ケースに入れて設定ボタンを長押しする
まずは、AirPodsをケースに入れましょう。
そして、ケースの背面にある設定ボタンを長押ししてください。
【AirPodsリセット②】白色点滅になるまで押し続ける
設定ボタンを押し続けていると、ランプが白色に点滅するようになります。
その状態で手を離さずオレンジ色→白色と点滅する色が変更するまで設定ボタンを長押しし続けてください。
白色点滅に再度戻ればAirPodsをリセット・初期化することに成功しています。
【AirPodsリセット③】AirPodsとiPhoneをペアリングする
初期化・リセットが完了すれば再度iPhoneとペアリングを進めます。
手順は、
- AirPodsをケースに入れて蓋をして15秒間待機する
- 蓋を開けてiPhoneの近くに置く
- iPhoneにポップアップ画面が表示されるので「接続」をタップ
でOKです。
それでもAirPodsが繋がらないときは?
以上の対処法を試したけれど、それでもAirPodsに繋がらない場合はどうすればいいのでしょうか。
繋がらない時の最終手段について解説します。
iPhoneを初期化してみる
まずは、iPhoneを初期化する方法です。
そもそもシステム自体にエラーや不具合が起きていると、どのようにしてもAirPodsとペアリングすることはできません。
初期化の手順は、
- 設定アプリを開く
- 「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」をタップ
- 初期化オプションを選択する
でOKです。
AirPodsを修理に出してみる
次の繋がらないときの対処法は、AirPodsを修理に出してみる方法です。
iPhoneやMacに問題がなくてもAirPodsに問題があればデバイスをどう直したところでペアリングすることはできません。
もし、AirPodsに不具合やエラーが生じていると思った場合は、
- Appleの正規プロバイダ
- Apple直営店
にAirPodsを持ち込んで修理を依頼しましょう。
ちなみにApple公式でもAirPodsの修理を受け付けており、
- 所要時間:1週間以内
- 料金:AppleCare+に加入している場合は0円。(その他は各料金表を参照。)
の条件で修理を依頼できます。
持ち込み修理もいいですが、サポート担当スペシャリストへの配送によってもAirPodsを修理することができるので、こちらのページよりお申し込みください。
まとめ
今回はAirPodsが繋がらないときの対処法をご紹介しました。
iPhoneやMacでの作業には欠かせないと言われるAirPodsが繋がらないのは厄介です。
色々な対処法がありますので1つ1つ試して、AirPodsとのペアリングができるようになるかどうかを試してみてください。
ちなみに、AirPods本体が破損している場合はAppleや直営店へ修理依頼をしましょう。