こんにちは、Apple Geeks Laboライターのなおたろです!今回はiPhoneのSIMカードを入れ替えするとデータはどうなるのかについて調査しました。
スマホでは全てSIMカードを挿入しないと、3G/4G回線を利用した通信ができないようになっています。
当然iPhoneにもSIMカードのスロットが搭載されているんですが、格安SIMなどを契約するとSIMカードを入れ替える場面に遭遇する事になると思います。
そんな、SIMカードを入れ替えるという作業を行うとき、データはどうなるの?何が起こるの?という、気になる疑問について調査してみました!
この記事の目次
iPhoneのSIMカードを入れ替える前に知っておきたい注意点とは?
SIMカードを入れ替えるにはSIMカードスロットを開けてSIMカードを取り出す必要があります。
SIMカードがうまく取り出せない!という時には、無理をしてしまうと最悪iPhoneが破損してしまう可能性もあるので、強行突破を試みる前にこちらの記事を参考にしてみてください。
iPhoneのSIMカードが取り出せない時に試したい3つのコツとは?
あらかじめ伝えておくと、SIMカードを入れ替えることでiPhoneに保存しているアプリや写真、音楽などのデータが消えたり入れ替わるという事はありません。
ただし、SIMカードは契約している回線についての情報(電話番号など)が記録されているもので、通信を行う上で非常に重要なものです。
SIMカードを抜いている間は通信を行うことができませんのでご注意を。
SIMカードを入れ替えると何が変わるの?データはどうなる?
SIMカードには回線についての契約情報が記録されています。
そして、アプリや写真、音楽などのその他のデータは全てiPhone本体に記録されています。
SIMカードを入れ替えるということは、契約している回線についての情報が新しいものに入れ替わるということになるので、古いSIMカードに記録されていた電話番号やメールアドレスではなく、新しいSIMカードに記録されている電話番号やメールアドレスにもとづいて通信が行われるようになります。
ただし、受信したメールや通話履歴はiPhone本体に記録されたデータなので、SIMカードによって内容を入れ替えることはできません。
ソフトバンク、au、ドコモ、キャリアが違うと何が変わる?
SIMカードはソフトバンク、au、ドコモなど、キャリアによってカードが異なります。
サイズとしては同じもので、どのキャリアのSIMカードもさしこむことができますが、通信に使用する電波が少しずつ異なります。
そのため、今までは原則として端末を購入したキャリアと異なるキャリアのSIMカードをさして使うという使い方はできませんでした。
ところが、2015年5月1日以降に購入したスマホでは、手続きを行うことによってSIMロック解除を行うことができます。
SIMロックを解除すると、端末を購入したキャリアと違うキャリアのSIMカードをさしこんでも使えるようになりますが、手続きを済ませない限りはSIMロックがかかっていますので、異なるキャリアのSIMカードを使うことはできません。
逆に言えば、同じキャリアのSIMカードなら手続きなしに入れ替えて使うことができます。
たとえば、ドコモで契約したiPhone本体が壊れてしまった場合でも、SIMカードを取り出して、知人のドコモユーザーのスマホを借りて自分のSIMカードをさせば、自分の電話番号から電話をかけるということができます。
まとめ
いかがでしたか?
SIMカードを入れ替えるということで何か大切なデータが消去されるというようなことはないので安心してくださいね。
ただし、新しいSIMカードにさしかえる場合は、キャリアによってはSIMロック解除手続きを行う必要があります。
格安SIMとよばれる各キャリアも、使っている電波によってドコモ系列、au系列、ソフトバンク系列に分かれます。
それぞれどの系列に属するのかを調べることで、SIMロック解除を行う必要があるのかどうか、判断する事ができますよ。