パソコンゲームのプラットフォームSteamには、オンラインにすることでさまざまな機能が利用できます。
中には、集中してゲームをするためにオフラインにしたいときはありませんか?
この記事では、Steamのオンラインを隠す2つの方法などを紹介します。
目次
Steamでオンラインを隠す2つの方法
早速Steamでオンラインを隠す方法を見ていきましょう。
Steamでオンラインを隠すには2つの方法があります。
- オフライン設定をする
- 隠れ身の術を活用する
それぞれの設定手順を見ていきましょう。
常にオフライン表示にする
Steamでオンラインを隠す1つ目の方法は、「常にオフライン表示」にする方法です。
- Steamにオンラインで起動する
- ゲームがすべて最新になっていることを確認する
- オフラインでプレイしたいゲームの起動やアップデートを確認する
- 「Steam>設定>セキュリティ」と進める
- 「このコンピューターにアカウントログイン情報を保存しない」にチェックが入っていないことを確認する
- Steamのメインウィンドウの「Steamメニュー」をクリック
- 「オフラインにする...」を選択
上記の手順でオンラインを隠す(オフラインにする)のは完了です。
詳しくは後述しますが、オフラインにするとネットワークを切断した状態でSteamを起動します。
不具合などが生じた場合は、オンラインに切り替える必要があるので覚えておきましょう。
※参考ページ:Steamサポート
隠れ身の術を使う
Steamでオンラインを隠すには、隠れ身の術を使う方法もあります。
オフラインモードにするよりも隠れ身の術にする方が簡単です。
- Steamを起動
- ウインドウから「フレンド」をクリック
- 「隠れ身の術(オフライン表示)」にチェックを入れる
隠れ身の術についても詳しくは後述しますが、実際にはオンライン状態なので覚えておきましょう。
オフライン状態と隠れ身の術の違い
では、オフライン状態と隠れ身の術の違いについて見ていきましょう。
オフラインにするのも隠れ身の術(オフライン表示)もどちらもオンラインを隠すには変わりなく似たような言葉ですが、実際には全然違うものです。
どちらが自分に合っているのかしっかりと理解して設定を行いましょう。
オフライン状態とは?
オフライン状態とは、Steam自体をネットワークに繋いでいない状態です。
Steamがオフラインになるので、普段できることができなくなることがあります。
- アップデート
- トラブルシューティング
- フレンドとのチャット
- オンラインゲーム
など、オフラインなので、ネットを繋いでいない状態と同じです。
オンラインを隠す方法としては少し大袈裟かもしれませんが、ユーザーによってはオフラインの方が合っているかもしれません。
隠れ身の術とは?
Steamの隠れ身の術とは、オンライン状態を保ちつつ見栄えだけオフラインにする方法です。
オンラインを隠すという意味では、隠れ身の術が最も適切です。
Steamの機能や、オンラインゲームは遊びたいけれど、他のフレンドには知られたくない場合など、オンラインを隠すことが可能。
隠れ身おん術を使ったオンラインを隠す方法は、次回のSrteam起動時は解除されるので都度設定することを忘れないようにしましょう。
Steamでオンラインを隠す(オフラインモード)のメリット
では、Steamでオンラインを隠すためのオフラインモードのメリットを紹介します。
ネットワークの影響を受けない
Stemaでオフラインモードにすることで、ネットワークの影響を受けることがなくなります。
SNSなどを見ていると、Steamのサーバーがダウンしてゲームが遊べなくなると言うような投稿を見かけます。
そういった影響を受けなくなるので、覚えておきましょう。
オンラインでのストレスを受けなくなる
Steamをオフラインモードにすることで、オンラインでのストレスを受けなくなります。
オンラインにしておくことでたくさんの機能を享受できますが、じっくりと一人でゲームを遊びたい時にもフレンドから誘いが来ることでストレスを感じるかもしれません。
そういったわずらわしさから解放されるのでおすすめです。
プライバシーが漏れることがなくなる
Steamでオフラインにすることで、プライバシーが漏れることもなくなります。
