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iPhoneでマスク着用して顔認証をする!手順や対処方法を解説

iPhoneでのマスク着用時の顔認証のやり方について詳しく解説しています。

最近ではマスクを着用して生活をするのが多いので、人が多い場所などマスクを外しづらい場合など活用できるシーンは様々です。

また、できない時の対処方法も紹介しているので参考にしてみてください。

目次

iPhoneでマスク着用の顔認証ができる対応機種や基本情報

マスクをして顔認証が可能な対応機種はiPhone12以降

iPhoneにて顔認証でロックを解除できるようになっているのは、iPhoneX以降になります。

しかし、今回のマスクをして顔認証をできる対応機種は、iPhone12以降の機種となります。

つまりiPhone11以前の機種や、Face IDに非対応機種では、マスクを着用しての顔認証はできません。

カメラの性能やiPhone自体の性能により、iPhone12以降でないと対応していないと考えられます。

iOS15.4以降にアップデートしていないといけない

iOSのバージョンも15.4以降でないと、マスクを着用して顔認証ができません。

つまり、iPhone12以降で尚且つ、iOSのバージョンが15.4でないとマスク着用時の顔認証ができないということになります。

iOS15.4でマスク着用時の顔認証機能が追加されたことにより、iPhoneのロック解除以外にも、マスクを着けたままでのキャッシュレス決済などが可能になりました。

iPhoneのiOSが最新の状態か確認する方法

iPhoneのiOSが最新の状態か知りたい場合は、以下の順番で試してみてください。

1.iPhoneの設定アプリを開く

2.「一般」を選択し、「ソフトウェア・アップデート」をタップ

3.バージョンが最新でないなら、アップデートの有無の表示がされる

iPadではマスクをして顔認証できない

iPadでは、現在マスクを着用時の顔認証は対応していません。

iPadでは、顔認証自体は対応しており、iPad Pro 12.9 インチ (第 4 世代)、iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代)、iPad Pro 11 インチ (第 2 世代)、iPad Pro 11 インチとなります。

マスク着用時の顔認証ができるようになる、アップデートを待ちましょう。

iPhoneでマスク着用時の顔認証を設定する

iPhoneの実際のマスク着用時の顔認証設定を手順を追って解説します。

【設定手順①】マスク着用時のFace IDを有効にする

iPhoneのマスク着用時の顔認証設定手順は以下の通りです。

1.iPhoneの設定アプリを開く

2.「Face IDとパスコード」を選択する

3.「マスク着用時Face ID」を有効にする

Face IDを有効にしたら、Face IDのセットアップを行います。

【設定手順②】Face IDのセットアップを行う

Face IDのセットアップ手順は以下の順番に行います。

1.「マスク着用時にFace IDを使用する」を選択する

2.「開始」を選択し、スキャンを開始する

3.Face IDのスキャンを2回行う

4.「完了」を選択する

これでマスク着用時の顔認証の設定が完了します。

メガネとマスクの組み合わせでも顔認証できる

iPhoneでは、メガネとマスクをした状態での顔認証も可能となっています。

メガネをした状態の顔認証の設定について解説します。

【設定手順①】メガネの追加を行う

マスク着用時の顔認証にメガネを追加する手順は以下の通りです。

1.iPhoneの設定アプリを開き、「Face IDとパスコード」を選択する

2.「マスク着用時Face ID」という項目の下にある、「メガネを追加」を選択する

3.「続ける」を選択する

メガネの追加を行ったら、Face IDのセットアップを行います。

【設定手順②】Face IDのセットアップを行う

Face IDのセットアップ手順は以下の通りです。

1.「マスク着用時にFace IDを使用する」を選択する

2.「開始」を選択し、スキャンを開始する

3.Face IDのスキャンを2回行う

4.「完了」を選択する

これで、iPhoneのメガネとマスク着用時の顔認証ができるようになります。

顔認証にメガネは最大4つまで追加可能

メガネは顔認証に最大で4つ追加可能です。

メガネを普段使いで、ファッションの為や、仕事用のメガネなどかけ替える必要のある人は、複数追加しておくと良いでしょう。

5本目のメガネを登録する場合は、一度登録したFace IDの顔を削除して、再度登録する必要があります。

サングラスは顔認証に非対応

サングラスの場合はメガネでは無いので、Appleの公式の見解では、顔認証非対応となっています。

しかし、サングラスとマスクの顔認証の設定は可能です。

そして、サングラスでの顔認証が成功するパターンもあるようです。

サングラスと顔認証の相性が良い場合のみのようなので、一度試してみましょう。

マスク着用時Apple WatchでiPhoneのロックを解除できる

マスク着用時に顔認証ができないiPhoneの機種を使っている場合、Apple Watchがあれば簡単にiPhoneのロックを解除する事が可能です。設定や手順について解説します。

