お役立ち(情報)

アドビファイアフライとは!?商用利用できる?使い方を紹介

アドビ ファイア フライは、近ごろ注目を集めている画像AI生成サービスの一つです。

最近は様々な企業が生成AIを開発・運営を行なっていますが、このアドビ ファイア フライは大手IT企業が開発した画像生成AIということで話題となっています。

この記事では、ビング イメージ クリエイターが具体的に何を提供しているのか、商用利用の使用はできるのか、さらに使い方について詳しく解説します。

最後まで読んでいただければ幸いです。

 

目次

アドビ ファイア フライとは何なの?商用利用できる?

OSUスキンの特徴

アドビ ファイア フライとはどのようなサービスなのでしょうか。

見ていきましょう。

アドビ ファイア フライとは①IT大手アドビが開発した画像生成AI

アドビ ファイア フライとは、フォトショップ(Photoshop)などでおなじみのアドビ(Adobe)が開発・運営しているAI画像生成サービスです。

アドビとは米国のカリフォルニアに本社拠点を置いており、1982年に創業された歴史のあるITソフトウェア会社です。

アドビのソフトウェアは、ITデザインといったクリエイティブな業務において、もはや一般デスクワークのWordとExcelレベルで必要とされています。

主なソフトウェアとして、

・フォトショップ(photoshop)―画像の加工や編集

・イラストレーター(Illustrator)―ベクター画像編集・制作

・プレミアプロ(Premiere Pro)―動画編集

・インデザイン(InDesign)―DTPソフト

・アドビアクロバット(Adobe Acrobat)ーpdfの管理や編集

といったように、一度は聞いたことのあるようなソフトをたくさん開発しています。

そんなアドビが、AI画像生成サービスに乗り出してきたのです。

アドビ ファイア フライとは②AIで画像を生成できる

アドビ ファイア フライは、命令文(プロンプト)を打ち込むことにより、画像を作成することができます。

例えば、「サッカーボールを追う犬」や「悲しんでいる馬」など、キーワードとなる文を入力するだけで、簡単に画像の生成が可能となります。

プロンプトを打つだけなので、使い方も簡単です。

アドビ ファイア フライとは③理想の画像にするまでが簡単

アドビ ファイア フライの操作性は簡単です。

アドビ製品を使い慣れていないクリエイターやデザイナー以外の方も使えます。

また、自分が望んだ画像にしやすいという特徴もあります。

他の生成画像AIだと、プロンプトを調整しながら望んだ画像に近付けることとなりますが、アドビ ファイア フライは色や構図などを選択式で簡単に設定することが可能です。

そのため、プロンプトを上手く入れられなくても望みの画像に近いものにすることができます。

アドビ ファイア フライとは④日本語利用も可能

アドビ ファイア フライは日本語で使用することが可能です。

画像生成AIの中にはプロンプトを英文で入れなければならないものもありますが、このアドビ ファイア フライでは日本語でプロンプトを入れることも可能です。

さらに、ホームやメニュー画面なども日本語対応しており、言語設定を設定する必要もありません。

しかもドイツ語やスペイン語、ポルトガル語など100カ国語に対応しています。

アドビ ファイア フライとは⑤アドビの他サービスと連携可能

アドビ ファイア フライは、他のアドビ製品でも使用できます。

先述した、フォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、エクスプレス(Express)にはアドビ ファイア フライの画像生成AI技術が入っています。

そのため、それらのアプリケーションにおいて、アドビ ファイア フライの機能を使用することが可能です。

デザイン系の仕事などをしていて、アドビ製品を使用している方が「ここを少し修正したいな…」「ここにワンポイントで何かほしいな…」といったとき、AIでその点だけ修正するといったことが可能となります。

アドビ ファイア フライとは⑥画像作成→デザインまで一発

先述したように、フォトショップにも機能が搭載されているアドビ ファイア フライ。

そのフォトショップは画像の編集を行うことの可能なデザイン系アプリ。

つまり、フォトショップでアドビ ファイア フライの機能を使用すれば、画像を作るところからその編集まで、一気に作業することが可能となります。

今までは元画像をフリー画像から拾う作業が必要だったと思いますが、その時間をアドビ ファイア フライの画像生成で短縮することができます。

アドビ ファイア フライとは⑦デザインの特化が他と違う!

