皆さんはパルワールドでマルチプレイをしたことがありますか?
ワールド招待や公式専用サーバー、自宅サーバー、レンタルサーバーなどマルチプレイの方法はいくつかあります。
今回はパルワールドでマルチプレイで何ができるかと、種類ややり方について解説します。
パルワールドのマルチプレイでは何ができる?ソロとの違いやメリットとは?
パルワールドをマルチプレイでプレイすると何ができるのでしょうか?
また、ソロとの違いやマルチプレイでのメリットも解説します。
戦闘や建築などが楽にできる
パルワールドのマルチプレイではソロと違って人数の分だけできることが増え、建築や戦闘などで協力プレイすることが可能です。
強力なフィールドボスとの戦闘の際も多人数で挑戦することにより捕獲や討伐などがしやすくなります。
ボスは復活しますが、ボスを捕獲できるのは戦闘ごとに1人に限られるので、どの人が捕獲するか事前に相談しておくとよいでしょう。
拠点作成の資材の確保や拠点の建築作業もマルチプレイでは分担して効率的なプレイが行えます。
マルチプレイなら便利になるテクノロジー機能
パルワールドのキャラクター育成によるテクノロジーポイントでは、レベル上限までのポイントを全て使ってもゲーム内のテクノロジーを全てアンロックすることはできません。
技術書系のアイテムを使うことによって、テクノロジーポイントを追加で手に入れることができ、全てのテクノロジーをアンロックできますが、時間がかかってしまいます。
パルワールドのマルチプレイではテクノロジーのアンロックを分担できることによって、すべての設備を簡単に揃えることが可能です。
また、パルワールドのテクノロジー機能ではキャラクターのレベルによって強力なアイテムをアンロックすることが可能ですが、マルチプレイなら自分のレベルが低い場合でも強力な武器を高レベルの人に作成してもらうことができます。
拠点を共有できるギルド機能
パルワールドではギルド機能があり、デフォルト設定の場合は最大20人までメンバーにすることができます。
同じギルドに入ることによってギルドの拠点がファストトラベルとなり、自由にワープすることができます。
ギルドへの入り方は同じワールド上でギルドマスターの近くへ行き「ギルドへ加入する」と表示が出た状態でFキーを長押しすることで加入申請を送ることができます。
ギルドマスターは加入申請を承認することでギルドメンバーを増やします。
拠点にあるチェストの資材と拠点のパルがギルドの共有物となります。
チェストの中の資材等は自身のインベントリ内になくても、建築やアイテム作成に使うことができます。
拠点のパルは自由に持っていくことが可能で、自身のパルを拠点に預けておくこともできます。
チェストの近くでVキーを押し、セキュリティ設定を行うことでパスワードをかけることが可能です。
セキュリティ設定をしたチェストは同じギルド内でも共有されなくなるので個人のアイテムの保管に適しています。
マルチプレイするときに注意する点
パルワールドでは異なるサーバーに入るとキャラクターが新規作成となります。
また、別のサーバーでプレイし始める場合はレベル1からのスタートとなります。
パルワールドのマルチプレイでは、参加しているプレイヤーが全員寝ていないと夜をスキップすることができません。
なので、夜から朝にスキップしたい場合はプレイヤー全員のベッドを用意して同じタイミングで寝る必要があります。
パルワールドの公開サーバーでは不特定多数の人が参加できるので荒らし行為をするユーザーが少なからず存在します。
また、チート行為などによる被害もあるようですので、荒らし行為を受けたくない場合は自身のサーバーを用意してプレイするとよいでしょう。
パルワールドのマルチプレイの種類とメリット・デメリットは?
