iPhone

AndroidからiPhoneに機種変更すると後悔する?しないための対処法

Androidユーザーだったけど、iPhoneも使ってみたい。

しかし結果的に、イメージと違い、変えたことを後悔する人もいるようです。AndroidからiPhoneへ機種変更して後悔する場合、いくつかのパターンがあります。

この記事ではAndroidとiPhoneそれぞれのメリットやデメリット、移行するときに失敗しやすいポイントなどを分かりやすくご紹介します。

事前に知っておけば、失敗する可能性を減らすことができるでしょう。

目次

AndroidからiPhoneに変えて後悔するのはどんなこと?

日本ではiPhoneが7割近くと、スマホ市場では圧倒的なシェアを誇っています。しかし中にはAndroidのユーザーから新しくiPhoneに乗り換える人も一定数います。

そのときに「iPhoneなんかに変えなければよかった!」と後悔する人もいるようです。

「AndroidからiPhoneに変えて後悔した理由」の主な理由には以下のようなものがあります。

①iPhoneは端の値段が高い

まずは価格面でのAndroidからiPhoneへ機種変更した際に公開することとしては、iPhone端末の価格が高いことです。

現在のiPhone端末の最新機種だと10万円以上になっており、一方でAndoroidだと安価で5万円以下のスマートフォンが多くあります。

②アプリの数がAndroidより少ない

AndroidとiPhoneの大きな違いに「登録アプリの数」があります。登録数だけをみるとAndroidの方が圧倒的に(倍以上)多いのが現状です。

アプリはスマホ利用の大きなポイントなので、操作性や機能が重要になります。

ただ、アプリは使いやすさや操作の慣れの問題もあるので、数が多ければいいというものでもありません。また、LINEやメルカリなどの主要アプリについては、AndroidでもiPhoneでも使えるものがほとんどです。

③iPhoneではSDカードが使えない

スマートフォンで写真や動画を撮ることが多い人は、スマートフォンのストレージサイズは気になる点の一つかと思います。

Androidの場合だと本体に付属しているストレージサイズと合わせてSDカードを挿入することでストレージを大きくすることができます。しかしiPhoneの場合は、SDカード等の追加ストレージに対応していないので、ストレージが一杯になったらデータ削除等が必要です。

④iPhoneではマルチウィンドが使えない

マルチウィンドウとは、複数のアプリを画面上に並べて表示させる機能です。GALAXYなどの端末ではマルチウィンドウが可能です。画面を分割することで切り替えずに作業できるなどのメリットがあります。

iPhoneはマルチウィンドウが使えません。そのため、GALAXYに慣れ親しんだユーザーからすると使いにくさを感じるかもしれません。

⑤Androidと比べてカスタマイズ性が低い

AndroidとiPhoneの最大の違いは「カスタマイズ性」です。

Androidはオープンソースのプラットフォームであるため、iOSよりも自由度が高く、カスタマイズの選択肢が豊富にあります。

Androidデバイスでは、ホーム画面の見た目からスマホの操作性まで、ほぼすべてをカスタマイズできます。しかしiPhoneは操作性とデザインの一貫性が特徴であるため、見た目やUI(ユーザーインタフェース)などを大きく変更することはできない場合がほとんどです。

⑥AndroidとiPhoneでは使える電子マネーが違う

電子マネーやタッチ決済もAndroidとiPhoneでは利用可能な種類に違いがあります。

iPhoneにはおサイフケータイ機能が使えません。しかし、クレジットカードのタッチ決済についてはiPhoneの方が利用可能な種類が多いものもあります。

Androidスマホのおサイフケータイ機能で電子マネーを使っている場合は、機種変更する前に使い切っておきましょう。

また、モバイルSuicaはApple Payでも使えて、引き継ぎも可能です。

⑦データの移行が大変

AndroidからiPhoneへのデータ移行は、基本的に手作業で行うため、データの数が多い場合は大変な作業になります。

通信環境や移行するデータ量によって違いますが、通信環境が不安定でデータ量が多い場合は数時間かかることもあります。

時間に余裕を持って行いましょう。また、データ移行時にエラーが発生する恐れがあるため、Androidスマホ内のデータをバックアップしておくと安心です。

⑧充電ケーブルが専用(以前の機種)

スマートフォン本体を充電するための端子には種類があります。今はUSB(タイプC)が主流で、iPhoneでも(現在)最新のシリーズ「15」からはUSB-Cが採用されました。

