Windows10パソコンで、Google Chromeブラウザを標準で使っている方も多いと思います。しかし、Google Chromeブラウザを使う時だけ音が出ないのでは困ってしまいます。ここでは、その原因と対処法を説明します。
目次
Chromeブラウザで音が出ない6つの原因
Windosパソコンの音楽など特に問題はなく音声が聴こえるのに、Google Chromeブラウザで音楽を聴こうとしたり、ゲームをしようとしたり、YouTubeなどの動画を見ようとしたときに、音声が出ない状態となり困ってしまったという経験はありませんか?
ここでは、Google Chromeブラウザで音が出ない原因を6つ紹介します。
どのような原因で音が出ないのか、順番に見ていきましょう。
原因①Chromeブラウザの音量設定がミュートになっている
Windows10パソコンでは、音量の調節機能があり、自分の好みに応じて、接続する音声デバイスやアプリケーションごとに、音量を設定したり、音声をミュートしたりすることができるようになっています。
そして、Google Chromeについても、個別に音が出ない設定すなわちミュート設定とすることが可能で、Google Chromeだけがミュート設定になっていれば音が出ないのは当然なのです。
しかし、タスクバーの表示では、Google Chromeだけがミュート設定になっているのは見えません。音量ミキサーの設定を開いて確認するしかありません。
原因②特定のサイトがミュートになっている
Google Chromeでは、サイトごとに音量をミュート設定にして、そのサイトのみ音が出ないようにすることが可能です。
一旦この設定をしてしまうと、解除するまでは音が出ません。以前に、ミュートに設定して解除をし忘れていると、再度そのサイトを表示した際には音が出ないのです。
サイトをGoogle Chromeで開いた際に、ミュート設定していると、タブ名の所にミュートアイコンが表示されていますのでそのアイコンが表示されていないかを確認しましょう。
原因③拡張機能に問題がある
拡張機能は、デフォルト設定においては、ダークモード(シークレットモード)では実行を許可しない設定となっているので、拡張機能に問題があってもシークレットモードの動作には影響がないのです。
したがって、Google Chromeで開いたページで音が出ないで困っている場合、シークレットウィンドウで音が聴こえているのであれば、拡張機能に何らかの問題がある可能性があります。
原因④混合コンテンツとしてブロックされている
Google Chromeでは、セキュリティ強化の一環として混合コンテンツのダウンロードはブロックされています。
混合コンテンツとは、安全な接続であるhttps接続のページに関して、安全でないhttp接続などでダウンロードされるコンテンツを含んでいるものを指します。そして、http接続は脆弱性を招く原因となり得るとして、安全な接続の中で安全でないhttp接続でダウンロードされる場合はブロックしてしまうのです。
音声を扱うページが混合コンテンツである場合は、音声データのダウンロードがブロックされてしまい、その結果、音が出ない状態となっている可能性もあります。
もし、混合コンテンツとしてブロックされている場合は、安全でないコンテンツのダウンロードを許可するようにGoogle Chromeの設定を変更することが必要です。
原因⑤セキュリティソフト等でブロックされている
ウィルス対策用のアプリなどセキュリティ関係のソフトによって、Google Chromeでページを開いた場合に音が出ない可能性もあります。
セキュリティ関係のソフトの動作を一時的に停止して、当該ページをGoogle Chromeで開いた場合に、音声を確認できるようであれば、停止したセキュリティ関係のソフトが影響しています。そのソフトのサポートなどに問い合わせてみるとよいでしょう。