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iPhoneでショートカットを経由しないアイコン変更のやり方は?

iPhoneでホーム画面をカスタマイズできるアイコン変更ですが、今回はショートカットアプリを経由しないアイコン変更方法をご紹介します。

また、元のアイコンを非表示にする方法も紹介しますのでぜひ最後までご覧になってください。

iPhoneでショートカットを経由しないアイコン変更方法とは?

iPhoneでアイコン変更をしてそのアイコンからアプリを起動すると、ショートカットアプリを開いてアプリが開かれるという動作になりますが、ここで紹介する方法でiPhoneのアイコン変更をするとショートカットアプリを経由しないでアイコン変更をすることができます。

ショートカット経由しない方法とは?

通常のアイコンでは、

  1. アイコンをタップ
  2. アプリが起動

という流れですが、

ショートカット経由したアイコン変更では、

  1. アイコンをタップ
  2. ショートカットアプリが起動
  3. アプリが起動

といった流れになります。

また、ウィジェットアプリなどを使用するアイコン変更方法でも

  1. ウィジェットのアイコンをタップ
  2. ウィジェットアプリが起動
  3. ショートカットアプリが起動
  4. アプリが起動

という流れになります。

今回紹介するiPhoneのショートカットアプリでアイコン変更をする方法を使えばショートカットを経由しないでアイコンを変更することができます。

手順①:ショートカットアプリで「アプリを開く」アクションを選択する

ショートカットを経由しないアイコンはショートカットアプリで作成していきます。

iPhoneでショートカットアプリを起動して、下部のショートカットタブを表示します。

右上の「+」ボタンをタップして「Appおよびアクションを検索」をタップします。

「スクリプティング」をタップして「アプリを開く」をタップします。

手順②:アプリを選択してショートカットを保存する

追加されたアプリを開くアクションの青文字の「アプリ」をタップして、ホーム画面で変更したアイコンをタップした時に起動するアプリを選択します。

アプリを選択したら右上の「完了」をタップしてショートカットを保存します。

これでショートカットを経由しないアプリの大元が出来上がりました。

手順③:ショートカットをホーム画面に追加する

ショートカット一覧の画面で作成したショートカットの「…」をタップします。

上部の「アプリを開く」と表示されている右側の「v」ボタンをタップします。

メニューの中から「ホーム画面に追加」をタップします。

ホーム画面の名称とアイコンの画像の部分をタップして「写真を選択」をタップして、ショートカットを経由しないアプリアイコンにしたい画像を選びます。

画像をタップして右下の「選択」をタップすると、アイコンが変更されその画像になります。

アイコン名にホーム画面に表示されるアプリの名前を入力します。

名前と変更するアイコンの画像が設定できたら右上の「追加」をタップすることでホーム画面にショートカットを経由しないアプリアイコンが追加されます。

アイコン変更後に元のアプリをホーム画面から消す方法とは?

iPhoneでショートカットを経由しないアイコン変更方法でアイコンを作成すると、通常のアプリアイコンがそのまま残ってしまい邪魔になります。

この章では、ショートカットを経由しないアイコン変更をした後に元のアプリのアイコンを非表示にする方法を紹介します。

ホーム画面から取り除くを使ってアプリアイコンを消す

  1. iPhoneのアプリアイコンを長押ししてメニューから「アプリを削除」をタップします。
  2. 「ホーム画面から取り除く」をタップするとホーム画面上からアプリを消すことができます。

赤文字の「アプリを削除」はiPhone上からアプリが削除されてしまうので、タップしないように注意してください。

もし、アプリが削除されてもショートカットを経由しないアプリアイコンは残り続けます。

「ホーム画面を取り除く」で消したアプリはiPhoneのホーム画面からアイコンが消えただけでアプリが消えたわけではないので安心してください。

アプリが削除されたか心配な方はホーム画面のページの一番右にあるアプリライブラリでアプリがあるか確認してください。

アプリライブラリではiPhoneのホーム画面から取り除くで消したアプリも表示されます。

ホーム画面のページを非表示にする

iPhoneではホーム画面のページを非表示にすることもできます。

ショートカットを経由しないアイコン変更を完了した元のアプリをホーム画面の1つのページにまとめておいてそのページを非表示にすることで、ホーム画面からアプリアイコンを消すことも可能です。

