インスタグラムでは、投稿する写真を撮影した場所などの位置情報を付加することができます。位置情報を追加することで、「いいね」の獲得を増やしたり、宣伝や販促に繋下駄利することも可能です。しかし、登録方法によっては、個人情報を垂れ流すことになるので注意が必要です。
目次
インスタグラムの位置情報とは写真撮影した場所の情報
インスタグラムでは、投稿した写真に位置情報を付加することができます。投稿画面では、投稿者の名前の下に追加した位置情報が表示されます。
風景やお店、おいしい食べ物などは、どこにあるかも知りたい点。写真自体に対象の名前やランドマークなどが映っていて、どこにあるかなどがすぐにわかる場合もありますが、写真を見てわからない場合は、ハッシュタグやキャプションから情報を得たり推測するしかありません。
投稿写真に位置情報がついていれば、すぐに場所がわかって便利ですし、位置情報から関連する投稿をすぐに見つけ出せたりもします。
以下では、インスタグラムの位置情報について、メリットやデメリット、操作法を説明します。
インスタグラムの位置情報を登録するメリット
まず、インスタグラムで位置情報を登録することのメリットを紹介します。折角位置情報を追加してもメリットがないのでは、位置情報を追加する気にもなれませんが、しっかりメリットを感じられるのです。
「いいね」数の増加
位置情報を追加することで、投稿写真に写っているものの場所がすぐにわかり、投稿に、さらに興味を持たせることができます。
さらに、位置情報をクリックすることで、その場所に関連する他のユーザーの投稿写真の一覧が表示され、その場所をより深く知る手がかりともなります。
こうして、位置情報を追加することで、閲覧者の興味をそそり、いいねが付きやすくなるなど、多くの人を引き付けるツールとして利用できるのです。
宣伝や販促
インスタグラムには、おいしそうな料理やきれいな景色などが多数投稿されており、それを見て、食べてみたい、行ってみたいという興味を抱くユーザーもおおいでしょう。そんなユーザーにとって、位置情報が表示されていれば、行ける場所なのかがすぐに判別でき、行ってみようかという意欲を書き立てる手掛かりにも使えるのです。
こうしたことから、インスタグラムを宣伝や販促に利用している場合は、具体的な集客の手段としても有効になるのです。
インスタグラムの位置情報の設定方法
インスタグラムの投稿に位置情報を追加するのは、そんなに手間ではありません。ただし、登録したい場所がインスタグラムにスポットとして未登録の場合は、若干手間が増えます。
以下では、位置情報がインスタグラムに登録されている場合、新規に位置情報を党則する場合に分けて、位置情報を投稿に設定する方法を説明します。
インスグラムで位置情報が登録されている場合
位置情報がスポットとして登録されている場合の投稿への追加の手順は以下のとおりです。
インスタグラムに位置情報の公開を許可する
前提として、インスタグラムを使っているデバイスで、位置情報を公開する設定とする必要があります。このためには、デバイスの設定画面を開き、位置情報サービスを探します。位置情報サービスがオフであれば、オンにします。
位置情報を投稿に追加する
写真や動画を投稿時に位置情報を追加する手順は以下のとおりです。
インスタグラムを開く→新規投稿を選択→投稿する写真を選ぶ→投稿する写真を編集する→キャプションやタグをつける→位置情報の追加を選択→スポットを選択（一覧から選択または検索）→シェアを選択
インスタグラムに位置情報が登録されていない場合
インスタグラムの投稿に位置情報を追加する場合は、追加したい場所がインスタグラムにスポットとして登録されている必要があります。もし、未登録の場合は、スポットを自分で登録しますが、この操作はインスタグラムでは行えず、Facebookを使うことになります。
Facebookでスポットを登録
位置情報をスポットとして登録するには、Facebookで以下の操作を行います。手順は以下のとおりです。
Facebookにログイン→投稿エリアを開く→チェックインを選択→場所を検索→追加を選択→スポットを登録
投稿に位置情報を追加
インスタグラムを開く→新規投稿を選択→投稿する写真を選ぶ→投稿する写真を編集する→キャプションやタグをつける→位置情報の追加を選択→スポットを選択（一覧から選択または検索）→シェアを選択
インスタグラムの位置情報の削除・変更・非公開方法
インスタグラムでいったん登録して公開した位置情報を修正したり、場合によっては削除したいこともあるでしょう。ここでは、インスタグラムで公開した位置情報の編集・削除の方法を説明します。
インスタグラムに投稿した写真の位置情報の削除
投稿済の写真の位置情報を削除する手順は以下のとおりです。
削除したい投稿を開く→メニュー（…）を選択→編集するを選択→位置情報を削除を選択
インスタグラムに投稿した写真の位置情報の変更
投稿済の写真の位置情報を別のスポットに変更する手順は以下のとおりです。
削除したい投稿を開く→メニュー（…）を選択→編集するを選択→位置情報を変更を選択→スポットを検索する→再登録する
インスタに投稿した写真の位置情報を非公開
個別に投稿写真ごとに個別に非公開にすることも可能ですが、例えば自宅ばれなどの対策であれば、一括して非公開とする方が、手間もかかりませんし対応漏れの心配もありません。一括で非公開とする手順は以下のとおりです。