前章ではパルワールドのマルチプレイではいったい何ができるのかを解説しました。
この章ではパルワールドのマルチプレイの種類について解説していきます。
マルチプレイの種類には、
- ワールドに招待する
- 公式専用サーバー
- 自宅サーバー
- レンタルサーバー
の4つが挙げられます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを順番にみていきましょう。
手軽にマルチプレイができる「ワールドに招待」
作成したワールドに招待してマルチプレイで手軽で簡単に遊べます。
メリットとしては、招待の手順が簡単なこと、無料でマルチプレイ可能、設定変更が自由にできるといったことが挙げられます。
デメリットとしては、ワールドの作成者(ホスト)がプレイしていないとワールドに入れない、比較的ハイスペックなパソコンが必要、最大4人までのプレイといったことです。
パルワールドでワールドに招待するだけでマルチプレイを簡単に始めることができます。
ホストがそのワールドにログインしていないと他のプレイヤーは入れません。
マルチプレイするタイミングを合わせる必要があるため、自由度は下がります。
また、ワールドの処理がホストのパソコンに集中するのでホストのパソコンがハイスペックである必要があります。
手軽にできるが不特定多数のプレイヤーが参加可能な「公式専用サーバー」
パルワールドでは誰でも入れる公式専用サーバーが用意されています。
メリットとしては、手順が簡単でコストがかからず最大32人までプレイ可能といった点が挙げられます。
デメリットとしては、まったく知らないプレイヤーも参加しており、設定の変更も不可、参加人数や時間帯によってはラグが発生することがあります。
公式専用サーバーではパルワールドの全プレイヤーが参加することが可能となっています。
1つのワールドを全く知らないプレイヤーと共有してプレイするため、設定を好きなように変更することはできなくマルチプレイとしての自由度は低いです。
公式専用サーバーの参加人数が多くなったり、インターネット回線の混み具合によってラグやカクツキが発生しやすくなります。
手順は簡単ですがお試しでマルチプレイをする以外は他の方法を使う方が良いでしょう。
手順が難しいが大人数でプレイできる「自宅サーバー」
自身のPCをパルワールドのサーバー(自宅サーバー)にしてマルチプレイをすることもできます。
メリットとしては、32人以上でも遊ぶことができる点とゲームの設定を自由にいじれる点が挙げられます。
デメリットとしては、手順が比較的難しいこと、自分のPCへアクセスできるようにするためセキュリティのリスクが高まること、ハイスペックのパソコンが必要になることが挙げられます。
パルワールドを自宅サーバーでマルチプレイすると、32人以上で遊ぶことが可能でさらにゲーム内の設定も自由に変更することができます。
ただし、手順が比較的難しく、ファイアウォールの設定を変更したり、ポート開放をする必要があったりとサーバーの知識が必要になります。
また、ファイアウォールの設定変更やポート開放はセキュリティリスクを高めることにもなるので、サーバーに関する知識があるか、これからサーバーのことを勉強したいという人以外にはおすすめできません。
料金がかかるが24時間大人数でプレイできる「レンタルサーバー」
レンタルサーバーを借りてパルワールドのワールドを設置し、そこへ接続することでマルチプレイをする方法があります。
レンタルサーバーでは先ほど紹介した自宅サーバーをレンタルするようなイメージです。
レンタルサーバーならセキュリティリスクも抑えられ、レンタルサーバーの会社によっては簡単にパルワールドのワールドを設置することができます。
メリットとしては、24時間プレイ可能、32人以上でもプレイ可能、ゲーム内の設定変更も自由という点が挙げられます。
デメリットとしては、レンタルサーバーの利用料が発生してしまうことです。
レンタルサーバーは基本的に24時間稼働していますので、いつでもアクセスしてプレイすることが可能です。
また、自宅サーバーと同じく、32人以上でのプレイも可能でゲーム内の設定も自由に変更することができます。
レンタルサーバーはパルワールドでマルチプレイするのに一番おすすめ方法となります。
パルワールドのマルチプレイのやり方とは?