アドビは元々デザイン系アプリに特化しています。

そのため、デザインに関しては他の画像生成AIの追随を許しません。

先述したように、フォトショップでアドビ ファイア フライの機能を使用すれば、画像を作るところからその編集まで、一気に作業することが可能となります。

アドビ ファイア フライとは⑧変わったテキストを作れる

アドビ ファイア フライでは、テキスト効果(Text Effects)という、変わったテキストを作ることができます。

上の画像は、アドビ ファイア フライによるテキスト効果を使用して作成したテキストです。

この例以外にも、様々なユニークな変わったデザインのテキストを作成することが可能です。

使い方も、基本はプロンプトの入力だけです。

会社のロゴや、バンドのロゴを作成するのも良さそうですね。

もちろん、普段からアドビの製品に触れているデザイナーの方のほうが、こういったデザインは良いものが作れるかもしれません。

このように、アドビ ファイア フライは、アドビ製品を使用するデザイナーやクリエイティブな仕事をしている人たちにとって、まさに鬼に金棒といえる存在であるといえます。

アドビ ファイア フライとは⑨商用利用・著作権について

画像生成AIサービスによっていは、「商用利用の使用はできません」といったように、商用利用が厳しいサービスもあります。

しかし、アドビ ファイア フライに関しては、商用利用が可能と公式でも明記しています。

この点が、アドビ ファイア フライの一番強い点だと言えるでしょう。

また、他の画像生成AIサービスでも「商用利用は可能」と謳っているサービスもあります。しかし、例えば作成した画像がディ○ニーキャラの画像と似たような所が認められたならば、これは著作権問題に引っかかってしまいます。

それはなぜかと言うと、アドビ ファイア フライで使用しているAIの学習には、権利関係を精査した素材だけを使用したといいます。

元々アドビが管理している、アドビストック(Adobe Stock)の画像もあり、他にはパブリックドメインの画像やオープンライセンスの画像しか学習させていないのです。

そのため、商用利用のできないような画像を生成しようとしても、それはできません。

だからこそアドビ ファイア フライでは商用利用が可能となるのです。

著作権関係の話だけで見れば、このアドビ ファイア フライが最強の画像生成AIである可能性もあります。

参考↓

https://webtan.impress.co.jp/e/2023/06/23/44833

アドビ ファイア フライは無料?スマホで使える?

商用利用可能でビジネスでも使い放題なアドビ ファイア フライ。

アドビ ファイア フライの料金体系とはどのようになっているのでしょうか。

また、多くのアドビ製品といえばPCで使用しているイメージですが、スマホで使用することも可能なのでしょうか。

見ていきましょう。

アドビ ファイア フライの料金①無料で使える!

アドビ ファイア フライは無料で使用することが可能です。

無料は「フリープラン」となります。

アドビ ファイア フライの料金②有料プランもあり

アドビ ファイア フライには、プレミアムプランという有料プランもあります。

その月額料金とは、税込で680円です。

アドビ ファイア フライの料金③枚数制限とかあるんでしょ?

アドビ ファイア フライには、無料のフリープランでも、有料のプレミアムプランでも枚数制限があります。

無料のフリープランでの生成クレジットは、月25回です。

月に1日1枚以下の換算となります。

一方有料のプレミアムプランでの生成クレジットは、月100回です。

また、無料では画像の透かしが入り、有料では入りません。

アドビ ファイア フライの料金④スマホで使えるの?

