ー「パソコンでイラストを描きたいのに、ペンタブが反応しない......」このようなことでお困り方も多いと思います。そこで本記事では、ペンタブの不具合やペンだけ反応しないケースの対処法をまとめました。ペンタブのトラブルでお困りの方はぜひチェックしてください。
目次
Windows10やMacでペンタブのペンだけが反応しない場合の対処方法
Windows10やMacでペンタブを使用している方で、ペンだけが反応しなくて困っている方に、原因と対処方法を紹介します。
お困りの方は、以下の方法を一度試してみてくださいね。
1.ペン操作のアクション設定を確認する
Windows10とMacでペンタブを使う場合にペンだけ反応しない時は、ペン操作のアクションがおかしい可能性があります。そのような時はペン操作のアクションがどのようになっているか確認しましょう。ペンタブのペン操作を確認する手順は以下の通りです。
- 「コントロールパネル」を開く
- 「ハードウェアとサウンド」を選択
- 「ペンとタッチ」を選択
- 「長押し」を選択
- 不必要な項目のマークを外す
- 適用ボタンを押す
2.ペンタブの設定を初期化する
ペンタブがうまく反応しない、ペンだけ反応しない時はペンタブ設定の初期化が有効です。ペンタブのデフォルトの設定への戻し方はバージョン毎に違いますので注意してください。
ドライバーのバージョンが6.3.36以降の場合
まずはバージョンが6.3.36以降のペンタブドライバーのチェック方法およびデフォルト設定への戻し方を解説していきます。Windows10では以下の手順を踏むことでリセット可能です。
- 「スタート」を選択
- 「ワコム タブレット」を選択
- 「デスクトップセンター」を選ぶ
- 「サポート」を選ぶ
- 「ドライバチェック」を選択
- 「設定のリセット」を選択
ドライバーのバージョンが6.3.35以前の場合
次に旧バージョンのチェック方法やデフォルト設定への戻し方を解説していきます。旧バージョンのチェック方法は以下の通りです。
- 「スタート」を選択
- 「ワコムタブレット」を選択
- 「ワコムタブレット設定ファイルユーティリティ」をクリック
- 「削除」を選択
3.ドライバーを再起動する
ペンタブを使っていてペンだけ反応しない場合は、ドライバーを再起動してみましょう。設定や動作がおかしくなっていたドライバーの状態が初期化され、正常の動作に戻る可能性があります。ペンタブのドライバーの再起動のやり方は以下の通りです。
- 「スタート」から「ワコム タブレット」を選択
- 「デスクトップセンター」を選ぶ
- 「サポート」を選択
- 「ドライバチェック」を選ぶ
4.USBポートを変える
ペンタブでイラストを描いているときにペンだけ反応しない場合は、ペンタブを接続しているUSBポートを変えてみてください。まれにペンタブとUSBポートの接続相性が悪く、ペンタブが正常に動作しないことがあります。他のポートを使うとすんなり描けるようになることもあるので試してみましょう。
5.一時ファイルを削除する
ペンだけ反応しない時は一時ファイルを削除してみることもひとつの手です。一時ファイルがペンタブを含む他のデバイスに悪影響を及ぼすことで、動作不良を起こすことも。一時ファイルは以下の手順で削除することができます。
- 「スタート」を選択
- 「ファイル名を指定して実行」をクリック
- 名前を書く欄が表示されるので「%temp%」と入力する
- 全ファイルを選んだ後に削除を実行する
- パソコンの「再起動」を行う
6.ドライバーを再インストールする
ペンタブに利用されているドライバーがなんらかの原因で故障し、ペンタブのペンだけ反応しないことも考えられます。そんな時は今使っているドライバーをもう一度インストールしてみましょう。
- 使っているデバイスをパソコンから外す
- 「スタート」を選択
- 「Windowsシステムツール」を選択
- 「コントロールパネル」を選択
- 「プログラムのアンインストール」を選択
- 対象のドライバー選び、「アンインストール」を実行
- 「再起動」を行う
- 再び対象のドライバーをインストールする