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iPhone7のサイズを歴代と比較!使えるケースは?

2019年4月20日

iPhone7のサイズを歴代モデルと比較!実際の持ちやすさや外面の大きさをレポート!使用中のケースは使い回せるのか使えるケースのサイズも紹介しています。さらに他社スマホから切替時に重要なSIMカードの大きさについても解説しています。

歴代のiPhoneとのサイズを比較

早速、歴代のiPhoneとiPhone7のサイズを比較していきましょう。
比較するのは、iPhoneSEからiPhone7までの「6シリーズ」です。

まずは、写真で6つのiPhoneシリーズのサイズ感を比較してみましょう。

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出典:https://www.apple.com/jp/iphone/compare/

写真でそれぞれのiPhoneを見てみると、iPhone7はiPhone6や6sと似たような大きさで、iPhone6 Plusや6s Plusよりもコンパクトであることが分かります。

次に、各iPhoneの「液晶画面サイズ」「高さ」「幅」「厚さ」「重量」を、以下の比較表で確認してみましょう。

  液晶画面サイズ 高さ 厚さ 重量
iPhone7 4.7インチ 138.3mm 67.1mm 7.1mm 138g
iPhone6 4.7インチ 138.1mm 67.0mm 6.9mm 129g
iPhone6 Plus 5.5インチ 158.1mm 77.8mm 7.1mm 172g
iPhone6s 4.7インチ 138.3mm 67.1mm 7.1mm 143g
iPhone6s Plus 5.5インチ 158.2mm 77.9mm 7.3mm 192g
iPhoneSE 4インチ 123.8mm 58.6mm 7.6mm 113g

上記比較表からも分かるように、iPhone7の「液晶画面サイズ」は、iPhone6やiPhone6sと同じ大きさとなっています。

その他、iPhone本体の「高さ」や「幅」「重さ」といったサイズ感も、iPhone6・6sとほとんど同じです。
特にiPhone6sとは、「液晶画面サイズ」「高さ」「幅」「厚さ」まで全く一緒で、「重量」だけがiPhone7の方が軽い仕様となっています。

使い心地の比較で言うと、「iPhoneSE」や同系統の「iPhone5s」に使い慣れている方にとっては、サイズ感は少々大きく感じるかもしれません。
その一方で、「iPhone6 Plus」や「iPhone6s Plus」を利用していた方からすると、iPhone7は「性能が上がる」上に、サイズはコンパクトで軽くなるので非常に魅力的なのではないでしょうか。

iPhone7を実際に持ってみた時の大きさ

「iPhoneの写真やサイズの数字を見てもいまいちよく分からない。実際にiPhone7を持った人の感想を知りたい!」という方のために、実際にiPhone7を持ってみた感想をお伝えします。

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実際にiPhone7を持ってみると、上記表でもあったように「iPhone6・6sとほとんど同じサイズ」であるため、iPhone6・6sとの違いはほとんど感じられませんでした。

iPhone5sやiPhoneSEのような「コンパクトサイズが魅力」だったシリーズを使っていた方の中には、「大きいサイズになると手から落ちそう」という不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

確かに最初は、大きいサイズのiPhoneに戸惑うかもしれませんが、使っているうちに確実に慣れます。
私自身、iPhone5sからiPhone6s(iPhone7とほとんど同じサイズ感)に機種変更した経験がありますが、3日くらいでサイズの大きさは気にならなくなりました。

iPhoneを落としてしまうことも基本的にはありません。

iPhone7のSIMサイズは?

続いて、「SIMフリー版のiPhone7を使いたい方・格安SIMを契約してiPhone7を使いたい方」に向けて、iPhone7の「SIMサイズ」について解説していきます。

iPhone7のSIMカードサイズは「nanoSIM」

iPhone7のSIMサイズは「nanoSIM」となっています。
ちなみに、iPhone7と同日に発売された「iPhone7 Plus」のSIMカードサイズも同じく「nanoSIM」です。

そのため、SIMフリーのiPhone7を購入し、そこに「格安SIM」で契約したSIMを挿入しようと思っている方は、iPhone7が「nanoSIM」に対応していることをしっかりと把握しておきましょう。

SIMカードの挿入や取り外しに関しては、「【iPhone/iPad】SIMカードの取り出し方のコツと入れ方」で詳しく解説しています。

もし格安SIMの契約時に誤ったSIMサイズを選択してしまい、すでに自宅に郵送されてきている状態の場合には、「交換手数料」などが必要となってしまう可能性があるので、SIM購入時には注意が必要です。