しかし、シリーズ「14」以前のiPhoneでは充電端子に「Lightning(ライトニング)」という専用端子が使われているため、通常のUSBケーブルでは充電できません。

iPhoneを充電するためだけにライトニングケーブルを持っておく必要があるのでケーブル類を管理する面倒が増ることはiPhoneのデメリットといえるでしょう。

⑨機種の選択肢が少ない

iPhoneは日本ではトップシェアのスマートフォンになっていることから、AndroidからiPhoneへ機種変更すると人とスマートフォンが被ってしまうことが良くあります。

またiPhoneユーザになると上記のような理由でずっとiPhoneを利用し続けることになり、機種の選択肢が狭まる可能性があります。

⑩SNSのデータは消えてしまう

AndroidからiPhoneへ機種変更して一番後悔することとしては、データ移行が上手くできず今までのSNSデータが消えてしまうことです。

SNSデータには、思い出や大事なデータがたくさんある人がほとんどです。上手くAndroidからiPhoneへデータ移行できず、SNSデータが消えてしまったという声はよく目にするので、特に注意する必要があります。

逆にiPhoneのほうがAndroidより良くなること

iPhoneのデメリットばかり挙げてきましたが、iPhoneのほうが優れている面もあります。だからこそ日本ではiPhoneユーザーが半数を超えているのです。

以下に、iPhoneのメリットAndroid端末よりも優れていると思われる点を挙げていきます。メリットとデメリットを比較して、自分にあった端末を選びましょう。

①処理が早く動作がスムーズ

まずは処理速度です。基本的にiPhoneは動作がスムーズです。

Android端末ではアプリをたくさん入れると、どれかが「悪さ」をしてだんだん動作が遅くなってしまう現象を体験した方も多いかもしれません。

iPhoneは使い続けても操作が重くなる現象が起こりづらいです。iPhoneはアプリなどの外部ソフトも全てAppleが管理しているためでしょう。

何年経ってもまったく動作が遅くならないというわけではありませんが、Androidよりは比較的にサクサク動くというイメージがあります。

②Androidに比べてバッテリーの持ちがいい

バッテリーの持続時間も、iPhoneに軍配が上がる、という意見もあります。特に最新機種ではバッテリーの機能はどんどん向上しています。

しかし、端末が利用できる持続時間は、本体バッテリー容量以外にも、アプリや電話などの消費電力にも影響を受けるので、状況によって変わります。一概にどちらの方がバッテリー持ちがいい、とはいえないかもしれません。

③操作がシンプルで簡単

iPhoneの最大の特徴は「感覚的な操作性」です。iPhoneは購入時に「取り扱い説明書」が付属しません。これは分厚い説明書を読む必要がないくらいにシンプルで感覚的にすることを徹底しているからです。

高齢者やスマートフォン初心者にはiPhoneの方が使いやすいかもしれません。Androidの操作性もそこまで難しくありませんが、iPhoneと比べるとカスタマイズできる分、かえって複雑になっている面は否めません。

④データ移行がスムーズで早い

Androidからiphoneに変える場合は、AndroidのデータをiPhoneに移行する必要があります。

AndroidとiPhoneは異なるデバイスなので、データの移行が少し複雑です。一方でiPhoneからiPhoneへのデータ移行は同じ機種なので、専用のソフトウェアを利用すれば比較的簡単にデータ移行をすることができます。

⑤OSのアップデートが全機種統一で分かりやすい

OSはコンピューターの「脳」にあたる部分です。OSには定期的なアップデートが必要ですが、iPhoneのほうが分かりやすい傾向があります。

Androidでは端末に複数のメーカーがあるため、アップデートの時期不定期だったり細かなアップデート回数が増える傾向があります。

対してiPhoneは全機種が統一してOSのアップデートが実施されるため、シンプルで回数も少なくなります。

定期的なアップデートの煩雑さが少なくなるのも、iPhoneの大きなメリットといえるでしょう。

⑥セキリュティはiPhoneの方が安全

最近ではキャッシュレス化や電子マネーを利用する機会が増え、スマートフォンのセキュリティ面に注目が集まっています。

iPhoneとAndroidではどちらの方がセキュリティ面が高いのでしょうか。実は、iPhoneの方がセキュリティ面が高く、安全にサービスを利用できるメリットもあります。

⑦高く売ることができる

そしてAndroidからiPhoneに変えるメリットとして、iPhoneの市場価値が高い点も大きな特徴です。

iPhoneは、古いバージョンの端末であっても比較的高価に売ることができます。これは先程のメリットとして紹介したシェア率の高さと半永久的なOSのアップデートが関係しています。なのでiPhoneを利用した後に自分でiPhone端末を売る人が多くいます。

