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「dnsサーバーは応答していません」とエラー表示!原因と対処法は?

Windowsパソコンで、「DNSサーバーは応答していません」というエラーメッセージが表示され、インターネットに接続できない場合があります。エラーの意味は、ドメインからIPアドレスがうまく取得できないこと。今回はこのエラーの原因と対処法を説明します。

「DNSサーバーは応答していません」とは?何のエラー?

エラーメッセージ「DNSサーバーが応答していません」は何を意味するのでしょうか。また、どのような場合に発生するのでしょうか。今回は、「DNSサーバーが応答していません」が表示された場合の対処法を詳しく説明します。

DNSサーバーとは?

エラーメッセージ「DNSサーバーが応答していません」内のDNSサーバーって何?と疑問に思われる方も多いでしょう。まずは、関連する用語について、簡単に説明します。

NDS(Domain Name System)サーバーは、インターネット上で、IPアドレスとドメインを紐づける(名前解決)役目をするサーバーのことです。具体的には、IPアドレスとドメインのペア情報の記録・管理を行います。また、リクエストに応じて、ドメインとIPアドレスの変換である名前解決を行います。

インターネットではIPアドレスがいわば住所であり、これを指定する必要があります、しかし、IPアドレスは数字の羅列であり使用するのには不便です。そこで、文字列で所在をわかりやすく示すドメインが利用されます。このため、コンピュータ上では、名前解決が必要になるのです。

「DNSサーバーは応答していません」の意味とは?

インターネットに接続できないときに、トラブルシューティングを行って原因を確認し修復を試みるでしょう。しかし、トラブルが解決しないときに、「DNSサーバーは応答していません」と表示されることがあります。

また、インターネット利用中に、接続の瞬断が頻発する場合などにも「DNSサーバーは応答していません」と表示されることがあります。

このように、「DNSサーバーは応答していません」とは、名前解決の処理が正常に終了せず、インターネット接続に失敗していることを示すエラーメッセージなのです。

「DNSサーバーは応答していません」の原因は?

エラーメッセージ「DNSサーバーは応答していません」が表示される原因には、さまざまなものがあり得ます。以下に、考えられる原因をシーン別に説明します。

インターネット接続に失敗

まずは、インターネットに接続されているかどうかを確認しましょう。方法としては、Windowsのトラブルシューティング機能にあるネットワーク診断を使うのがよいでしょう。

Windows10でネットワーク診断をトラブルシューティングで行う手順は以下のとおりです。

スタートメニューで「設定」を選択→「ネットワークとインターネット」を選択→「インターネットに接続されていません」が表示されたら、「トラブルシューティング」を選択

上記の手順で、問題が解決できない場合には、はやり、「DNSサーバーは応答していません」などのエラーメッセージが表示されます。

DNSサーバー接続に失敗

インターネット接続には問題がないのに、「DNSサーバーは応答していません」のエラーが表示される場合は、DNSサーバーにうまく接続できていない可能性があります。

ネットワーク機器やPCでは、使用するDNSサーバーを設定します。この設定に誤りがあるとサーバーにうまく接続できない可能性があります。

DNSサーバーへのアクセス不具合

インターネット接続およびDNSサーバーへの接続が正常に行われていても、DNSサーバーへのアクセスに問題が発生している可能性があります。

DNSサーバーへのアクセスの問題としては、回線の混雑およびDNSサーバーダウンの2通りが考えられます。

DNSサーバーが混雑している場合の原因には次の2つが考えられます。

  • Webサイトへの一時的なアクセスが集中
  • DNSサーバーへのDOS攻撃などでアクセスに遅延が発生

また、DNSサーバーダウンの原因には、次の2つが考えられます。

  • DNSサーバーの故障
  • DNSサーバーへの負荷集中により、サーバーがダウン

そもそもサイトが閉鎖中

インターネット接続やDNSサーバーが正常なのに、「DNSサーバーは応答していません」のエラーが表示される原因としては、アクセスしようとしているWebサイト自体が閉鎖されていることが考えられます。

Webサイトが閉鎖されてしまうと、DNSサーバーは名前解決処理に正常に応答することができなくなるからです。

「DNSサーバーは応答していません」の対処法は?