Apple WatchでiPhoneのロックを解除する設定方法①

Apple WatchでiPhoneのロックを解除する設定は以下の順で行います。

1.iPhoneの設定アプリを開く

2.「Face ID とパスコード」を選択する

3.「Apple Watch でロック解除」を選択する

4.「Apple Watch」の項目をオンにする

次にApple Watch側の設定をしていきます。

Apple WatchでiPhoneのロックを解除する設定方法②

Apple Watch側の設定手順は以下の順に行います。

1.Apple Watchの設定アプリを開く

2.「パスコード」を選択する

3.パスコードをオンにして、自由にパスコードを入力する

4.「手首検出」の項目をオンにする

これで、Apple WatchでiPhoneのロックを解除する設定は完了です。

実際にApple Watchでロック解除する手順

設定を行ったら、実際にどのようにiPhoneのロックを、解除するのかの手順は以下の順で行います。

1.Apple Watchを手首に装着し、ロック解除している状態にする

2.iPhoneのスリープを解除した状態にする

3.iPhoneに視線を向けるとロック解除される

Apple Watch側に、iPhoneのロックが解除された通知が届くので、正しく動作しているか確認も可能です。

Apple Watchでロック解除出来ない時の確認点

Apple Watchを使ってiPhoneのロックを解除できない場合は、以下の点を確認してみてください。

・iPhoneX以降のモデルで、iOS14.5以降のバージョンの状態か確認する

・Apple Watch Series 3 以降のモデルで、watchOS 7.4 以降の状態か確認する

・iPhoneとApple Watchがペアリング済みか確認する

・iPhoneとApple Watchのどちらも、Wi-FiとBluetoothがオンになっているか確認する

マスクをして顔認証できない時の対処方法6選

iPhoneのマスクを着用して顔認証の、手順通り設定を行ったができない場合の対処方法を6つ解説します。

【対処方法①】カメラの汚れや破損が無いか確認する

顔認証の機能は、TrueDepthカメラに顔を映して認証を行います。

その為、TrueDepthカメラに汚れや破損があると、正しく動作しないので顔認証ができません。

まずは、TrueDepthカメラに汚れが無いか確認しましょう。

破損がある場合は、iPhoneを修理に出す必要があるでしょう。

【対処方法②】iPhoneを一度再起動する

iPhoneを再起動すると、動作不良やバグの修正をしてくれます。

その為、うまくマスクを着用して顔認証が動作しない場合は、一度iPhoneの再起動をして症状が改善されるか様子を見るのが良いでしょう。

iPhoneでは、顔認証以外にも再起動をすると、iPhoneの動作不良を改善できるので、iPhoneの調子が悪い時は、定期的に再起動をするのがおすすめです。

iPhoneの再起動の手順

iPhoneの再起動のやり方は、機種によって違いはあります。

主なやり方は、iPhoneのサイドボタンを長押しするか、サイドボタンと音量ボタン片方を長押しします。

画面上に、電源オフスライダーが表示されるので、そちらをスライドします。

30秒程したら、電源が落ちるので、再度電源を入れると再起動ができます。

【対処方法③】顔認証機能が故障していないか確認する

iPhoneが水没や落下など、物的なダメージがあると顔認証機能が使えなくなる可能性があります。

体重の変化や髪型が変わったなどの変化では、AIが予測して顔認証をするので、動作しないということはありません。

iPhoneに破損があって、顔認証ができない場合は、一度修理をすることをおすすめします。

【対処方法④】カメラにしっかりと映っているか確認する

iPhoneでマスクを着用して顔認証をする時に、しっかりとカメラの方向を向いていないと、顔認証ができない原因になります。

顔が横向きになってないか、下や上を向き過ぎていないか等、顔の位置に気を付けてください。

また、カメラから顔の距離は腕の長さぐらいあると、顔認証がされやすいです。

【対処方法⑤】顔が隠れてカメラに認識されていなか確かめる

マスク着用時の顔認証では、目の周囲が隠れていると、顔認証ができない原因になります。

目の周りは隠れていないか確認をしてください。

マスク着用時はカメラを少しだけ上から向けることもポイントです。

また、マスクの位置が目元に近づき過ぎているなども顔認証できない原因なので、マスクの位置を調節して顔認証を行いましょう。

【対処方法⑥】もう1つの容姿を追加してみる

顔認証では、使用者の容姿の変化を学習してくれているので、多少の変化では顔認証ができないということは無いでしょう。

しかし、何らかの理由で、容姿が全く違うぐらい変わってしまう場合などには、もう1つの容姿を追加したら、顔認証を行えるよう設定できます。

もう1つの容姿を追加する手順

もう1つの容姿を追加する設定手順は以下の順に行います。

1.iPhoneの設定アプリを開く

2.「Face ID とパスコード」を選択する

3.「もう一つの容姿を設定」を選択する

4.Face IDのスキャンを2回行う

5.「完了」を選択する

このように行えば、もう1つの容姿にて、iPhoneの顔認証ができるようになります。

まとめ

まとめ

iPhoneでマスク着用時の顔認証の手順を参考にし、顔認証をできるようになってみましょう。

機種が対応していない場合は、Apple Watchにてスムーズなロック解除もおすすめです。

また、できない時は対処方法を参考にして、改善できる所があれば試してみてください。