iPhone13のカメラに搭載されたシネマティックモード機能は、動画の撮影時に使用する機能です。シネマティックモードは被写体から他の被写体へピントを移動させたい時に自動で行ってくれるモードです。
f値という値を調整することで、ボケ感の強さも演出する使い方ができます。
目次
シネマティックモード機能の背景ボケで被写体が際立つ
iPhoneのカメラで動画を撮影すると、画角全体にピントがあってしまい、被写体を際立たせることができない欠点がありました。この問題の答えとしてAppleは、シネマティックモードで答えてくれました。
被写体以外をボカす演出で、プロが撮影したようなムービーが出来上がります。
シネマティックモード撮影中に画面タップで被写体を変更可能
シネマティックモードでは、被写体がフレームに入り込んでくるタイミングで自動でピントを合わせてくれますが、画面をタップすることでも被写体の変更が可能です。1回タップで被写体変更、2回タップで被写体をロックします。
ピント合わせに失敗しても撮影後に直せる機能付き
シネマティックモードは、万が一撮影中にピント合わせに失敗したり、ボケをもっと強く出したいときには後から編集できる機能がついています。万が一の撮影失敗にも対応できるので安心して撮影することができます。
撮影後に調整可能な設定は、
- 被写界深度の調整
- フォーカスポイントの調整
上記2項目が写真アプリで調整可能な項目になります。
撮影後から編集できる被写界深度の調整機能
写真アプリの編集から被写界深度の調整ができます。被写界深度の調整でボケ感の演出を調整することが可能です。
写真アプリ→編集→被写界深度を調整→スライダをドラッグで調整ができます。調整後は完了をタップし終了です。被写界深度の調整は、部分的なぼかしはできず動画全体に調整が効くので注意しましょう。
撮影後から編集できるフォーカスポイント調整機能
写真アプリの編集からフォーカスポイントをの調整が可能です。フォーカスポイントの調整でピント合わせに失敗していても調整が可能です。
写真アプリの編集をタップすると、撮影したビデオのタイムラインが表示されます。被写体を囲っている黄色い枠を動かすことで、フォーカスポイントの変更や調整ができます。
フォーカスポイントが切り替わっている部分も編集することができます。フォーカスポイントの黄色い枠を長押しすると削除が選択できるので、削除ボタンをタップしフォーカスポイントの取り消しが可能です。
iPhone13全てのシリーズに広角レンズ搭載!pro以降は望遠レンズも搭載!
iPhone13、mini、pro、promax全てのカメラに広角レンズ・超広角レンズが搭載されています。iPhone13pro、pro、promaxからは望遠レンズも追加されたトリプルカメラが搭載されています。
iPhone13、miniとpro、promaxのカメラの違いは、望遠レンズの違いと、proシリーズの超広角レンズは光を取り込む性能が高くより明るい写真を撮影することが可能です。
iPhone13シリーズ最安値のminiにも搭載されている広角レンズと超広角レンズの特徴
iPhone13シリーズ全てに搭載されている広角レンズと超広角レンズの特徴について解説します。
広角レンズは撮影シーンや被写体などを気にする必要のない、万能なレンズです。一般的なiPhone13での撮影であれば広角レンズを使いましょう。
超広角レンズは、広い範囲を撮影可能で景色の撮影などに向いています。pro、promaxに搭載されている超広角レンズは、絞り値(F値)の設定範囲が広く、明るさやボケ感をより鮮やかに演出できます。
pro、promaxの超広角レンズには、マクロ撮影も搭載されており。被写体に2cmまで近づいて撮影できます。
iPhone13proと13promaxに搭載されている望遠レンズの特徴
iPhone13pro、promaxには望遠レンズが搭載されており、遠くの被写体を撮影するときにもキレイに撮影することができます。望遠レンズのないiPhone13,13miniのズームは、デジタルズームのため画質が悪くなるのですが、光学3倍ズームの望遠レンズは画質を落とすことなく遠くの被写体を撮影できます。