エラーメッセージ「DNSサーバーは応答していません」が表示された場合の対処法は、エラーが発生している場所や、エラーの原因などにより異なります。

ここでは、主な対処法を説明しますので、焦らずに、順番に、思い当たるものを試してみてください。

機器や配線、設定をチェック

インターネット接続するには、パソコンのほか、いくつかのネットーワーク機器を接続して稼働させていることが必要です。まず、これらの機器の配線を確認して見ましょう。

電源ケーブルは正常にコンセントに接続しているか、LANケーブルの接続が緩んでいないかなどをチェックしてみてください。

また、無線接続の場合はWi-Fiルーターのパスワードなど、設定に問題がないかも再度確認して見ましょう。

パソコンやネットワーク機器を再起動

パソコンやネットワーク機器に一時的な不具合が発生していることが原因で、エラーメッセージ「DNSサーバーは応答していません」が表示されることがあります。

こうした一時的な不具合は、機器をリセットすることで回復する場合も多いのです。

まずは、パソコンを再起動してみてください。パソコンの再起動はWindowsのスタートメニュから行えます。慎重を期すならば、シャットダウンして電源を切り、しばらく放置して、パソコンを起動するのがよいでしょう。

それでも、エラーが出るようであれば、ルーターやモデム、無線LANなどのネットワーク機器を再起動してください。ネットワーク機器では、多くの場合、電源の入り切りで再起動します。

セーフモードで起動する

Windows上からの通常の再起動でエラーが解消しない場合は、セーフモードで起動してみるのよいでしょう。セーフモードで再起動することで、起動時にWindows以外のウィルス対策ソフトや他のプログラム・サービスに問題がないかが確認できます。

Windows10をセーフモードで起動する手順は以下のとおりです。

  • スタートメニューで「設定」を選択
  • 「更新とセキュリティ」→「回復」を選択
  • 「PCの起動をカスタマイズする」→「いますぐ再起動」を選択
  • 再起動後に、「オプションの選択」→「トラブルシューティング」⇒「高度なオプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」を選択
  • 再起動直後のオプションの一覧表示で、F5キーなどを押下して 「セーフ モードとネットワーク」を選択

履歴のキャッシュを削除する

パソコンのキャッシュの破損や古いデータが原因で、エラーメッセージ「DNSサーバーは応答していません」が表示されることがあります。この場合は、履歴のキャッシュを削除することでエラーが解消することもあります。

履歴のキャッシュを削除する手順は以下の通りです。

スタートメニューから「Windowsシステムツール」を選択→コマンドプロンプトを起動→コマンドプロンプトの画面で、[ipconfig /flushdns]と入力→キャッシュクリアのメッセージが表示されたら、コマンドプロンプトの画面を閉じる

パブリックDNSを使用する

インターネットに接続するためにプロバイダー契約をしており、DNSサーバーも、契約しているプロバイダーのDNSサーバーを利用するのが一般的です。

DNSサーバーに問題が発生している場合は、パブリックDNSというサービスを利用することで、問題を解消できる可能性があります。パブリックDNSとしては、Google提供の「Google Public DNS」がよく知られています。

Windows10でGoogle Public DNSを設定する方法は以下のとおりです。

スタートメニューで「設定」を選択→「ネットワークとインターネット」を選択→「アダプターのオプションを変更する」を選択→使用中のアイコンを右クリック→「プロパティ」を選択→「インターネットプロトコルバージョンv4(TCP/Ipv4)」を選択→「プロパティ」を選択→プロパティ画面の「次のDNSサーバーのアドレスを使う」をチェック→優先DNSサーバーに「8.8.8.8」セット→代替サーバーに「8.8.4.4」セット→「OK」を選択

回線事業者・プロバイダーに問い合わせ

インターネット回線として契約しているプロバイダーのDNSサーバーの状況については、契約しているプロバイダーに問い合わせをしてみましょう。

プロバイダーの公式サイトやTwitterなどのSNSで、DNSサーバーエラーに関する情報がないかを確認して見ましょう。

【補足】DNSサーバーの基礎知識

DNS(Domain Name System)は、IPネットワーク上で、IPアドレスとドメインを紐づけること。名前解決ともいいます。以下に、DNSサーバー、IPアドレス、ドメインについて説明します。

IPアドレスとは?

IPアドレス(Internet Protocol Address)は、インターネット上のコンテンツ割り振られる識別番号。数値列ですが、IPv4とIPv6の2種の体系があります。

IPアドレスはインターネット上の住所のような役割があり、重複しないように割り当てがされています。

ドメインとは?

ドメインとは、IPアドレスを人間がわかりやすい文字列に置き換えたもの。ドメインは、IPアドレスと同じく、インターネット上の住所の住所の役割を果たすため、重複しないように全世界で一元管理されています。

DNSサーバーの役割は?

DNSサーバーの役割は、ドメインとIPアドレスを互いに変換すること。一般的には、以下のような流れで処理されます。

  • アクセスしたいWebサイトのアドレスをブラウザのURL入力欄にセット
  • 入力されたURLからドメインを取り出し
  • DNSサーバーにドメインを渡して対応するIPアドレス検索
  • 問い合わせ元のパソコンやスマホにIPアドレスを送信

ネットサーフィンを行っている裏では、こうしたし

ルータを買い替えるなら!おすすめルーター5選!

