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BlueskyのWeb版とアプリの違いは?Xとの違いも解説

Blueskyは、X(旧Twitter)の後継SNSツールとして注目されています。Blueskyには、Web版とアプリがあり、PCでもスマホでも利用可能。本記事では、BlueskyのWeb版とアプリ版の違いを説明。また、BlueskyとXの違いも解説します。

Blueskyとは?

Blueskyは、ジャック・ドーシー氏などのX(旧Twitter)の共同創業者が2021年に発表した新しい形のSNSです。

イーロンマスク氏によるX(旧Twitter)買収騒動などから、X(旧Twitter)の後継SNSとして注目され、現在も開発中ですが、ユーザーを急激に増やしています。

ここでは、Blueskyの基本的な内容な特徴について説明していきます。

Blueskyは分散型SNS

X(旧Twitter)など、多くのSNSは、1社がプラットフォームの運営管理を行っており、ユーザーが投稿したメッセージは、運営側で管理しています。

例えば、X(旧Twitter)はX社が、facebookはメタ社が運営管理しており、運営管理会社の方針によって投稿されたメッセージの選別が行われています。

これに対して、Blueskyは複数のサーバーから構成される分散型SNSという新しいアーキテクチャを採用しています。

現在は、ほとんどのユーザーがBlueskyの開発チームが運営する公式サーバーにアカウント登録が必要です。

公式サーバと異なるサーバの数も少なく、ユーザーがサーバーを選べるようになるには、まだまだ時間がかかります。

招待コードなしでアカウント作成できるように

Blueskyは、ジャック・ドーシー氏などのX(旧Twitter)の共同創業者が2021年に発表した新しい形のSNSであり、べーター版として運用され始めました。

そして、ベータ版では、誰でもは自由にアカウントを登録できるわけではなく、既存ユーザーからの招待コードがなければ、アカウントの登録ではできなかったのです。

しかし、2024年2月に招待コード制が廃止され、誰もが自由にアカウントを開設できるようになりました。

なお、これは公式サーバ上にアカウントを開設する場合の話であり、公式サーバー以外ではこの限りではないことに留意してください。

ダイレクトメッセージ(DM)機能が使えるように

Blueskyは、2023年1月にiOS・Android用アプリのベータ版をリリース。

リリース時点では招待制でしたが、2024年2月に招待制が廃止され、誰でもがアカウントの開設が可能となりました。

そして、BlueskyのDM機能は、2024年5月22日からは利用可能です。

iOS・Androidアプリのバージョン1.83以降とWeb版で利用できるようになっています。

BlueskyのWeb版とアプリとの違いとは?

BlueskyにはアプリとWeb版があります。

iOS・Android用アプリのベータ版は、2023年1月にリリースされ、招待コードを有することがアカウント開設の条件でした。

一方、BlueskyのWeb版は、iOS/Androidアプリのベータ版のリリース後、比較的早い段階から利用可能に。

とはいえ、Web版の正確な開始時期は公式に発表されておらず、ユーザーがアプリあわせて、Web版を利用し始めたのは、2023年中頃のようです。

以下では、BlueskyのアプリとWeb版の違いを説明していきます。

利用できる環境の違い

Blueskyアプリは、2023年1月に、iOS用アプリとAndroid用アプリがベータ版としてリリースされました。

Blueskyアプリは、他のアプリと同様、自分のスマホのプラットフォームに合わせて、iOS用アプリ・Android用アプリのいずれかをダウンロード・インストールして利用します。

なお、ベータ版ではアカウント開設には招待コードが必要でしたが、2024年2月からは、招待コードがなくても誰でも自由にアカウント開設が可能です。

一方、Web版は、PCやスマホのブラウザから、URLとしてhttps://bsky.app/を入力すればアクセス可能です。

Web版はアカウントなしあるいはサインインしなくても、Postの参照が可能です。

ユーザーインターフェース(UI)の違い

BlueskyのアプリもWeb版も、投稿やPostなどの基本的な操作に大きな違いはなく、メニューもあまり違いはありません。

アプリ版のメニューは、画面上部のハンバーガーアイコンにまとめて収められており、Repostの制御や返信の表示・非表示などの設定は右上に表示されるアイコンで操作可能です。

Web版では、メニューはサインインした画面の右サイドに配置されています。

Web版でも直観的な操作が可能です。

BlueskyとXの違いとは?

Blueskyは、X(旧Twitter)の共同創業者が開発に関与していることもあり、SNSとしての操作性は似通っており、X(旧Twitter)のユーザーであればあまり違和感なく操作可能です。

とはいえ、BlueskyとX(旧Twitter)には、仕組みや使い方に異なる点もあり、以下では、こうした相違点をわかりやすく説明していきます。

Blueskyは分散型、Xは中央集権型

BlueskyとX(旧Twitter)では、そのアーキテクチャが大きく異なります。

X(旧Twitter)は、FacebookやLINEなどのこれまでのSNSと同じく、中央集権型のSNSです。

中集権型というのは、1社が1つのSNSを運営管理するという仕組みになっていることを指しています。

これに対して、Skyblueは分散型SNSという新しいアーキテクチャにもとづくSNSなのです。

Skyblueでは、複数のサーバーをATプロトコルで接続したネットワークを使って運営管理されます。

各サーバーは、それぞれが独自の運営管理を行うことが可能であり、X(旧Twitter)のように1社がすべてを決めるというわけではないのです。

このように、データの配置も運営管理も複数のサーバーに分散することから分散型ろ言われるのです。

とはいえ、Skyblueはまだできたばかりで開発中であり、現実的には、ユーザーが選択できるサーバー(ホスティングプロバイダー)は公式サーバに限られます。

今後の拡張が期待されるところです。

自分の所有ドメインをハンドルにする

Skyblueでは、アカウントを開設すると、表示名とハンドルネーム(ユーザーネーム)の2種をつけることができます。

表示名はいわばニックネームで、同じ名前の人がいても構いません。

一方、ハンドルネームはアカウントを示すユニークな名前です。

X(旧Twitter)では、ハンドルネームを公式なものとするには申請するなど別途手続きが必要ですが、Blueskyでは、自分のドメインを持っていれば、ハンドルネームにドメインを利用することで公式性を担保できるのです。

例えば、ドメインがmaydomain.comであれば、ハンドルネームを@maydomainとすることで公式性を確保できます。

AI検出サービスを利用できる

AI技術の進展により、生成AIなどがサービスとして提供されおり便利です。

しかし、弊害もあり、AIを利用したディープフェイクなど偽物やなりすましやなどが、SNSでも問題になっています。

SkyblueにはAI犬種サービスは搭載されており、偽物対策に利用可能です。

フィードの作成が誰でもできる

X(旧Twitter)では、フィードは、ポスト・返信・ハイライト・記事・メディア・いいねなどシステムで決まっています。

しかし、Skyblueでは、自分専用のフィードを追加することが可能です。

ただし、プログラミングの知識が必要なので、誰でもというわけではありませんが、将来的には、簡単に追加できることが期待されます。

まとめ

Blueskyは、X(旧Twitter)の後継として注目されている分散型SNSです。

新しいツールで、さまざまな機能が開発中ですが、Web版・アプリ版いずれも利用可能となっています。

本記事では、BlueskyのWeb版とアプリ版の違いを説明。

あわせて、X(旧Twitter)との違いも解説していますので、Blueskyを活用する参考にしてみてください。