昨今では様々な用途のアプリが登場しています。今回紹介する「いろいろ会話」は発話の練習が必要な人向けのアプリです。これまでは教室に通う必要のあった言葉の療育ですが、このアプリなら家でもことばの療育ができるという点が人気を博しています。
「いろいろ会話」とは
「いろいろ会話」とは、会話の苦手なお子さんに対する言葉の課題を解決してくれるアプリです。日常会話の基礎になる挨拶や受け答えなどの定型文の取得と社会性のマナーの言葉を学べるようになっています。また気持ちを落ちつかせる事ができる、子供にとって心地よい心拍数になる音楽が入っています。朝起きてから夜寝るまでの必要な言葉が復唱されるようになっています。これらを通じて生活に必要な言葉を習得する事ができます。また自分の言葉も録音できる機能もついています。特に特定の年齢へ向けたアプリというわけではありません。このアプリが役に立つ人であれば誰でも使用する事ができます。発語ができない方から疾病で失語になってしまった方など幅広いユーザーがこのアプリを使っています。
アプリ開発のきっかけ
元々は、場所が遠いがためにことばの療育を教室で受けられる事のできない人のための楽しい療育アプリシリーズとして開発されました。シリーズには全部で4つのアプリがあります。発語させるための「すらすらことば」、はなす練習をするための「どんどんはなそう」、おぼえる練習のための「ぐんぐんきおく」、状況に応じた会話の練習のための「いろいろ会話」があります。これらを使い分ける事で様々な場面での発話を練習する事ができます。
まとめ
会話の苦手なお子さんに対する言葉の課題を解決してくれるアプリ「いろいろ会話」を紹介しました。お子さんに限らず、このアプリが役に立つ人誰もが使うことのできるアプリだという事がわかりました。このシリーズのアプリがことばの課題を抱える人の解決策になることを願います。