エラーメッセージ「DNSサーバーは応答していません」の原因がルーターの故障の場合は、ルータを取り替えることになります。

無線ルーターも含め、ルータとしては多くの製品が販売されています。以下に、WI-Fi6対応で1万円程度で入手可能な、おすすめのルーターを紹介します。

【おすすめルーター】①Aterm WX1500HP

「Aterm WX1500HP」は最大1201Mbps(5GHz帯)+300Mbps(2.4GHz帯)で有線LAN1GbpsのWi-Fi6(11ax)対応のルーターです。Atermの中では、Wi-Fi6(11ax)対応のエントリーモデルに位置づけられるものです。

以下のような特徴があります。

  • Wi-Fi6のOFDMAにより、複数の端末と接続したときも安定した通信が可能
  • ハイパワーシステムにより、電波が遠くまで届く
  • 最新のファームウェアに自動でアップデート
  • 最新のWi-Fiセキュリティ規格のWPA3に対応

1万円以下でWi-Fi6に備えたい方におすすめです。

【おすすめルーター】②IO DATA WN-DAX1800GR

「WN-DAX1800GR」は、最大1201Mbps(5GHz帯)+574Mbps(2.4GHz帯)の高速通信が可能なWi-Fi6(11ax)対応のルーターです。IODATAのWi-Fi6(11ax)対応のWi-Fiルータの中では、エントリーモデルに位置づけられるものです。

以下のような特徴があります。

  • 360コネクト技術により、上下・左右・奥行き全方向360度に電波の死角を作らずに電波を送受信が可能
  • インターネット回線の接続方式を自動で判別し、適切な動作モードでインターネットに接続してくれる
  • フィッシング詐欺やウィルス配布など危険なサイトをまとめてブロックする「ネットフィルタリング」機能が5年間無料
  • 「ビームフォーミングW」機能で子機を狙い撃ちして電波を送信可能

1万円以下でWi-Fi6に備えたい方におすすめです。

【おすすめルーター】③AirStation WSR-1800AX4S

「AirStation WSR-1800AX4S」は、最大1201Mbps(5GHz帯)+573Mbps(2.4GHz帯)の高速通信が可能な、Wi-Fi6(11ax)対応のルーターです。AirStationのWi-Fi6(11ax)対応のWi-Fiルータの中では、エントリーモデルに位置づけられるものです。

以下のような特徴があります。

  • 「バンドステアリングLite」機能により、Wi-Fi子機との電波強度を判別して帯域を自動切換えし、安定して送受信が可能
  • 「Wi-Fi EasyMesh」機能に対応しており、手軽にメッシュネットワークが組める
  • Kaspersky社のセキュリティ情報を用いた脅威ブロッカーを1年間無料で使用できる

1万円以下でWi-Fi6に備えたい方におすすめです。

【おすすめルーター】④TP-Link Archer AX53

「TP-Link Archer AX53」は、最大2042Mbps(5GHz帯)+574Mbps(2.4GHz帯)の高速通信が可能な、Wi-Fi6(11ax)対応のルーターです。TP-LinkのWi-Fi6(11ax)対応のWi-Fiルータの中では、エントリーモデルに位置づけられるものです。

以下のような特徴があります。

  • OFDMA技術によって通信容量が従来比4倍に向上しており、より多くのデバイスとの同時接続が可能
  • 4本の外付けのハイゲインアンテナおよびビームフォーミング技術によって、遠くまで電波が届く
  •  TP-Link HomeShieldにより、サイバー脅威から保護することが可能
  • Amazon Alexaにも対応している

1万円以下でWi-Fi6に備えたい方におすすめです。

【おすすめルーター】⑤ASUS RT-AX55

「AirStation WSR-1800AX4S」は、最大1201Mbps(5GHz帯)+574Mbps(2.4GHz帯)の高速通信が可能な、Wi-Fi6(11ax)対応のルーターです。ASUSのWi-Fi6(11ax)対応のWi-Fiルータの中では、エントリーモデルに位置づけられるものです。

以下のような特徴があります。

  • OFDMAおよびMU-MIMO機能により、高密度な通信環境でもスムーズな通信が可能
  • ドマイクロのセキュリティ技術「AiProtection」を採用したセキュリティ機能を搭載
  • メッシュWi-Fiシステム機能「AiMesh」を搭載しており、家じゅうをカバー可能

1万円前後でWi-Fi6に備えたい方におすすめです。

まとめ

これまで、エラーメッセージ「DNSサーバーが応答していません」の原因と対処法について説明してきました。

ルーターなどのネットワーク機器以外でもエラーの原因となることがあります。本記事を参考に対処して、ネットサーフィンを楽しんでみてください。