隠れ身の術の状態だと、ゲーム中はオフライン表示にできますが、次回ログイン時はオンラインになってしまいます。
オフライン設定をしておけば自分がゲームをプレイしてもずっとオフラインなので、ゲーム時間を含めたプライバシーを知られたくないひとにはおすすめ。
シングルプレイには必要ない
Steamはパソコンゲームのプラットフォームですが、シングルプレイようのゲームタイトルも数多くリリースされています。
シングルプレイ用のゲームではオンライン自体が必要ない場合もあります。
オンラインを使った対戦ゲームをする予定がないならオフラインモードを使ってオンラインを隠してしまっても問題ありません。
Steamでオンラインを隠す(オフラインモード)のデメリット
では、オフラインモードを使ったオンラインを隠す方法のデメリットも見ていきましょう。
マルチプレイなどのオンライン機能は使えない
オフラインモードを使ってオンラインを隠すと、急にマルチプレイなどのオンラインゲームを遊ぼうと思っても設定の変更が必要です。
マルチプレイだけでなく、オンラインが必要な機能はすべて利用が停止されます。
Steamやゲームタイトルのアップデートも手動でオンラインにする必要があるので覚えておきましょう。
セーブデータをクラウドに保存できない
Steamをオフラインモードにしてしまうと、セーブデータをクラウドに保存できなくなります。
パソコンにゲームデータを保存すれば問題はありませんが、パソコンやSSD(HDD)などの保存容量に問題が生じるとゲームデータも消失します。
Steamがオンラインになっていることでセーブデータをクラウドに保存したいなら、オフラインモードではなく隠れ身の術を使ってオンラインを隠すようにしましょう。
アップデートが自動で行われない
SteamがオンラインにつながっていればSteamやゲームタイトルにアップデートがリリースされた時は自動で行われますが、オフラインにしていると手動で行う必要があります。
ゲームによったは重要なバグ修正がリリースされることもあるので、オフライン設定をする場合は注意しましょう。
Steamの非公開ゲームとは?
Steamには、オンラインを隠す以外に、非公開ゲームという機能が備わっています。
ここからは、非公開ゲームについて見ていきましょう。
※参考ページ:Steamサポート
非公開ゲームにする手順
非公開ゲームにする手順は以下のとおりです。
- ゲーム一覧を表示する
- 非公開ゲームにしたいタイトルを「右クリックもしくは歯車アイコンをクリック」する
- 非公開ゲームに設定する
非公開ゲームにしたときの表示は?
非公開ゲームに設定すると、フレンドなどからは設定したタイトルは見られなくなります。
- ゲームリストや最近プレイしたゲームリストに表示されなくなる
- 対象のゲームを遊んでいてもプレイ中にならなくなる
- 実績のアンロックなどがフレンドに表示されなくなる
- フレンドがSteamストアを見ても、持っていることが表示されなくなる
など、さまざまな場面で自分が非公開にしたゲームが他人に知られることがなくなります。
人に遊んでいることが知られたくないゲームなどは非公開ゲームに設定しましょう。
非表示のゲームとの違い
非公開ゲームと似た機能で、「非表示のゲーム」というものがあります。
非公開ゲームは、他人に知られないための仕組みで、非表示のゲームは、自分のゲーム一覧に表示をさせなくするための機能です。
自分が遊び終えたゲームを整理したい時に使うのがゲームの非表示なので、勘違いしないように注意しましょう。
まとめ
Steamでオンラインを隠す方法やオフラインモードのメリット・デメリットなどを紹介してきました。
Steamはパソコンゲームのプラットフォームです。オンラインゲームも数多くリリースされていますが、シングルプレイ用のゲームも多くリリースされています。
オンラインゲームもシングルゲームも遊ぶ人にとっては、シングルゲームをプレイするときにフレンドからのチャットにわずらわしさを感じる方もいるかもしれません。
隠れ身の術を使えば、オフライン表示にできるので、自分のゲームに集中したい時にはおすすめの設定です。
オフラインモードや隠れ身の術をうまく活用してオンラインを隠してSteamをより楽しんでみてください。