皆さんはハードウェアアクセラレーションを活用していますか?実はハードウェアアクセラレーションはPCの中核を担う存在なんです。そこで今回はハードウェアアクセラレーションを無効にする方法をご紹介していきます。デメリットも解説します!
目次
ハードウェアアクセラレーションの無効・有効を設定する方法
ではハードウェアアクセラレーションの無効・有効を設定する方法を見ていきます。
ハードウェアアクセラレーションの無効・有効を設定する方法はいくつかあるので1つ1つ見ていきましょう。
Windows10での設定方法
ではWindows10での設定方法です。
Windows10での設定方法は
- 設定アプリを起動
- 「システム」→「ディスプレイ」→「マルチディスプレイ」→「グラフィックの設定」→「既定のグラフィックスの設定」
- 「Windows10での設定方法によるGPUスケジューリング」を有効・無効
でOK。
これでWindows10での設定方法が完了しました。
因みにグラフィックドライバーは以下の通り。
まずはGEFORCE GAME READY ドライバー。
GEFORCE GAME READY ドライバーは「https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/161414/jp」でインストールすることができます。
バージョン: | 451.48 WHQL | |
リリース日: | 2020.6.24 | |
オペレーティングシステム: | Windows 10 64-bit | |
言語: | Japanese | |
ファイルサイズ: | Temporarilly unavailable |
となっています。
次はAMD。
AMDは「https://www.amd.com/ja/support」でインストールすることができます。
前提としてWindows 10 May 2020 Updateにアップグレードした後、Nvidia GeForce 451.48以降、またはRadeon Software Adrenalin 2020 Edition 20.5.1以降を適用する必要があります。
Chromeなどブラウザの設定方法
ではChromeなどブラウザの設定方法を見ていきます。
Chromeなどブラウザの設定方法にはいくつかあるので1つ1つ見ていきましょう!
Chrome
まずはChromeです。
Chromeでは
- Chromeを起動
- 「設定」→「詳細設定を表示」
- 「ハードウェアアクセラレーション」を有効・無効
でOK。
無効にすると「再起動」アイコンが表示されるので再起動しましょう。
Internet Explorer
次はInternet Explorerです。
Internet Explorerでは
- 設定アイコンをクリック
- 「インターネットオプション」→「詳細設定」→「GPUレンダリングでなく、ソフトウェアレンダリングを使用する」
- 「適用」→「OK」で再起動をかける
でOK。
Microsoft Edge
次はMicrosoft Edgeです。
Microsoft Edgeでは
- Microsoft Edgeを起動
- 「設定」→「システム」→「 使用可能な場合はハードウェア アクセラレータを使用する 」
でOK。
Firefox
次はFirefoxです。
Firefoxでは
- メニューバーをクリック
- 「オプション」→「一般」で「推奨のパフォーマンス設定を使用」にチェックを入れる
- 「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する (可能な場合)」を有効・無効
- Firefoxメニューをクリックし「終了」をクリック
- 再起動
でOK。
Excelでの設定方法
ではExcelでの設定方法を見ていきます。
Excelでの設定方法は
- 右上から「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」→「ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする」にチェックを入れる
- 右下の「OK」をクリック
でOK。
これでExcelでの設定ができました。
実はExcelはかなりの容量を占めています。
PCは基本的にCPUの性能は抜群ですが、GPUの性能はそこまでよくありません。
そのためCPUを使えばサクサク動くものも、GPUだと全然動かないことも結構あります。
その現状がありながらExcelのデフォルト設定ではGPU処理になっています。
そのためExcelをCPU設定に変更する必要性がありました。
この設定をすればPCがサクサク動く可能性がグンと上がります。
他にも
- 使っていないアドインを無効にする
- Officeの修復or再インストールを行う
などの方法があります。
Excelは見た目以上に容量を要するので是非この設定をしてPCを軽くしてあげましょう。
ハードウェアアクセラレーションを無効にするメリット・デメリットは?
ではハードウェアアクセラレーションを無効にするメリット・デメリットを見ていきます。
ハードウェアアクセラレーションを無効にするメリット・デメリットはいくつかあるので1つ1つ見ていきましょう。
【メリット①】ハードウェアアクセラレーションの不具合が解消される可能性がある
ハードウェアアクセラレーションは基本的に有効にしておいたほうが無難で、環境によってはOSの不具合や作業など、関連アプリに悪影響を及ぼすデメリットがある場合もあります。
原因がハードウェアアクセラレーションが有効になっていたという声もあるようです。
デフォルト設定では、ハードウェアアクセラレーションは「使用可能な場合は使用する」になっています。そのため先ほどの設定方法で、ハードウェアアクセラレーションの設定を変更する必要があります。