[icon image="finger1-b"] 格安SIMの選び方とおすすめ比較ランキング!口コミ評判

nanoSIMは様々な機種に使える

iPhone7やiPhone7 Plusに対応している「nanoSIM」ですが、このSIMカードサイズは非常に汎用性が高いです。

そもそもSIMカードのサイズは3種類の分類でき、それぞれ「標準SIM(miniSIM)」「microSIM」「nanoSIM」となっています。

近年発売されている端末で「標準SIM(miniSIM)」を利用しているものはほとんどなく、「microSIM」か「nanoSIM」のどちらかを利用しています。

ちなみに、iPhone7で使用されている「nanoSIM」は、以下の端末にも使われています。

nanoSIMが使用されている端末

  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s
  • iPhone 5c
  • iPhone 5
  • iPad (第6世代)
  • iPad (第5世代)
  • iPad Pro
  • iPad Air 以降
  • iPad mini 以降

このように、「nanoSIM」は汎用性が非常に高いため、iPhone7から他のシリーズへ機種変更する際にも、そのまま同じSIMカードを利用することが可能となります。

写真のサイズや画質は?液晶画面のスペック

次に、iPhone7のカメラ性能・画質・液晶画面などのスペックについてまとめていきます。
こちらも、過去のiPhoneシリーズと比較してみましょう。
ここでは、iPhone6s Plus・iPhone6sと比較します。

  iPhone7 iPhone6s Plus iPhone6s
液晶画面
スペック
・1,334x750ピクセル解像度
【326ppi】
・広色域ディスプレイ
・3D Touch
・最大輝度625cd/m2(標準)
・1,920x1,080ピクセル解像度
【401ppi】
・フルsRGB規格
・3D Touch
・最大輝度500cd/m2(標準)
・1,334x750ピクセル解像度
【326ppi】
・フルsRGB規格
・3D Touch
・最大輝度500cd/m2(標準)
メインカメラ 1,200万画素
ビデオ撮影 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
カメラ機能 ・光学式手ぶれ補正
・最大5倍のデジタルズーム
・写真とLive Photosの広色域キャプチャ
・クアッドLED True Toneフラッシュ
・光学式手ぶれ補正
・最大5倍のデジタルズーム
・True Toneフラッシュ
・最大5倍のデジタルズーム
・True Toneフラッシュ

iPhone7の「液晶画面解像度」や「メインカメラの画素数」「ビデオ撮影」などのスペックは、「iPhone6s」とほとんど同じです。
ちなみに、「液晶画面の解像度」だけは、iPhone6s Plusの方が優れています。

iPhone7が他2種のiPhoneと比べて優れているポイントは、「(画素数以外の)液晶画面のスペック」や「カメラ機能」です。
iPhone7はiPhone6s Plus・6sと比べて、「最大50%」も明るく撮影することが可能で、コントラストのハッキリとした写真を撮影できます。
また、液晶画面の「最大輝度」も他2種類よりも性能UPしています。

iPhone7ケースや保護フィルムのサイズ

「iPhone6sからiPhone7」に機種変更しようと検討されている方や、すでに機種変更した方の中には、「iPhone6sで使用していた『ケース』や『保護フィルム』を使いまわすことができる?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

大まかに言うと、iPhone7とiPhone6s・iPhone8のサイズは「ほとんど同じ」なので、「高さ:138mm / 幅:67mm」程度のケースであれば、iPhone6s用・iPhone8用と同じものも使用できます。

しかし、「細かい部分」で不具合が生じます。

その理由は、「iPhone7からイヤホンジャックが廃止された」「カメラレンズの位置が違う」「イヤースピーカーが大きくなっている」からです。

iPhone7ではイヤホンジャックが廃止されているため、iPhone6sのケースを利用すると、「イヤホンジャックを保護する部分」が邪魔になってしまいます。

また、iPhone6sとiPhone7の「カメラレンズ位置」が若干異なる位置にあるため、「ケースがカメラレンズの邪魔をしてしまう」可能性があります。

そして、iPhone7は「イヤースピーカー(電話する際に耳を当てる部分)」が大きくなっています。
そのため、iPhone6sの保護フィルムを使うと「イヤースピーカー」の邪魔をしてしまうことになります。

これらの理由から、iPhone7に機種変更する場合は、しっかり「iPhone7用」のケース・保護フィルムを利用するようにしてください。

まとめ

今回は、「iPhone7のサイズ」に焦点を当てて解説してきました。

「これからiPhone7に機種変更しよう」と思っている方や、「iPhone7を利用してみたいけどサイズ感に不安がある・iPhone7の使いやすさを知りたい」という方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

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