2020年全てのサポートが終了したFlashをChromeで常に許可する方法を検証しました。代替ソフトにはエミュレーター的プラグインとFlash内蔵のブラウザの2種があるようです。2021年以降Flashコンテンツを再生する方法を模索し安全面なども解説します。
目次
Flashサポート終了で2021年以降はChromeでの再生が不可能に
まずFlashサポート終了で2021年以降はChromeでの再生が不可能になっています。
Adobeでは2021年にFlashサポートを終了しています。
どのバージョンでもFlashサポートを使うことができなくなってしまいました。
それはGoogleの公式が公表しています。
Flash Playerの代替ソフトがChromeにある?
Flashサポート終了により、2021年以降はChromeでの再生が不可能とお伝えしましたが、何とか使用できる方法はないのでしょうか?
実は、Chromeには、Flash Playerの代替ソフトがあるようです。今記事では、その代替ソフトの導入方法について詳しく解説していきます。
①Chrome等ブラウザにFlashエミュレーター「Ruffle」を導入
まずはChrome等ブラウザにFlashエミュレーター「Ruffle」を導入する方法です。
「Ruffle」とは2021年以降もFlashを見ることができるように海外のプログラマーさんによって製作されました。
Rustで制作されておりFlashsを補完しているプロジェクトとは別物です。
「Ruffle」はデスクトップ上でswfファイルを閲覧することができます。
他のタイプではWebブラウザの拡張機能として使ったりすることもできます。
注意点は「Ruffle」のブラウザ拡張機能を使ってもFlashそのものをWeb上から削除してしまうと「Ruffle」は効力を持ちません。
そんな「Ruffle」ですが現在は別のメンバーやスポンサーさんを募集しているようですね。
Chrome等ブラウザにFlashエミュレーター「Ruffle」を導入する方法は
- Ruffle公式サイトへアクセス
- 「Rsleases」から最新版のChromeをクリック
- Ruffleがダウンロードされるのでzipファイルを解凍
- Chromeの拡張機能を展開
- 右上の「デベロッパーモード」をON
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」をクリック
- 解凍したRuffleを選択
でOK。
これでRuffleの導入が完了しました。
②2021年以降もFlashが利用できるブラウザ「Nitro」を利用
次は2021年以降もFlashが利用できるブラウザ「Nitro」を利用する方法です。
「Nitro」は現在サポートが終了しているFlashをなぜか閲覧することができるんです。
もともとFlashには2021年1月12日に一斉に自動アンインストールされるように仕組まれていました。
しかし「Nitro」を活用すれば再インストールするだけで使えてしまいます。
他のブラウザでは終了しましたとの表示が出ます。
しかし「Nitro」では普通のゲームをすることができていますがこれは謎。
2021年以降もFlashが利用できるブラウザ「Nitro」を利用には
- Flashをダウンロード
- インストールをして「完了」
- https://www.softpedia.com/get/Internet/Browsers/MxNitro.shtmlへアクセス
- 「FREE DOWNLOAD」→「External Mirror 1」をクリック
- インストールしてブラウザを起動
- swfファイルをドラッグアンドドロップ
でOK。
これで2021年以降もFlashが利用できるブラウザ「Nitro」を利用ことができました。
Flashエミュレーター「Ruffle」の導入方法
ではFlashエミュレーター「Ruffle」の導入方法を見ていきます。
Ruffle公式サイトへアクセス
まずはRuffle公式サイトへアクセスしましょう。
公式サイトは→https://ruffle.rs/