メールを返したり、Twitterを楽しんだり、1日の多くの時間を手の上で過ごすiPhone。そんなiPhoneが手から地面へダイビング!しかも、画面が映らなくなっちゃったら…。今回は、そんな割と起こりがちなケースについて解説します。
ストラップ廃止の功罪
ガラケーの時代には当たり前に存在した「ストラップホール」。
iPhoneではこれが搭載されていないので、「iPhoneに変えた途端、落としやすくなった」なんて経験のある方も多いのではないでしょうか?
そして、不幸にも落ちた時に当たり所が悪く、拾い上げるとiPhoneの画面が真っ暗になってしまったという経験をされた方も、少なからずいらっしゃると思います。
この記事では、そんな時の対処法について、ケース別にご紹介します。
今まさにiPhoneを落としてしまったというあなたも、まずはゆっくり深呼吸して、心を落ち着かせてからこの記事を読んでみてくださいね。
[the_ad id="12721"]
目次
画面がつかない時のトラブルシューティング
iPhoneを落としてしまった、拾い上げてみると画面がつかない・・・。そんなときには以下の手順で状況を整理して適切な対処をすることが大事です。焦らず、順を追ってチェックしていきましょう。
充電切れの可能性:充電してみる
ここからは、画面が映らなくなってしまった原因を探っていきます。
まず初めにやることは、iPhoneをLightningケーブルに繋いで、充電器やモバイルバッテリーで充電してみましょう。
もし何かのショックで電源が落ちてしまっただけなら、これで少し待っていれば復旧するはずです。
これでも状況が変わらなければ、2へ進んでください。
一時的なエラーの可能性:iPhoneを強制再起動させる
充電しても変化がない場合、以下の方法でiPhoneを強制再起動してみましょう。
- 電源ボタンとホームボタンを同時に長押し→Appleマークが出たら離す
ソフトウェア的な問題の場合、多くはこの段階で解決します。
これでも状況が変わらなければ、3へ進んでください。
電源が入っていない可能性:電源が本当に入っているか確認する
iPhoneの画面が真っ暗のまま沈黙している場合、2つの原因が考えられます。
- ソフトウェア的な問題で上手く表示できていない
- iPhone内部の液晶関係の部品が故障している
- iPhone内部のそれ以外の部品が故障している
この原因を切り分けるには、別の電話からそのiPhoneに電話を掛けてみましょう。
もし、画面が表示されなくても着信音やバイブレーションが鳴るようであれば、故障箇所は液晶関係の部品のみとなります。
逆に、ここで全く反応しない場合は、それ以外の場所も重大な故障が発生してしまっている可能性が高いでしょう。
修理に出す:修理に出す準備をしましょう
3までの手順で解決できなかった場合、原則としてApple窓口での修理対応となります。
ですが、その前にiPhoneに残ったデータのバックアップを取っておきましょう。
- (注)iPhone本体の故障箇所によっては、バックアップが取れない場合もあります。
iTunesでのバックアップ方法(windows版iTunes 12.4.3の場合)
- PCでiTunesを起動させ、iPhoneをLightningケーブルで接続します。
- windows版ではメニューバーの「コントロール」の下辺りにiPhoneのマークが出ますので、それをクリック。
- 画面中段「バックアップ」の項目内にある、「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れる。
→このパスワードを忘れるとデータを復旧できなくなるので、必ず忘れないように気をつけてください。 - 同じ項目ないの「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを開始する。
復元方法
- PCでiTunesを起動させ、iPhoneをLightningケーブルで接続する。
- バックアップを取る際と同様に、iPhoneマークをクリックする。
- 画面中段の「バックアップ」から「バックアップを復元」を選択
- パスワードを訊かれるので、バックアップ時に使ったパスワードを入力。
- iPhoneの復元作業が始まるので、そのまま完了まで暫し待つ。
Appleの修理窓口に問い合わせる
故障にかぎらず、iPhoneのアフターサービスは全てAppleとその認定修理店が担当しています。
よく勘違いされがちですが、iPhoneを買った携帯キャリアのショップに行っても、修理受付はしてもらえません。
どれだけゴネても出来ないものはできませんので、無駄足を踏むこと無く、最初からAppleの窓口に問い合わせてみましょう。
Appleサポート窓口
https://getsupport.apple.com/
こちらの窓口では、電話やチャット、メールで修理などについて相談することができます。
まずは、ここに連絡をして対処方法を確認し、必要な手続きを行ってください。