迷惑な勧誘やセールス、あるいは面倒くさい相手からの電話、思わずイラッとしますよね。仕事や家事を着信で邪魔されるのは、誰だって気分を害するもの。今回は、そんな嫌な電話を拒否するサービスのご紹介です。
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しつこい勧誘やセールスなど、迷惑な電話というのは昔から世の中に存在しました。
しかし、携帯電話が急速に普及し1人に1台が当たり前になった今の時代、迷惑電話により被る時間の無駄は、固定電話しかなかった時代の比ではないでしょう。
仕事中や家事に忙しい最中に、突然の着信。何かと思って出てみたら、興味のないセールスの電話だった。
せっかく生活を豊かにしてくれるはずのスマートフォンを持っていても、こんな電話を受けてしまったら、テンションガタ落ちも良いところです。
そこで今回は、そんな電話を拒否するための秘密兵器「着信拒否サービス」をご紹介します。
目次
iPhoneでもAndroidでも共通で使える、キャリアの着信拒否サービス
まだiPhoneやスマートフォンが登場するはるか以前、ガラケーがまだ白黒液晶だった頃から、利用者にとって悩みの種となっていたのが、迷惑な電話の存在でした。
そんな迷惑電話への対策として、キャリアが用意したのが「着信拒否サービス」でした。
意外と古い歴史をもつこの「着信拒否サービス」。現在は一体どのような内容なのでしょうか?
ここからは、キャリア毎にそれを追っていきましょう。
ドコモの場合
ドコモの場合、「迷惑電話ストップサービス」というサービス名で提供されています。
他社が有料サービスとして展開する中、ドコモは太っ腹で何と無料です。
その上、ドコモで契約すると自動的に付いてくるサービスの為、サービス利用前の申込み手続きも必要ありません。
また、他2社と異なり、ドコモのWebサービス上からも着信拒否登録が可能な為、いちいち専用ガイダンスに電話を掛けなくても良い部分も便利です。
反面、登録時にネットワーク暗証番号を求められるなど、少し不便な点もあります。
サービス内容
- 拒否できる電話番号の数:最大30件
- 非通知設定の拒否:◯
- 手動で拒否したい電話番号を登録:◯
- Webからの拒否番号登録:◯
- 144へダイヤル
- ネットワーク暗証番号を入力する
- 「1」を選択(拒否する電話番号を登録する)
- 「2」を選択(電話番号を指定して登録する)
- 登録したい電話番号を入力
- 登録完了のガイダンスが流れたら、「#」を押して電話を切る
設定方法(その他)
直前に着信した電話番号(非通知含む)を登録することもできます。
設定する場合は、144へダイヤルした後、ガイダンスに沿って操作を行ってください。
また、スマートフォンのdメニューやWebサイトのMy docomoからも設定が可能です。
■注意点■
こちらの情報は2016年12月現在のものです。
サービスの内容や操作方法は、随時変更される可能性があります。
最新の情報は、NTTドコモ HP をご確認ください。
auの場合
auの場合、そのものズバリ「迷惑電話撃退サービス」という名称で提供されています。
通常、月額100円(2016年12月現在)の有料サービスですが、スマートフォン契約時に加入を勧められる「電話きほんパック」「電話きほんパック(V)」に加入中の場合は、追加料金なしで利用可能です。
サービス内容
- 拒否できる電話番号の数
- iPhone6以降/Androidスマートフォン(VoLTE対応機):最大30件
- それ以外:最大10件
- 非通知設定の拒否:◯
- 手動で拒否したい電話番号を登録:☓
- Webからの拒否番号登録:X
■注意点■
auの場合、直前に掛かって来た番号しか登録できないので、その都度登録する必要があります。
なお、こちらの情報は2016年12月現在のものです。
サービスの内容や操作方法は、随時変更される可能性があります。
最新の情報は、au HPをご確認ください。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合、「ナンバーブロック」という月額100円(2016年12月現在)の有料サービスとなっています。
サービス内容
- 拒否できる電話番号の数:最大20件
- 非通知設定の拒否:◯
- 手動で拒否したい電話番号を登録:◯
- Webからの拒否番号登録:×
設定方法(その他)
直前に着信した電話番号(非通知含む)を登録することもできます。
設定する場合は、144へダイヤルした後、ガイダンスに沿って操作を行ってください。
■注意点■
こちらの情報は2016年12月現在のものです。
サービスの内容や操作方法は、随時変更される可能性があります。
最新の情報は、ソフトバンクHP をご確認ください。
番号拒否で流れるアナウンスの種類
docomoで流れるアナウンス
docomoのアナウンスは〝おかけになった電話番号への通話はおつなぎできません。〟の1種類のみです。
auで流れるアナウンス
auのアナウンスは〝おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりおつなぎできません〟の1種類のみです。
SoftBankで流れるアナウンス
Softbankはキャリアの中でも唯一複数のアナウンスから選択することができるシステムです。
- 「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりお繋ぎできません。」
- 「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。」
- 「この電話はお受けできません。」
- 「この電話はお繋ぎすることができません。」
- 「この電話はお客さまのご都合によりお繋ぎできません。」
- 「せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません。」
- 「電話番号をお間違えではないですか?この電話はお繋ぎできません。」
- 「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりお繋ぎできません。」
- 「This is SoftBank. By the customer's request, this call can not be completed.」
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