iPhoneを上下で二画面に分割して使いたいと思ったことはありませんか?
iPadは二画面にできますが、iPhoneは上下も左右も二画面にはできません。
この記事では、iPhoneを上下二画面に分割する方法やピクチャインピクチャについて紹介をします。
iPhoneで上下二画面で表示するやり方はある?
iPhoneだけでなくスマートフォンは大型化がトレンドになりつつあります。
現在のiPhoneは、iPhone 16Pro Maxは6.9インチ、iPhone16 Plusは6.7インチと今までのiPhoneの中でも非常に大きなiPhoneです。
大画面になることで、上下など分割してマルチウインドウとして利用したいというユーザーの声も聞こえてきます。
まずは、iPhoneの画面を上下にする方法などを紹介します。
iPhoneの標準機能では上下二画面表示はできない
iPhoneの標準機能には、上下を分割して二画面して利用することはできません。
iPadには「Split View」という左右で2つの機能を同時に開くことができる機能が備わっていますが、iPhoneではできません。
上下で二画面にして利用したい場合は、サードパーティのアプリをインストールする必要があります。
上下二画面表示にできるアプリを使用する
iPhoneでは上下を二画面にして利用することはできませんが、App Storeでリリースされているアプリを利用することで上下を二画面にして利用できます。
デフォルトでは利用できない機能なので、どうしても利用したいならApp Storeでアプリをインストールしましょう。
ピクチャインピクチャを活用する
上下の二画面はできませんが、iPhoneにはピクチャインピクチャを使うことで利用しているアプリの中に動画やビデオ通話などを表示させることができます。
YouTubeもピクチャインピクチャを利用できますが、YouTube Premiumのメンバーシップに登録していなと利用できません。
他の動画サブスクは、そのサービスによって変わってくるので、他のアプリを使いながら動画を流したいと思っている方は確認してみてください。
- 「設定アプリ」を開く
- 「一般」をタップ
- 「ピクチャ・イン・ピクチャ」を開く
- 「自動的に開始」を有効にする
上下二画面にはできませんが、作業をしながら動画などを流したい方は設定してみてください。
参考ページ:iPhoneのピクチャインピクチャを使用したマルチタスク
iPadの画面を二分割する方法
iPadならマルチタスク機能を使えば画面を二画面にできます。
- アプリを起動
- 「マルチタスクボタン」をタップ
- 「Split View ボタン」または「Slide Over ボタン」をタップ
- ホーム画面で同時に開きたいアプリをタップ
iPadなら二画面にできるのでもぜひ活用してみてください。
iPhoneで上下二画面表示ができるアプリ「TwookuL(ツークル)」
では、iPhoneを上下二画面にできるアプリ「TwookuL(ツークル)」を紹介します。
TwookuLは直感的にiPhoneの画面を上下に二画面にできます。
二画面にできるのはブラウザだけなのでYouTubeもSNSなどアプリの分割はできないので理解して利用しましょう。
TwookuLのインストールして起動する
先述したとおり、画面を二画面にするアプリはデフォルトではありません。
App Storeでインストールする必要があるのでまずはインストールしましょう。
TwookuLは完全無料で利用できますが、17歳以上でしかインストールできないよう制限されています。
何か危険なアプリというわけではなさそうですが、年齢制限があるので注意しましょう。
TwookuLの基本的な操作
TwookuLを起動すると、分割比率を設定できます。
真ん中で区切られているバーを上下させることで二画面の比率を使いやすいように調整できます。
また、利用する画面を割り当ても可能です。
上にはX、下にYouTubeなど自由に設定できるので、ライブ配信アプリを見ながらSNSを同時にみたい方には非常におすすめです。
お気に入りへの追加や検索方法
TwookuLでは、お気に入り登録ができます。
画面の最上位左側には上部のURL、右側には下部のURLが表示されています。
URLの部分をタップすると、SNSやYouTubeなどを登録でき、アイコンが表示されていない場合は検索も可能。
TwookuLでよく使うサイトを登録しておくと便利なので活用してみてください。
子画面表示でピクチャーインピクチャのようなウィジェットが便利
TwookuLには、子画面にピクチャイピクチャを表示できる機能も用意されています。
TwookuLではウィジェットといい、画面内にYouTubeなどを表示させられます。
子画面は、自由に移動させられるので、親画面が見にくいと感じたら直感的に移動させることで調整が可能。
- 「≡」をタップ
- 「子画面表示」をタップ
子画面は、移動させるだけでなく最小化も可能です。
バックグランドで音声だけ流してSNSを見ることもできるので、YouTube Premiumに加入しなくてもバックグラウンド再生を実現できてしまいます。
子画面の大きさ変更は自由自在
ウィジェットで設定した子画面の大きさの調整も可能です。
上下で分けるだけでなく、ウィジェットを縦長にすれば左右のように設定もできます。
親画面だけをみたい場合は、先述したように最小化すれば二画面を解除して利用できます。
iPhoneを横画面にするとさらに便利
TwookuLでは、横画面にも対応しています。
上下二画面分割だけでなく、左右の二画面分割も可能。
大画面化しているiPhoneは、動画視聴などで使う場合横画面で使う人も多いと思います。
上下も左右も二分割にできるので、どんどん活用してみてください。
ジェスチャー操作で片手での操作が可能
TwookuLはジェスチャー操作でも利用できます。
- 「≡」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「ジェスチャー設定」をタップ
- 「設定するジェスチャー」をタップ
- 「機能」を決める
- 「完了」をタップ
iPhoneは大画面になったことで片手操作をするのが困難になっている方も多くいます。
ジェスチャー操作を設定しておけば、片手でも簡単に操作が可能。
- 未設定
- 前のページに戻る
- 先のページに進む
- ページの再読み込み
- URLをコピー
- URLを共有
TwookuLを使って動画配信を見る場合や、SNSをする場合、エラーが出た時にページの際読み込みをする方も多いと思います。
前のページに戻るや再読み込みを設定しておくと便利なので活用してみてください。
まとめ
この記事では以下のことを紹介してきました。
- iPhoneを上下二画面にできるかどうか
- iPhoneを上下二画面にできない理由
- ピクチャインピクチャについて
- iPhoneを上下二画面に分割できるTwookuLの使い方
iPhoneはデフォルトでは上下も左右も二画面にすることはできません。
iPadには分割できる機能があるので、大型化が進むスマートフォン市場を考えると今後機能が追加される可能性はありますが、2024年12月時点ではできません。
ただ、ピクチャインピクチャを使ったり、外部アプリのTwookuLを使うことでブラウザを二画面にして同時に使うこともできます。
iPhoneを二画面にしてみたい方は、アプリも無料なのでTwookuLを使ってみてください。