Androidのデメリット

AndroidとiPhoneを比較したとき、Androidのデメリットは以下のようなものがあります。

  • 多くのメーカーから端末が出ているため、端末のスペックにバラつきがある
  • メーカーや機種によって操作性が異なる
  • 他社製品との互換性がなく、使えない機能がある
  • セキュリティ性が不安定
  • 画面の反応や切り替えスピードなどの使い心地も異なる。
  • 日本シェアが少ない
  • レアな端末では情報収集がしにくい

また、AndroidではiPhone特有の機能が使えなない、移行できないデータがある、Macとの互換性が下がるなどのデメリットもあります。

特にPCがMacを使っているユーザーは、Androidとの互換性が低く使いにくさを感じることが多いかもしれません。

AndroidからにiPhoneに乗り換えると快適になること

AndroidからiPhoneに乗り換えて、多くの人が快適に感じることをまとめたのが以下です。

  • シンプルで直感的な操作ができる
  • アップデートの手間が少なく、常に最新の状態が利用できる
  • 動作が速く、操作のストレスが少ない
  • 操作方法やおすすめアプリなどの情報を共有しやすい
  • カメラ性能が良い
  • セキュリティ面が優れている
  • MacやApple Watchなど、他デバイスとの同期がスムーズ
  • AirDropで簡単にファイルをシェアできる
  • 機種変更時の手間が少ない

iPhoneには多くのメリットがあります。

映画やアニメなどの動画をよく観る

後悔せずにAndroidからiPhoneに変えるのをおすすめする人の特徴としては、映画やアニメ好きな人の人は是非iPhoneへの機種変を検討してみてください。iPhoneは様々な動画配信サービスを利用できるようになっており、apple公式の動画配信サービスもあります。

スマートフォンで書籍を読む人

アニメや動画以外にもスマートフォンで電子書籍を読む機会が多い人にもiPhoneはおすすめされます。iPhoneは、「iBooks」というapple公式の書籍アプリもあります。「iBooks」のアプリを利用すると過去に読んだ本を管理して、いつでも読み返せるようになっています。

最近のゲームをするならiPhoneがいい

AndroidからiPhoneに変えるメリットとしても紹介しましたが、iPhoneはAndroidと比べると多くの種類のアプリがリリースされています。またAndroidよりも早くアプリを利用できることもあるため、最新のゲームや海外アプリを利用する人にとっては、iPhoneの方がおすすめされます。

AndroidからiPhoneへの正しいデータ移行の方法

AndroidからiPhoneに乗り換える際には、データの移行が必須です。

電話帳やSNSアカウントのデータ、ブラウザのお気に入りなどのデータを安全かつ簡単に引き継ぐためには、いくつかの方法があります。

専用アプリである「iOSに移行」を使えば、失敗もなくスムーズに移行ができるでしょう。

「iOSに移行」を使う

AndroidからiPhoneに変える際にデータ移行で後悔しない方法として最も一般的なのは「iOSに移行」というアプリを利用するものです。

「iOSに移行」とは、iOS へのデータ移行に特化したアプリケーションになっています。そのためAndroidからのデータ移行も容易にできるようになっています。

クラウドサービスを使う

iPhone クラウド

またAndroidからiPhoneにデータを移行する方法としては、クラウドサービスを活用する方法もあります。クラウドサービスを活用することでクラウド上にもデータを保管することができ、万が一データ移行に失敗した場合にもやり直しをすることができます。

キャリアごとにあるデータ移行のアプリを使う

また利用しているキャリアに合わせたデータ移行アプリを利用すると安全にAndroidからiPhoneにデータを移行することができます。

特に3大キャリアが提供しているデータ移行アプリは利用方法も丁寧に準備されているため、比較的失敗なくデータ移行することができます。

文書などのデータ移行はGoogleドライブを使う

スマートフォンのデータには、アプリだけではなくドキュメントや写真といったデータも多くあります。

そのようなデータの場合は、スマートフォンのデータ移行アプリを利用するよりもGoogleドライブ等のクラウドストレージを利用した方が、ストレージの節約にもなりおすすめです。

LINEアカウントの引継ぎはには気を付ける

スマートフォンの機種変更の際によくやってしまう失敗としては、LINEアカウントの引き継ぎが上手くできずLINEトークがすべて消えてしまうという失敗です。

LINE以外にもSNSのアカウント引き継ぎはそれぞれてじゅんがありますので、AndroidからiPhoneへ機種変更する際は注意してください。

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