blueskyというプラットフォームについて、ご存知でしょうか?
blueskyは、ツイッターの創業者が関わった、SNSのプロジェクトで、急速に登録者を増やし、X(ツイッター)に代わる存在とも言われています。
そんなblueskyですが、2023年12月中旬まで、日本語に対応していませんでしたが、2024年3月現在は対応しています。
当記事では、blueskyの日本語設定、日本語設定時のトラブルについて中心に紹介します。
blueskyの日本語設定のやり方
blueskyの日本語設定のやり方について見ていきましょう。
blueskyの日本語設定①設定に行く
まだ日本語設定ができていない前提でお伝えします。
blueskyのアプリを開き、3本線のところをタップして、settingsに行ってください。
一見、「3本線メニューを開いてもsettingsが出てこない!」となるかもしれませんが、スクロールすれば出ます。
blueskyの日本語設定②言語を「日本語」にする
settings(設定)の中のbasics(基本)のところで、Languages(言語)の部分を選びましょう。
言語設定は3つあり、
・app language(アプリの言語)
・primary language(第一言語)
・content languages(コンテンツの言語)
があります。
すべて、Japanese(日本語)にしても良いですが、外国語で書かれた投稿も、日本語翻訳されて表示されます。
なので、primary language(第一言語)以外の2つの日本語設定を行いましょう。
これでblueskyで日本語設定ができるはずです。
blueskyで日本語にならないとき
上記の設定を行っても日本語にならないことがあるかもしれません。
日本語にならない際、どうすればいいのか紹介します。
blueskyの日本語にならないとき①更新、キャッシュ削除
blueskyの日本語化設定は、時間がかかることもあります。
それでも日本語にならない場合は、ブラウザで更新をかけるか、再度消して開いてください。
また、ブラウザやアプリのキャッシュの削除も有効です。
それらの設定を行い、blueskyが日本語になっているか、もう一度確認しましょう。
blueskyの日本語にならないとき②日本語になっているか確認
settings(設定)のLanguages(言語)において、そもそもJapanese(日本語)が選ばれていない可能性もあります。
まずは、もう一度settings(設定)のLanguages(言語)にて、Japanese(日本語)になっているか確認してください。
また、blueskyで見たこともない言語が並んでいる場合は、Japanese(日本語)ではなく、Javanese(ジャワ語)を選んでいるかもしれません。
blueskyの日本語にならないとき③それぞれのデバイスで設定していない
blueskyは、それぞれの機器でJapanese(日本語)と設定しないといけません。
つまり、iPhoneでblueskyアプリを日本語にしたとしても、iPadだと、日本語になっていません。
Blueskyを使用する際、各クライアント間で言語設定が共有されません。
よって、異なるデバイスを利用するごとに、そのデバイスに合わせて日本語設定を個別に行う必要があります。
blueskyの始め方
日本語対応を果たしたblueskyですが、始め方も簡単です。
blueskyの始め方①始める際は日本語化できない
まず、blueskyの初期設定時は、日本語になっていません。
そのため、日本語でなく英語のまま設定を進める必要が生じます。
ただ、X(ツイッター)との共通点も多いため、X(ツイッター)の設定経験のある方は、そこまで難しくないかもしれません。
blueskyの始め方②アプリケーションダウンロード
アプリをダウンロードします。
iPhoneの方はappstore、Androidの方はgoogle play storeにて、blueskyのアプリをインストールしましょう。
blueskyの始め方③アカウントをつくる
blueskyを始める際は、メルアドとパスと誕生日が当然必要となります。
指示通り行い、携帯番号を入れると、認証コードリクエストがされるので、認証コードを入れてください。
そして、ユーザー名を入れ(英語)、X(ツイッター)の初期設定と同じく興味ある項目を選んでください。
blueskyの始め方④プロフィールをつくる
プロフィールを作成していきましょう。
この点は、X(ツイッター)と、ほぼ同じようなものと考えて良さそうです。
ただ、blueskyにはハッシュタグという概念が存在しないので、プロフィールにも設置することはできません。
そもそもblueskyとは何なの?
blueskyの始め方、日本語設定について紹介していきました。
ここでは、blueskyとはどんなSNSなのかを紹介していきます。
blueskyとは①blueskyって何?
Blueskyは、X(ツイッター)の共同設立者であるジャック・ドーシー氏を含むチームによって開始された最新のSNSで、テキストメッセージを中心にしたコミュニケーションがメインです。
既に300万人を超えるユーザーが活用しています。
特に注目すべき点は、Blueskyが「分散型SNS」なこと。
要は、X(ツイッター)みたいに、一つの組織が全てを管理するのではなく、複数の個人や団体がそれぞれの役割を持って運営に関わるしくみになっているます。
この分散型のアプローチにより、ユーザーはXに似た使い勝手を楽しみつつも、よりオープンで透明性の高い環境で交流できることが期待されています。
blueskyとは②特徴は?
blueskyの特徴は何があるのでしょうか。
まず、blueskyでは、アカウントの移動が可能です。
多くのSNSでは、アカウントを削除すると、投稿やフォロワーなどのデータがすべてなくなってしまいますが、Blueskyでは、分散型SNSとしての利点を活かして、ユーザーが自分の情報を自由に管理できます。
これにより、ユーザーは自分の投稿やフォロー関係、履歴などを保持したまま、アカウントを移動することが可能になります。
また、Blueskyでは、ユーザーが自分のタイムラインに表示されるコンテンツを自由に選択できます。
つまり、自分が苦手な情報(刺激の強い情報、政治の情報など)をシャットアウトこの自由度の高さは、他のSNSにはない魅力と言えます。
X(ツイッター)では、刺激の強い情報が入ってきて、嫌な気持ちになってしまう方も多い人もいるため、ありがたい機能ですね。
さらに、Blueskyでは、異なるSNSプラットフォーム間で情報を共有・交換できます。
通常、SNS上での情報はXならX、スレッズならスレッズと限定されがちですが、Blueskyを利用することで、ユーザーは異なるSNSサービスのコンテンツにもアクセスし、自分の慣れ親しんだSNSを使いながら他のサービスの内容も楽しむことができます。
blueskyとは③X(ツイッター)と何が違うの
blueskyとX(ツイッター)の違いは下記のとおりです。
bluesky
・分散型SNS(システムやデータが複数のサーバーや組織に分散して管理される方式)
・ユーザー自身がアルゴリズムやデータの管理権を持つ
・DMなし、ハッシュタグなしなど、機能は制限気味(今後のアップデートに期待)
X(ツイッター)
・中央集権型SNS(全ての管理権限がプラットフォーム側に集中)
・プラットフォーム側が管理
・豊富な機能(DM、ハッシュタグ、動画投稿など)
blueskyとは④なんで注目を集めてるの?
何と言っても、ツイッターの創業者ジャック・ドーシー氏が、資金を提供している点にあります。
その理由として、ジャック・ドーシー氏は、ツイッターを中央集権的な組織にしてしまったことを悔やんでいるから。
そのため、ドーシー氏と同じ考えを持つ開発者たちが集まり、ツイッターを「理想の形」へと再構築しようと試みてできたアプリが、blueskyなのです。
そのため、Blueskyとツイッターが似ているというのは、自然な結果なのです。
まとめ
blueskyは、2023年12月中旬より日本語に対応し、日本で大きく注目されています。
blueskyの一番の強みとしては、SNSを楽しみながら、見たくない情報を細かく設定し、シャットアウトできること。
X(ツイッター)での刺激に疲れてしまった方には、おすすめのSNSであると言えますね。