2021年の新型iPhoneであるPhone13の発売が開始されました。多くのユーザーが期待していた充電ポートのUSBタイプCの搭載は叶うことはありませんでした。この記事では、USBタイプCが搭載されなかった理由の考察や今後の展望予測などを紹介していきます。
目次
【iPhone13】USBタイプCは使えない?充電ポートが決定
その年の新型iPhoneの発表は9月の中旬に行われ、予約、販売という流れで9月の後半から10月の初旬にかけて行われます。2021年も例年通りの流れでiPhone13の販売が開始されましたが、新製品の発表会ではiPhone13充電ポートがどうなるか大きく注目されていました。
結論から言うとiPhone13シリーズではUSBタイプCへの変更はなく使えないことが決定しました。
iPhone13の充電ポートはLightning
結果的にはiPhone13シリーズに搭載される充電ポートは現行のiPhoneと同様にLightning端子でした。かなり多くのユーザーはUSBタイプCの搭載を期待していて、TwitterなどSNSを見ていると深夜2時を過ぎているというのにUSB-Cがトレンド入りする程話題になっていました。
Lightning端子はiPhoneのみでしか扱われていないので、他のケーブルを使えないというユーザーから不満の声が上がっていました。さらに、同日に発表されたiPad miniの新型はUSBタイプC端子に切り替わるということでiPhone13だけ使えないという期待を裏切られた感も伺えました。
毎年次の新型iPhoneではタイプC搭載と噂されている
毎年のように次のiPhoneでは端子の変更がされるのではと噂されています。EUでは先日充電端子を統一する為の法案が提出されるというニュースが流れてきているので、来年こそはUSBタイプCを搭載した新型のiPhoneが発表されるかもしれません。
【iPhone13】タイプCが搭載されない理由
iPhone13では、なぜタイプCが使えないのか考察をしていきます。
2つの理由が考えられるので、考察した結果を説明させていただきます。
理由①耐水性能の問題
iPhone13でUSBタイプCが採用されず使えない理由の1つ目は、耐水性能の問題だと言われています。USBタイプCに比べてLightningの方が耐水性能に優れているとされています。
理由②MFi認証のアクセサリの収益
iPhone13でUCBタイプCが採用されず使えないもう1つの理由は、MFi認証のアクセサリやLightning関連のアクセサリからの収益です。Apple以外がLightning関連のアクセサリを発売する際に、Appleに認定を受けるMFi(Made for iPhone)プログラムの認証を受けます。
MFi認証のアクセサリを関連会社が販売することでAppleには大きな収益が発生します。この大きな収益がiPhoneのUSBタイプC搭載を阻んでいると予想されています。