アドビ ファイア フライはスマホで使用することもできます。

ただ、アドビ ファイア フライの専用アプリケーションはありません。

そのため、iPhoneならばSafari、AndroidならGoogle Chromeといったブラウザでの使用となります。

どちらかというとフォトショップやイラストレーターと連携して使う場面が多くなりそうなので、PCで使用する方が性能を発揮できるかもしれません。

アドビ ファイア フライの使い方を紹介

多くの画像生成AIでは、プロンプトを入れれば画像が生成できるように、簡単な使い方を持つサービスが多くなっています。

アドビ ファイア フライとはどのような使い方となるのでしょうか。

見ていきましょう。

アドビ ファイア フライの使い方①アカウントの作成

早速使い方を説明していきましょう。

https://firefly.adobe.com/

こちらが公式となります。

この公式にアクセスをしてから、ログインページに行って下さい。

アドビ ファイア フライの使い方②アカウントでログイン

アップルアカウント、グーグルアカウント、フェイスブックアカウントでもログインすることが可能ですので、もしそれらのアカウントでログインするならば、指定のログイン方法を選択して下さい。

アドビのアカウントを持っている方は、メルアドとパスワードを入れ、ログインして下さい。

もしアップルやGoogleアカウントでログインしたくないし、アドビのアカウントなんか持ってないよという方は、一旦アドビのアカウントを作成する必要があります。

上の方に「初めてのログインの方はアカウント作成して下さい」とあるので、そこを押しましょう。

そこでアドビのアカウントを作成して下さい。

そこでアップルやGoogleアカウントでログインすることの選択も可能となっています。

アドビ ファイア フライの使い方③プロンプトの入力

ログインしましたね?さっそく画像生成の使い方を見ていきましょう。

通常の画像生成を行いたいと思います。

まず、左上の「テキストから画像生成」を選びます。

そうすると下の方にプロンプトを入力できるフォームが出てきます。

こちらに作成したい画像の命令文を入力して下さい。

アドビ ファイア フライの使い方④画像が生成される

「オンラインスクールで勉強」とでも入力しましょうか。

そしたら、何枚かの画像が生成されます。

その画像を選択すれば、画像の詳細を確認することができます。

この画像をダウンロードするなりしていただければ問題ありません。

また、アドビ ファイア フライは商用利用OKですので、ここで作成した画像はビジネス用途にも使用できます。

アドビ ファイア フライの使い方⑤画像をデザイン・調整する

もう一度やり直したい場合は、もう一度プロンプトを入力しましょう。

生成された画像のデザインや調整したい場合は、右側に編集するメニューがあります。

スタイルや色など、様々な変更できる項目があり、それらをいじることで画像の編集や修正ができます。

それらを繰り返すことで、望み通りの画像に近づけていけるのです。

アドビ ファイア フライの使い方⑥生成塗りつぶしをする

文章からの画像生成以外の使い方も見ていきましょう。

生成塗りつぶしとは何かというと、画像のバックの色を変えたり、一部に吹き出しを入れたり、画像の中にほかのモノを入れたりすることが可能となる機能です。

よく見る画像なんかにも、元ネタの写真に何か手を加えられたものとかありますよね?それがこのアドビ ファイア フライでできてしまうのです。

例えば、昼間の写真を夕方にしたり、うさぎの画像の上に亀を乗せるなど、様々な変更が楽しめます。

変更したい画像を用意し、その変更したい所を選択します。そこをどのように変更したいかを文章で入れるだけで完了するのです。

アドビ ファイア フライの使い方⑦面白いテキストを作る

先述したように、アドビ ファイア フライでは面白いテキストを作成することができます。

入力フォームの左にデザインしたい文字を入れます。そこから右のメニューからサンプルのデザインもあるので、プロンプトを入れずとも作成することが可能です。

もし細かくプロンプトを入れたいのであれば、例えば「パンのような」みたいな感じで入れて上げましょう。そのデザインしたい文字は、パンのようなデザインになります。

アドビ ファイア フライの使い方⑧スマホで使用するには

先述したように、アドビ ファイア フライのスマホ専用アプリはありません。

そのため、ブラウザでの使用となります。

ブラウザでアドビ ファイア フライと検索していただいてアクセスしてから、使用することができます。

まとめ

アドビ ファイア フライとは、イラストレーターやフォトショップでおなじみのアドビ社が開発・運営している画像生成AIサービスです。

商用利用が可能な所と、他のアドビのアプリケーションと連携できる所が強みとなっています。

特に、アドビ製品を毎日使っているというデザイナーさんにはおすすめのサービスですね。