前章ではパルワールドのマルチプレイの種類について解説しました。
この章では実際にパルワールドでマルチプレイする方法を紹介します。
ワールドに招待してマルチプレイするやり方
ワールドに招待してマルチプレイをする手順は以下の通りです。
ホスト側の手順
- ホスト側のPCでパルワールドを起動します。
- 「ゲームを開始する」をクリックして「新規ワールドを作成する」をクリックします。
- ワールド名を入力して「マルチプレイ」をオンにして「確定」をクリックします。
- 確認画面が表示されるので「はい」をクリックします。
- キャラクター設定が完了させて「ゲームを開始する」をクリックします。
- 確認画面が表示されるので「はい」をクリックします。
- ワールドに入れたらESCキーを押してオプション画面を表示します。
- 招待コードをコピーします。横にある紙のアイコンを押すとコピーできます。
- 招待コードをマルチプレイする人に共有します。
ゲスト側の手順
- ゲスト側のPCでパルワールドを起動します。
- 「マルチプレイに参加する(招待コード)」をクリックします。
- ホストから共有された招待コードを入力します。
- 「確定」をクリックしてワールドに入ります。
公式の専用サーバーに参加してマルチプレイするやり方
公式専用サーバーに参加する手順は以下の通りです。
- パルワールドを起動して「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリックします。
- 実験中の機能についての確認が表示されるので「OK」をクリックします。
- 「Server Type」の部分を「JP」にします。
- 好きなサーバーを選びます。
Ping(応答速度)が低いサーバーを選ぶことで快適にプレイできます。
また、プレイ人数が少ないサーバーを選ぶことでも快適にプレイできます。 - サーバーを選ぶと確認画面が表示されるので「はい」をクリックします。
- 「ゲームを開始する」をクリックします。
- キャラクター作成の確認画面が表示されるので「はい」をクリックします。
自宅サーバーを構築してマルチプレイするやり方
自宅サーバーでマルチプレイする手順は以下の通りです。
自宅サーバーの構築方法
- Steamを起動します。
- 「ライブラリ」を開きます。
- 「ゲーム」タブを開いて「ツール」にチェックを入れます。
- 「Palworld Dedicated Server」を選択して「インストール」をクリックします。
- インストールが完了したら「Palworld Dedicated Server」を起動します。
- 起動したら「Palworld Dedicated Serverをプレイ」にチェックを入れて「プレイ」をクリックします。
- コンソールが開いて「Setting breakpad minidump AppID =******」となっていればサーバーの構築は完了です。
友達に接続してもらう際には「確認くん」などでグローバルIPアドレスを確認して教えておきましょう。
ポート番号はデフォルトで「8211」となっています。
自宅サーバーへ参加する方法
- パルワールドを起動して「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリックします。
- 画面下部にある入力ボックスに「サーバーのアドレス:ポート番号」を入力して接続をクリックします。
サーバーのアドレスは自分のパソコンで自宅サーバーを稼働している場合は127.0.0.1で入れますが、他のPCへアクセスするにはグローバルIPアドレスを教えてもらう必要があります。
接続できない場合はファイアウォールの設定やポート開放の設定が必要になります。
レンタルサーバーを借りてマルチプレイするやり方
レンタルサーバーを借りてマルチプレイする方法は以下の通りです。
- レンタルサーバーを契約して借ります。
- サーバーの設定をしてパルワールドのサーバーを起動します。
テンプレートが用意されていればサイトの指示にしたがって簡単にできます。 - パルワールドを起動して「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」をクリックします。
- 画面下部の入力ボックスに「サーバーのIPアドレス:ポート番号」を入力します。
- 「接続」をクリックします。
- レンタルサーバーのIPアドレスとポート番号を友達に共有してマルチプレイします。
まとめ
今回はパルワールドのマルチプレイで何ができるのかとマルチプレイの種類とやり方について解説しました。
パルワールドのマルチプレイでは、
- 戦闘や建築が楽になる
- テクノロジー機能が便利になる
- ギルド機能で拠点を共有できる
といったことができます。
マルチプレイ時の注意点として、
- 違うサーバーに入るとキャラが新規作成
- 違うサーバーに入るとレベル1からのスタート
- マルチプレイでは全員が寝ないと夜のスキップができない
- 公開サーバーでは荒らし行為が発生することがある
などを紹介しました。
マルチプレイの種類として、
- ワールドに招待
- 公式専用サーバー
- 自宅サーバー
- レンタルサーバー
の4つを紹介しました。
ワールドに招待では、最大4人まででホストがプレイしていないと参加できません。
公式専用サーバーでは、最大32人までで不特定多数のプレイヤーが参加してきます。
自宅サーバーでは、32人以上でプレイ可能ですがハイスペックなパソコンが必要で手順も比較的難しくなります。
レンタルサーバーでは、32人以上、24時間参加可能なサーバーを構築できますが利用料金がかかってしまいます。
少人数で遊ぶならワールドに招待、5人以上で遊ぶならレンタルサーバーがおすすめです。