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【Mac】ARMチップ搭載でどう変わる?Appleの戦略を予想!

Apple は自社製造チップ ARM 搭載の Mac のリリースを準備していると言われています。
そもそも ARM とは何か、どんなスペックや商品戦略が予想されるのかを予想・解説していきます。

Apple は ARM チップを準備している?

結論から言いますと、「 Apple が ARM プロセッサを搭載した Mac をリリースすると予測される」と、 Apple 系の情報を扱うアナリストのミンチー・クオ氏がリークしたという話です。

なぜ、そのような噂がされているのかを ARM チップが何かという解説から見ていきましょう。

ARM チップとは?

ARM Ltd のアーキテクチャを用いて作られた CPU のことを指します。

アーキテクチャというカタカナ語に適した日本語はありませんが、強いて言うなら設計思想です。

つまり、ARM という会社の設計を元にした CPU が各メーカーで使われるということになります。

これは、メーカーごとに開発してもよいし、ARM が開発したものをそのまま流用してもよいという、幅広い対応力を持った CPU になります。

ARM チップ制作の狙いとは?

昨今、Intel 製 CPU の価格の高騰が目立ってきています。

それは、販売ショップや通販サイトを見れば一目瞭然。

シリーズによっては、たった1週間で、3,000円もの値上げが確認されているのです。

そんな中、ついに Apple が Intel 依存をやめ、ARM チップに移行するという予測が立てられたのは無理もないでしょう。

実際、クオ氏によれば、Apple が ARM ベースの CPU を独自開発した場合、最大 60% ものコスト削減につながることが指摘されています。

そして、この独自開発というところがミソで、Intel の供給に左右されずに安定した製品開発が可能になり、かつ独自の CPU により以前よりも最適化された PC の提供が実現できるのです。

ARM チップ制作パートナーは TSMC

さて、ここまでくると気になるのが、噂の真相です。

Bloomberg NEWS によると、今回話題となっている CPU の生産ラインは台湾の TSMC Ltd(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd)になるとのこと。

TSMC の顧客の中には AMD、NVIDIA、ファーウェイなど、名立たるメーカーが揃っており、製造ラインがない企業のために、各々のニーズに合った生産が可能な企業として TSMC は知られています。

しかし、残念なことにここまで突き止めても、Apple はもちろんのこと、Intel や TSMC もコメントを控えており、真相はつかめずじまいでした。

AppleはARMチップをどのように展開していく?

以降は、Apple が ARM チップを展開するとしたらというもしもの話になります。

いつ、どのような流れで、どんな製品が打ち出されるのか、話を進めていきましょう。

2021 年、 ARM 搭載の新型 Mac Book が登場

クオ氏によると、 ARM プロセッサが搭載されている新型 Mac Book は 2021 年に登場するとのことです。

2021 年には、あのスタイリッシュな Apple の公式ページ上で新たな Mac Book が掲載され、購入時には CPU を変えても額の変動は大きくなく、より高性能な商品が待っているということになります。

ここで、重要なのが、「Mac book が登場する」という点です。

あくまでも Mac book が登場するのであり、iPad や iPhone ではありません。

Apple は一貫して Mac と iPad の融合はさせないでしょう。

廉価版 Mac Book の登場か?

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