皆さんはiPhoneの音声コントロールが勝手に起動したことはありますか?
最近iPhoneの音声コントロールが勝手に起動している声が溢れかえっています。
そこで今回はiPhoneの音声コントロールが勝手に起動してしまう原因と対処法を見ていきましょう。
目次
iPhoneの音声コントロールが乗っ取られた?勝手に起動する原因
iPhoneの音声コントロールが勝手に起動して、乗っ取られたと思ったことはないでしょうか?実際に勝手に起動するとびっくりしますし、何もしてないのにどうして?と不審に思うのは当たり前です。
- ボタンが押されることによる誤作動
- イヤホンのマイク入力誤作動
などの原因が考えられますので、順番にみていきましょう。
【原因①】ボタンが押されることによる誤動作
まずはボタンが押されることによる誤動作です。
ほとんどの原因なのですがボタンが押されることによる誤動作が多いんです。
ホームボタンの長押しにより音声コントロールが勝手に起動してしまうんです。
またポケットに入れていても何かの拍子で勝手に起動されてしまうことがあります。
イヤホンなどの角にホームボタンが押し込まれていたりして音声コントロールが勝手に起動してしまうこともあるので注意しましょう。
また突然発信音が聞こえてくる症状もあります。
勝手に電話がかかってしまっているということもあります。
しかしこれはワイヤレスヘッドフォンに切り替えることで解消したとの声がたくさん上がっています。
推測の1つとして、ヘッドセットのセンサーの感度がよすぎるとこういったことがあるようです。
ふと触ったタイミングで「音声コントロール」が起動し、マイクの感度もいいので何らかの形で音で拾ってしまい命令を解釈してしまっているようなんです。
この場合勝手に音声コントロールは起動してしまうことがあるんです。
【原因②】イヤホンのマイク入力誤動作
次はイヤホンのマイク入力誤動作です。
今使っているイヤホンを見てください。
イヤホンの接続部分がボロボロになっている場合は少々気を付けたほうが良いかもしれません。
音声コントロールが勝手に起動してしまう原因としてイヤホンの接触不良によるものだということもあります。
音声回路の切り替えを行っている部分の接続が悪くなってしまうとこのような症状が出ます。
因みにイヤホンプラグには
- 2極:音声の入出力がモノラル形式
- 3極:音声の入出力がステレオ形式
- 4極 : 3極イヤホンにマイク機能が追加
- 5極:3極にノイズキャンセリング機能が追加
という機能が搭載されています。
iPhoneの純正イヤホンは4極タイプなのでマイク機能を搭載しています。
なのでイヤホン1本あれば音声入力と音声出力が可能なんです。
音声コントロールもこのイヤホン1本でできてしまうんです。
つまり3極以下のイヤホンを使用することで1本だけで両方の機能を搭載できなくなるので今回のような勝手に起動してしまうことがなくなります。
ただ3極以下での音声コントロールが勝手に起動してしまうという症状が後を絶ちません。
その原因が接続部分。
iPhoneのイヤホンの接続端子の劣化などにより3極から4極に変化している可能性があるんですね。
すり減っていくうちに機能が変化することだってあり得るんです。
そのため3極のはずが4極のように認識されてしまいボタンを押したときと同じように勝手に反応してしまうのです。
その結果誤作動につながります。
またヘッドフォン側でタッチセンサーの部分を2秒ほど振れれば音声コントロールが起動してしまいます。
そのため音声コントロールは意外と簡単に起動してしまうんですね。
ホームボタンからの起動を無効にしたとしてもヘッドセット側から起動できてしまうんです。
この対処法はiPhoneのイヤホンプラグやイヤホンジャックの故障を直しましょう。
イヤホンジャック部分をキレイしたり新しいイヤホンを購入するなどをするのがいいですね。
また純正タイプのイヤホンを購入するのがベスト。
その後音声コントロールやSiriをOFFにすることがいいですね。
iPhoneの音声コントロールをオフにしよう!
ではiPhoneの音声コントロールをオフにしていきましょう!
iPhoneの音声コントロールをオフする方法などを解説していきます。
Siri・音声コントロールの両方をオフにする
まずはSiri・音声コントロールの両方をオフにする方法です。
Siri・音声コントロールの両方をオフにする方法は
- 「設定」を開く
- 「アクセシビリティ」→「サイドボタン」
- 「押したままにして話す」をOFF
でOK。
これをすることによりSiri・音声コントロールの両方をオフにすることができます。
ただこの方法ではイヤホンを使用した場合のリモコン操作で音声コントロールが表示されてしまいます。
これでは音声コントロールがいきなりONになってしまうことがあります。
そのため間違って電話をかけてしまうことがあります。
どうにかしてこの誤作動を無くす方法が以下です。
ロック画面中に音声コントロールの誤作動を無くすには?
ではロック画面中に音声コントロールの誤作動を無くすにはどうすればいいのでしょうか。
ロック画面中に音声コントロールの誤作動を無くす方法は2つあります。
それは
- SiriをONにする
- ロック画面中にSiriを起動しないようにする
ことです。
これをすることにより音声コントロールが勝手に起動してしまうことがなくSiriに切り替わってくれるんです。
この理由としてはSiriは設定をすることでロック画面中であれば起動しないようにすることができます。
また音声コントロールが勝手に起動してしまうことはSiriよりも優先順位が低いため先にSiriが起動します。
そのためSiriが優先的に起動し、ロック画面中に使用することができない設定にしてしまえば万事解決なんですね。
ではSiriを使用してロック画面中の設定自体をOFFにする方法を見ていきます。
方法は
- 「設定」を開く
- 「Siriと検索」→「Siriに頼む」→「サイドボタンを押してSiriを使用」をON
- 「Siriを有効にする」→「ロック中にSiriを許可」をOFF
でOK。
これでSiriをONにしたままロック中にSiriが起動されないようにすることができました。
基本的にこのSiriにすり替える方法がおすすめです。
音声コントロールで困る場面を想像してみましょう。
困る場面は「誤作動によって音声コントロールが勝手にONになる」ことですよね。
その場合にSiriにすり替えると勝手にONになることを避けることができますよ。