年に一度の大規模アップデートの他にも、年数回中小規模のアップデートを行っているiOS。バージョンが上がると不具合が解消されたり、新しい機能が追加されたり、より使いやすくなったりします。今回はそんな疑問に一挙にお答えするiOSのアップデート講座をお届けします。
目次
自動アップデートでは勝手にダウンロードが始まる?
自動アップデートは、ユーザー側がいちいちOSのアップデート情報を追いかけなくて済む点では楽と言えます。ですが気をつけていないと「気付いたらアップデートされていて、非対応のアプリが出てしまった」なんてことにもなりかねません。
では、iOSの場合はどうでしょう。結論から言いますと、iOSの場合、ユーザーの許可なく勝手にOSをアップデートすることはありません。
「アップデートがありますよ」という通知がi、Phone/iPadやiTunesなどに出ますが、そこでユーザーがアップデート作業に移らなければ、新しいOSのダウンロードになることはありません。
ただし、ユーザー自身で選択しないとアップデートできないということは、アップデート作業が面倒で放置してしまいがちです。いつまでもセキュリティに問題のある古いOSを使い続けることになりやすいという面もあります。
iOSのような手動アップデート型の場合、ユーザーがよりしっかりとセキュリティに関する意識を持っている必要があるのです。
自動アップデートの設定方法【iPhone】
iPhoneで最新のiOSがリリースされる度に自分で手動でアップデートするの手間が掛かる場合もあります。しかし最近iPhoneのバージョンだと自動でiOSをアップデートさせることもできます。ここではiPhoneの自動アップデートをする方法やポイントについて紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
iOS12以降で自動アップデート機能が追加
そもそもiPhoneのバージョンをいくつ以上であればiOSのアップデート自動設定することができるのだろうか。iPhoneのiOSアップデートiOSを12以降にすることで自動アップデート機能を利用することができます。iOS12は、2018年9月17日にリリースされたiOSのバージョンなので定期的にiPhoneをアップデートしていれば問題なく自動アップデート機能を活用することができます。
設定手順
iOSを12以降にすることで自動アップデート機能を利用することができるのですが、ここではiPhoneのアップデートを自動アップデートするための設定方法についてチェックしていきましょう。iPhoneで設定アプリを起動して、「一般」をタップしてから、「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。そして「自動アップデートをカスタマイズ」を選択して、「iOSアップデートをインストール」を有効化すれば、自動アップデートの設定は完了です。
自動アップデートの条件
iOSを12以降であればiOSのアップデートを自動で行うことができるのですが、自動アップデートは設定すれば絶対実行されるわけではありません。ここでは自動アップデートを設定した上で、iOSの自動アップデートが実行される条件について紹介していきます。
条件①Wi-Fiに接続されていること
iOSの自動アップデートが実行される条件としては、iPhoneがWiFiに接続されていないと自動アップデートが実行されないようになっています。iOSのアップデートには多くのデータをダウンロードすることがあるため、WiFiに接続されていないと実行されないようになっています。