LINEで、返信をメッセージや画像で行うのは結構面倒。そんな時便利なのがリアクション機能です。リアクションの送信や取り消しは簡単な操作で可能で、既読スルーを避けるのに便利です。本記事では、リアクションの送信や取り消しのやり方も説明します。
LINEのリアクション機能とは?
LINEのトークルームのメッセージを読めば既読になることで、メッセージを送った人には読んだことがわかります。
メッセージへの感想などを具体的示す方法としては、返信したり、スタンプを送ったりする機能が用意されていますが、少し手間はかかるのは難点。
そこで、手間いらずの方法として、リアクション機能が2021年8月から提供されて好評です。
以下では、リアクション機能とは実際にはどんなものか、送信や取り消しの操作はどんなものかを説明していきます。
リアクションはLINE版のいいね機能
リアクション機能とは、X(旧Twitter)のいいねのように、あらかじめ用意されている顔文字スタンプで感想を伝えるという機能です。
LINEで嫌われるものとして既読スルーがあります。
LINEではメッセージを開けば既読マークが着くので相手が読んだかどうかは送った人には判別可能です。
そのため、相手の返信を期待してメッセージを送ったのに、読んでも返信しないままで放置されるのは気分を害することになります。
リアクション機能は、とりあえず、既読スルーを避けるのに便利な機能です。
リアクションに使えるアイコンは6種類
LINEのリアクション機能には、以下の6種類の顔文字が用意されています。
- いいね・了解:サムアップした顔文字。了解といったとりあえずの好意的な気持ちを伝えるのに便利です。
- 可愛い・嬉しい:目がハートの顔文字。ほれぼれ・かわいいといった親愛の気持ちを伝えられます。
- 面白い・ワクワク:キャハという声が聞こえそうな顔文字。はしゃいでいる気持ちを表すのに使えます。
- 感謝・尊敬・お願い:ウルウル目の顔文字。感謝や期待などを表す場合につかれます。
- 悲しい・切ない・感動:涙をためた目の顔文字。涙は悲しみ・感動いずれの場合も使えます。
- 驚き・不信感:大きく口を開いてびっくりした様子の顔文字。素直な驚き・え~という不信感などを示すいた
リアクション機能は、上記のアイコンをクリックするだけで相手に気持ちを伝えらるので、便利です。
リアクションの通知は来ないが送った人とアイコンは見れる
LINEでリアクション機能を使うと、選択した顔文字がメッセージの下側に表示されますが、通知も既読マークも付きません。
そのため、メッセージを送った相手に返信したことを知らせたい場合は、メッセージやスタンプを送る方が確実です。
とはいえ、グループチャットのように、人数が多い場合は、画面が流れてしまうのを防ぐには、リアクション機能が便利。
また、メッセージを送る余裕がない場合のとりあえずの返信にもぴったりです。
LINEのメッセージにリアクションする方法や取り消しのやり方は?
リアクションがどんな機能かは上記で説明しましたので、ここでは、リアクションで顔文字を送るやり方や送った顔文字を取り消しのやり方などを説明してきます。
LINEトーク内でメッセージにリアクションする方法
LINEのトークルーム内のメッセージにリアクション機能で顔文字を送る手順は以下のとおりです。
リアクションしたいメッセージや写真・動画などを長押し→リアクション顔文字一覧が表示される→顔文字を選択→選択した顔文字と確認用アイコンが表示される
LINE VOOMの投稿にリアクションする方法
LINEのトークルーム内のメッセージにリアクション機能で顔文字を送る手順は以下のとおりです。
VOOMの投稿画面を開く→メニューのスマイルアイコンを長押し→リアクション顔文字一覧が表示される→顔文字を選択→選択した顔文字と確認用アイコンが表示される
PC版のLINEでリアクションする方法
PC版LINEのトークルーム内のメッセージにリアクション機能で顔文字を送る手順は以下のとおりです。
リアクションしたいメッセージや写真・動画などにマウスをおく→リアクションアイコンを選択→顔文字一覧が表示される→顔文字を選択→選択した顔文字と確認用アイコンが表示される
リアクションの取り消しやアイコンの変更をする方法
いったん送ったリアクションを取り消す場合の手順は以下のとおりです。
取り消したいリアクション顔文字の横のスマイルアイコンを選択→一覧から再度取り消したいリアクション顔文字を選択
なお、送信済の顔文字アイコンは他の顔文字アイコンより大きく表示されているのですぐに判別できます。
いったん送ったリアクションを変更する場合の手順は以下のとおりです。
変更したいリアクション顔文字の横のスマイルアイコンを選択→一覧から変更後のリアクション顔文字を選択
LINEでリアクションできない時の原因とは?
ここでは、LINEでリアクションを送信したり取り消したりしようとしてもできない場合に考えられるよくある原因と対策を紹介します。
送信日から7日以降のメッセージはリアクションできない
LINEのあらゆるメッセージにリアクションできるわけではなく、制限がかかっています。
具体的には、LINEのリアクション機能は、メッセージや画像が届いてから7日間しか適用できず、それより古いメッセージにはリアクションは送信も取り消しもできないのです。
LINEのリアクション機能が取り急ぎ返信をすることを目的としていることから、古いメッセージを対象にしていないのは最もなことといえます。
メッセージなどが届いたら、できるだけ早く、遅くとも7日以内にリアクション機能を使ってみてください。
LINEアプリのバージョンが最新版ではない
LINEのリアクション機能は、古いバージョンでは対応していません。
LINEアプリのバージョンをチェックしてみて、11.15.0(iOS/Android版)以下なら、送信や取り消しができないので要注意。
また、バグフィックスの点からも最新のバージョンにアップデートしておけば安心してリアクションの送信や取り消しができるので、最新でない方は、最新バージョンにアップデートしておくとよいでしょう。
iOSやAndroidのバージョンが最新版ではない
LINEのリアクション機能は、LINEアプリのバージョンを最新にしても、使っているスマホのOS(iOS/Android版)のバージョンが古いと、LINEアプリと不整合を起こしてリアクションの送信や取り消しがうまくいかない可能性があります。
リアクションでの送信や取り消しなどにまつわるバグフィックスの点からもスOSのバージョンは、最新バージョンにアップデートしておくとよいでしょう。
相手側のバージョンも最新版にしてもらう必要がある
折角、LINEでリアクション機能で顔文字を送ったのに、相手の画面には顔文字が表示されないことがあります。
その原因として考えられるのは、相手のLINEのバージョンが古いこと。
もし、上記のような不具合に遭遇したら、相手にLINEのバージョンを調べてもらい、古ければ最新バージョンにアップデートするように依頼してみてください。
まとめ
LINEには、X(旧Twitter)のいいねのように、簡単に返信を送信する機能として、リアクション機能があります。
リアクション機能では、用意された顔文字を選択して送ることで、手間なく簡単な返信ができ、取り消しも簡単です。
リアクションの送信や取り消しは簡単な操作で可能で、既読スルーを避けるのに便利です。
本記事では、リアクション機能の概要を説明するとともに、送信や取り消しのやり方も説明しました。
合わせて、リアクションの送信や取り消しがうまくいかなかったときの原因と対処法も説明しましたので、参考にしてみてください。