  1. ホーム画面の何もない場所を長押しして編集モードにします。
  2. ホーム画面下部のページのドットをタップします。
  3. 非表示にしたいページのチェックを外して「完了」をタップします。

非表示にしたいアイコンが多い場合はこちらの方法を使って非表示にすると楽にできます。

ホーム画面から取り除くで消したアプリを再表示する方法

ホーム画面から取り除くで消したアプリアイコンをiPhoneのホーム画面に戻す方法は2つあります。

1つ目は検索して戻す方法で、2つ目はアプリライブラリから戻す方法です。

アプリを検索して戻す方法

  1. iPhoneのホーム画面を下にスライドして検索画面を出します。
  2. ホーム画面に戻すアプリを検索します。
  3. トップヒットに表示されたアプリを長押しして移動させるとホーム画面に戻るので好きな場所に配置します。

アプリライブラリから戻す方法

  1. iPhoneのホーム画面を一番右のページまで移動させてアプリライブラリを開きます。
  2. 一番上の「アプリライブラリ」と表示されている検索ボックスをタップします。
  3. アプリ一覧か検索してアプリを見つけます。
  4. ホーム画面に戻したいアプリを長押しして移動させるとホーム画面に戻るので好きな場所に配置します。

検索して戻す方法とアプリライブラリから戻す方法の違い

どちらの方法もホーム画面にアプリアイコンを戻すことができますが違いがあります。

その違いは「移動」か「複製」かです。

今回は「ホーム画面から取り除く」をしてiPhoneのホーム画面からアイコンを消したアプリに対して行うのでどちらでも問題ありませんが、ホーム画面にすでにアプリがある場合は変わってきます。

検索して戻す方法では、ホーム画面にすでにアイコンがあると、配置した際にアプリアイコンが「移動」されます。

アプリライブラリから戻す方法の場合、ホーム画面にすでにアイコンがあると、配置した際にアプリアイコンが「複製」されます。

移動と複製を使いこなそう

上記で説明した「移動」と「複製」を使いこなすことでiPhoneのホーム画面のカスタマイズをレベルアップすることができます。

アプリアイコンがたくさんあったりフォルダがたくさんあったりしてどこにアプリがあるかわからなくなった際には「移動」を使うことで、どこにあるかわからないアプリを取り出すことができます。

複数のページに同じアプリアイコンを置きたい際には「複製」を使うことで、どこのページに行っても同じアプリを配置して開くことが可能になります。

まとめ

今回はショートカットを経由しないアプリアイコンの変更方法をお伝えしました。

ショートカット経由するアイコン変更では、アイコンタップ→ショートカット起動→アプリ起動となってしまいますが、今回紹介したショートカットを経由しないアイコン変更方法ではアイコンタップ→アプリ起動とできて、ショートカットを経由しないで通常のアイコンと同じような動作になります。

また、ウィジェットアプリなども使用しないためシンプルな方法です。

手順としては、ショートカットアプリで「アプリを開く」アクションを使ってショートカットを作成し、そのショートカットをホーム画面へ追加する流れです。

たったこれだけの手順でショートカットを経由しないアプリアイコンを作成することができます。

ホーム画面へ追加時にアイコンと名前を設定するので、同じアプリでアイコンが違うものも複数作れます。

ショートカットを経由しないアイコンの変更をしたら、元のアプリを非表示にしてあげるとホーム画面をスッキリさせることができます。

ホーム画面からアプリを取り除くには、アプリを長押し→アプリを削除→ホーム画面から取り除くとすると操作することで可能です。

注意点として、赤文字のアプリを削除はしないでください。

赤文字のアプリを削除を実行するとアプリそのものがiPhoneから削除されてしまいます。

また、「ホーム画面から取り除く」はアプリ個別でやらなくてはいけないため、多くのアプリを非表示にするのは面倒です。

そんな時にはホーム画面のページを非表示にする機能を使うとよいでしょう。

iPhoneのホーム画面から取り除いたアプリを再表示するには「検索」と「アプリライブラリ」を使う方法があります。

「検索」での再表示では元からあるアプリは「移動」となり、「アプリライブラリ」での再表示では元からあるアプリはそのままにアイコンが「複製」されます。

アプリアイコンの移動と複製を使いこなすことで、iPhoneのホーム画面のカスタマイズが一歩前進します。

ショートカットを経由しないアプリアイコンの変更と同時に移動と複製も使いこなしてみてください。