デバイスの設定を選択→位置を選択→インスタグラムを選択→アプリの権限を選択→位置情報を選択→許可しないを選択
インスタグラムにおける位置情報が追加できないときの対処法
インスタグラムで位置情報が追加できない場合の原因と対処法を説明します。
誤字脱字を確認する
インスタグラムでは位置情報はスポットというあらかじめ登録された地点から選択することになっています。そして、地点は検索で探すのですが、位置情報の記述に誤りがあると、登録されていても検索に引っかからない場合があります。
検索条件として入力した文字列に誤りがないかどうかを確認してみましょう。どうしてもうまくいかない場合は、検索文字列を短くして候補ができるかを確認しながら、少しずつ文字を増やして絞り込むのもよいでしょう。
インスタグラムマップ上での位置情報の登録状況を確認
インスタグラムのマップでも登録されているスポットを確認することができます。うまく検索できない場合は、インスタグラムの地図で該当する住所近辺をチェックしてスポットが表示されるかを確認してみてください。
表示されるようであれば、地図上の名前で再検索してみるとよいでしょう。地図でも表示されない場合は、Facebookで登録することを検討し手見てください。
フライトモードを活用する
通信環境が悪くて接続が切断したりすると、情報がうまく表示されない場合があります。こうした場合は、フライトモードに設定してしばらく時間をおいてみるよいでしょう。
時間がたてば通信状況が改善して、位置情報が正しく表示されるようになる場合もあります。
アプリや端末の位置情報を許可する
インスタグラムで投稿に位置情報を表示するには、インスタグラムに位置情報へのアクセス権限が付与されている必要があります。
すでに説明したとおりですが、位置情報についてはデバイスとしてGPS情報の公開を許すか、各アプリごとに位置情報の使用を許可するかの2つの点を確認することが必要です。
インスタグラムへの位置情報のアクセス権限の付与の手順は以下のとおりです。
iPhoneの場合
まず、iPhoneで位置情報サービスの利用をオンにします。
iPhoneのトップ画面で設定を開く→プライバシーを選択→位置情報サービスを選択→位置情報サービスをオン
次に、インスタグラムでの位置情報の公開をオンにします。
iPhoneのトップ画面で設定を開く→アプリ一覧からインスタグラムを選択→位置情報を選択→このアプリの使用中のみ許可を選択
Androidの場合
まず、Androidで位置情報サービスの利用をオンにします。
端末によって設定方法は異なりますが、設定メニューの位置情報に関する項目を探し、位置情報の利用をオンにします。
次に、インスタグラムでの位置情報の公開をオンにします。
デバイスの設定を選択→位置を選択→インスタグラムを選択→アプリの権限を選択→位置情報を選択→許可に該当する項目を選択
アップデートを行う
デバイスのOSや、インスタグラムアプリのが最新のバージョンでないことが原因で、位置情報がうまく表示できないことも考えられます。
この場合は、端末やインスタグラムアプリのそれぞれを最新バージョンにアップデートしてみてください。
以前できた位置情報の新規作成は現在不可
以前のバージョンのインスタグラムには、フォトまっぷという機能が踏査されていて、位置情報を添付した投稿をインスタグラムの地図上に表示することができました。
しかし、現在では廃止されており、位置情報としては、投稿時に表示されるスポット一覧から選択することしかできなくなっています。
個人情報を流出させないために注意したいポイント
インスタグラムでは個人情報の保護には気を配っており、不通に投稿したり閲覧したりしていれば、個人情報が流出することはありません。
しかし、インスタグラムでは写真やキャプション、位置情報などからも、自分の住所や自宅など、個人情報を特定されてが身バレするのリスクが考えられます。
以下では、個人情報を流出させないために気を付けるべきことを説明します。
自宅周辺での撮影や写真
インスタグラムに投稿する写真や動画などが自宅周辺に集中してしまうと、それれの投稿から自宅などを推測されてしまうことがあります。
自分では気が付かなくても、写真内に目汁となるランドマークが映り込んだりしていることで、住所を公開している範囲よりより詳細に推測されてしますのです。芸能人などの住所や住まいがばれるのはこうしたケースが多いとの報告もあります。
位置情報をオフ
スマホやデジカメなどに撮影した写真には、Exifデータという情報が写真に付加されています。このデータは、露出や焦点などに関するデータが中心なのですが、位置情報や日時も記録されています。
インスタグラムでは、投稿写真については、投稿時にExifデータは削除されて公開されないようになっています。しかし、インスタグラムのバグなどで誤って公開されるリスクも気になるようであれば、デバイスの位置情報をオフにしておくのがよいでしょう。
まとめ
インスタグラムでは、投稿に位置情報を追加することが可能となっています。位置情報を追加することで、ほかのインスタユーザーから投稿写真などにより興味をもってもらえ、言い値をよりたくさんもらえることにもつながるかもしれません。
本気事では、インスタグラムの投稿に位置情報を追加する方法、位置情報を取り扱う際の留意点などを説明してきました。本記事を参考に、インスタグラムでも位置情報を活用してみてください。