この記事では、iPhoneのデータ復元時に”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”というエラー表示が出ることについて、原因と対処法についてご説明しています。また、iTunesのバックアップなしで復元できるソフトなどもご紹介しています。
目次
”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示される原因
まず、iPhoneを復元する際に、”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示されてしまう原因について考えていきます。
エラーコードも併せてご紹介していきますので、ご自身の”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示されてしまう状況と照らし合わせてお読みください。
原因(1)iPhoneに問題がある(エラー53)
まず、iPhoneの不具合によって”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示されている可能性があります。エラーコードは53になります。
この場合には、Appleのサポートを受けなければいけない可能性がありますので、Appleアプリか公式サイトから問い合わせてみてください。
原因(2)PCに問題がある(エラー10)
PC側(ハードウェア)に問題がある可能性があります。エラーコードは、4桁で上2桁が10のものになります。
PCの調子が悪い、ストレージが少ないためにフルで動作できていないなどの理由で”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示されている可能性があります。
原因(3)ケーブルに問題がある(エラー4004/4013/4014)
”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”が表示される原因として、端末とPCを接続しているケーブルに問題がある可能性があります。エラーコードは、40から始まる4桁のものになります。
お使いのケーブルが純正でない場合、特にデータ転送が上手くできないものや相性が悪い場合には、PC側や端末側で認識されない場合があります。
原因(4)ネット環境に問題がある(エラー1671)
エラーコード1671が出てしまった場合には、ネット環境に問題がある可能性があります。
お使いの端末がAppleサーバーに接続できないのが原因で復元できなくなり、”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示される可能性があります。
作業をしている環境がネット接続できる場所かを確認してください。
原因(5)セキュリティソフトが干渉している(エラー9)
エラーコード9が表示される場合、お使いのセキュリティソフトが干渉し、上手く復元できていない可能性があります。
セキュリティソフトやセキュリティのかけ方によって、”エラーが発生したためiPhoneを復元できませんでした”と表示される場合とされない場合があるようです。