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Blueskyが日本語に対応!始め方や日本語にならないときの対処法

Blueskyは、Xに替わるプラットフォームとして注目される次世代のSNSです。「分散型」という新しい概念も注目されています。

ベータ版では英語のみでしたが、正式リリースと同時に日本語にも対応して、XやThreadと同様に日本語での利用が可能になりました。

当記事はBlueskyの言語を日本語に設定する方法や、できないときの対処法について解説します。

Blueskyについて

Bluesky(ブルースカイ)は、旧Twitter(現X)の共同設立者であるジャック・ドーシー氏らによって開始された新しいSNSプロジェクトです。

従来テキストメッセージを中心にしたコミュニケーションがメインですが、「分散型」という新しい方式を採用しています。

ユーザー数は500万人を超えるとされ、現在も増え続けている注目のプラットフォームです。

Blueskyの特徴

Blueskyの最大の特徴は「分散型SNS」であることです。

「分散型」とは、特定の企業がサービスの運用を行うのではなく、複数の会社や個人によって運営する方式のことです。

従来型のSNS(Xやインスタグラムなど)では、プラットフォームの運営は1つの企業が独占していますが、この仕組みでは問題が起こることがあります。

たとえば、特定のアカウントや賛否両論ある発言をしたユーザーが、運営側の独断でアカウント凍結や削除されてしまうことなどです。(例えばトランプ大統領など)

分散型SNSにも規定や規約はありますが、複数で運用することで恣意的な要素を極力排除して、より公平な議論ができる空間になることが期待されています。

BlueskyとX(旧Twitter)との違い

BlueskyとX(旧Twitter)の違いをまとめると以下のようになります。

項目BlueskyX(旧Twitter)
SNS種類分散型中央集権型
投稿文字数の上限300文字140文字(プレミアムプランは25,000文字まで)
画像投稿◯ 4枚まで◯ 4枚まで
動画投稿×◯ 最大2分20秒
タイムラインユーザーが独自に設定可能アルゴリズムによるTL・フォローしているアカウント
鍵アカウント設定 ×
DM ×
ハッシュタグ機能 ×
アカウント移行×

投稿可能な文字数は、Xの140文字に対してBlueskyは300文字です。

他にもタイムラインの細かい設定などができるなどの違いがあります。

一方Blueskyでは対応していないのは、動画投稿、鍵アカウント、DM、ハッシュタグ機能です。これらはいずれ実装される予定もあるようです。

Blueskyがついに日本語に対応!

分散型の次世代SNSとの呼び声も高いBlueskyですが、2024年2月から日本語に対応しました。

以前まではベータ版として英語のみでしたが、招待制が廃止された(正式リリース)のと同じタイミングで日本語版も導入されました。

現在のBlueskyではXやThreadsと同じように、メニューの言語を変えたり日本語で投稿したりすることが可能です。

Blueskyの言語を日本語に設定する方法

 

Blueskyを日本語に設定する方法と手順を説明します。

言語の設定には3つの項目があり、少しわかりにくいので詳しく解説します。

言語を設定する手順

まだ日本語設定ができていない(英語のまま)という前提でお伝えします。

まずBlueskyのアプリを開き、左上「3本線マーク」タップして「settings」に進みます。

下の方にスクロールすると出てきますので、ここから設定できます。

設定できる言語の項目は3つ

「Settings(設定)」内にある「Basics(基本)」で、「Languages(言語)」をタップします。

Blueskyで言語が設定できるのは、以下の3項目です。

App Language(アプリの言語)

・Primary Language(第一言語)

・Content Languages(コンテンツの言語)

それぞれの言語を設定することが可能です。

アプリの言語(App Language)

「App Language」はアプリ内で使われる言語です。

メニューやボタン表記の言語を設定します。

第一言語(Primary Language)

「Primary Language」は第一言語のことで、他言語を翻訳するときの言語を設定できます。

「Japanese」にすると、英語などを(翻訳機能を使って)翻訳した際に、日本語で表示されます。

コンテンツの言語(Content Languages)

「Content Languages」はコンテンツの言語です。

フィードに表示する言語を設定し、トグルスイッチ形式で複数の言語が選択可能です。

「Japanese,English」のように設定すると、日本語と英語の投稿がフィード(タイムライン)に表示されます。

Blueskyが日本語にならないときの対処法

上記で紹介した手順を行っても日本語にならないことがあります。

ここからは、Blueskyが日本語にならないときの対処法を紹介します。

①アプリを最新バージョンにアップデート

まず考えられるのが「アプリのバージョンが古いこと」です。

Blueskyは2024年2月のバージョンアップで日本語が使えるようになっています。

インストールしたアプリが古いと、以前のまま「英語のみ対応」になっている可能性があります。

以前からインストールしたBlueskyを使っている場合は、手動で最新版にアップデートしてみましょう。

②キャッシュを削除する

Blueskyの日本語化設定は、時間がかかることがあります。

設定を変更しても日本語にならないときに、キャッシュを削除することで変更が有効になる場合があります。(ブラウザ版の場合)

ブラウザの更新ををするか、再起動をしてみましょう。

③言語設定を確認する

Bluesky内のSettings(設定)のLanguages(言語)で、ちゃんとJapanese(日本語)を選んでいるかを確認してみましょう。

見たこともない言語が並んでいる場合は、Javanese(ジャワ語)を選んでしまっているかもしれません。

もう一度settings(設定)のLanguages(言語)にて、Japanese(日本語)になっているか確認してください。

注意点:複数デバイスでBlueskyを使うときはそれぞれで設定が必要

Blueskyの言語設定は、それぞれのデバイスで行う必要があるので注意が必要です。

たとえばスマートフォンとPCでBlueskyを利用する場合、それぞれで言語を設定する必要があります。

iPhoneのBlueskyアプリを日本語(Japanese)に設定しても、PC版には反映されません。

Blueskyでは同一アカウントでも言語設定が共有されないため、複数デバイスを利用する場合はデバイスごとに言語を設定しましょう。

Blueskyの始め方

Blueskyを始める方法を紹介します。

ブラウザ版とアプリ版の両方から可能です。

  • Bluesky公式ページにアクセス
  • 「新しいアカウントを作成」をクリック
  • メールアドレスとパスワード、生年月日を入力
  • ユーザーハンドル(表示名)を入力
  • 画像認識によるユーザーチェック

アプリのインストールからアカウント作成の手順

アプリ版のBlueskyを始める手順を紹介します。

まず、アプリをダウンロードします。iPhoneの方はApp Storeで、Androidの方はGoogle Playにて、「Blueskyのアプリをインストールしましょう。

Blueskyアカウント作成にはメールアドレスと携帯番号が必要で、パスワードや誕生日の入力もあります。

指示に従って携帯番号を入れると、認証コードが送信されるので、スマートフォンで受信したコード入力します。

アカウント作成では、興味ある項目の選択など質問が複数ありますが、これらの設定は後からでも可能です。

プロフィールを設定する

アカウントが作成できたら、次にプロフィールを設定します。

Blueskyプロフィールに表示できる紹介文は256文字までです。日本語もアルファベットも1文字としてカウントされます。

Blueskyには「ハッシュタグ」がないので、入力できるのは文章や絵文字、URLなどです。

アイコンの画像は、1:1の正方形サイズです。また、ヘッダー画像も設定できます。

まとめ

blueskyは、2023年12月中旬より日本語に対応し、日本で大きく注目されています。

blueskyの一番の強みとしては、SNSを楽しみながら、見たくない情報を細かく設定し、シャットアウトできること。

X(ツイッター)での刺激に疲れてしまった方には、おすすめのSNSであると言えますね。